原因は、「よそ見」
2006-06-03
上の写真は、右足を固定されて、『背負い搬送』されている私です。
私を背負ってくれているのは、今年春から朝日岳方面遭対協救助隊員になったばかりの若きホープ、南部君。
左端は、県警山岳警備隊員の谷口さん。
真ん中で、南部君と私を後ろから補助・確保してくれているのは、今春から入善署に配属になった県警山岳警備隊の丸山分隊長。
怪我をしたのは、車を置いてある場所まであと15分程の場所だったでしょうか。
林道は、未だ道路整備も除雪も終わっていない状態。
しかし私が怪我をしたのは、「何でもない所」でした。
林道に雪が急な斜面で残っていたり、デブリが出ていて道路を塞いでいたり、土砂が出ていたりする、いわゆる「注意箇所・危険箇所」が全て終わって、あとは“何でもない”林道をタラタラと歩くだけ、という場所でした。
“要注意の箇所”を何箇所か過ぎて、「もうすぐ、車」ということで、きっと気が緩んでいたのでしょう。
確かに、「よそ見」をしていました。
まっすぐ前を見ていなくて、横の斜面に気を取られていました。
私が転倒した林道の場所は、当時、朝からパラついた雨で濡れていて、しかも濡れた小石や木の葉、木の枝が道路上にたくさん落ちていたのでした。
何の上に乗ってしまったのか、全く覚えもないのです。
まっすぐ前を向いていたら、多分免れた事故だったかもしれません。
原因は、「よそ見」です。
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