お客様との、嬉しいやり取り
2005-10-03
一昨日の雨の中を、蓮華温泉からお出でになったお客様。遠く北海道からの、女性の二人連れでした。
ご予約のお電話の際にも、「蓮華温泉からの道は、長いし遠いので、なるべく早目に出発されるようにしてくださいね」と、口うるさいかナ等と思いながらも、ひと言付け加えさせて頂きました。
8時間くらい掛かるかなと思っていましたが、足の速いお二人で、蓮華温泉から6時間ほどで登って来られました。
翌日(昨日)、あの土砂降りの雨と強風の中、かなり迷っておられた様子でしたが、「ダメだったら、戻って来ますから」とおっしゃって、朝早くに予定通り白馬大池方面に向けて出発されました。
雪倉岳の登りが、富山県側からと新潟県側の両方から吹き付ける風で本当にキツイこと、風に煽られての転倒に注意すること等などの注意点を、出発前の玄関先でお話させて頂きました。
夕方5時過ぎ、無事に着いたとのお電話を掛けて来てくださいました。さすがに足の速い方たちでしたので、白馬大池を通り越して栂池ロープーウエイで下まで下りましたとのこと。
「いろいろ注意点を聞かせて頂いて、本当に有難うございました。仰ったとおり、雪倉岳の登りと下りの雨風が本当にキツカッたのですが、お陰様で、何とか無事に栂池まで下りることが出来ました。有難うございました。」
そんなお電話をわざわざ掛けて来てくださったのです。
お客様をお迎えし、そしてお送りする…。
無事に目的地に着いたとか、良かったです、また行きたいです…そんなお言葉を頂いた時が、本当に嬉しい瞬間です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/10/d20051003b.html