頼もしい若者たちに助けられ
2005-10-01
今朝早く起きたら、厨房に、昨日の夜にはなかったはずの“ミョウガ”と“キュウリ”。
「えっ?、慎ちゃんたち来たの!?」…と、私。
「あ〜ぁ、バレちゃったか」…と、テツ。
小屋閉めまであと少しを残して、いろいろな「下げ荷」を『逆ボッカ』してくれるというので、10月1日の土曜日に日帰りで、北又から若い子たちが上がって来てくれることになっていました。
ところが早朝4時過ぎ、もう小屋に着いているらしい形跡が…。
そういえば、ナンダカ昨日の電話の様子がちょっと変だったもの(何かを隠している様子がありあり・苦笑)。
小さい頃からずっと朝日小屋に通い、高校時代にはアルバイトをしていた慎ちゃん。
その友人で、今シーズン後半から3回も遊びに(手伝ってもらいました)来てくれた、T大山岳部OBでパワー溢れる、心(しん)クン。
この二人が、北又小屋を夜の8時過ぎに出発して、上り3時間半で夜中の12時前に朝日小屋に着いていたのです。玄関脇に寝ている私も気付かなかったのですが、そっと入って来て、3階のアルバイト部屋で寝ていたそうです。
いくら空身に近いとはいえ、さすがの若者たち。
そして今日は、お昼ご飯を食べた後、それぞれ25キロ近い荷物を『逆ボッカ』して下げてくれました。
鋭意努力・調整してはいますが(苦笑)、小屋を閉めるその日に全ての食糧がドンピシャっと何もなくなるはずもありません。
それでも、今年は昨シーズンの“苦い苦い教訓”を元に、かなり上手く進んでいるとは思っていますが、最後の日までの食糧計画を立てた上で、下げれるものは下げることにして、彼らが力を貸してくれました。
また、宿泊申込み書やテントの名簿、受付の台帳等々の「書類」、それから一旦上がって来た納品書や領収書など、手紙類など…。とにかく『紙類』は、結構嵩張るし、それなりに重いのです。
そんなものも、若者たちに早々と下ろしてもらいました。
アルバイトのみんなはもちろんのこと、たくさんの皆さんに支えられている朝日小屋ですが、こんなパワーいっぱいの頼もしい若者たちが、朝日小屋を、そして私を助けてくれています。
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