北アルプス 朝日小屋

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私は、やっぱり 『ギリギリ女』 …

2006-06-06

富山県警山岳警備隊、左から黒川隊員、谷口隊員、丸山分隊長   06.5.28の画像

富山県警山岳警備隊、左から黒川隊員、谷口隊員、丸山分隊長   06.5.28

 ホントに!!(…怒り、呆れて…)
 いつもいつも「ギリギリ」なんだから!!
 
 どこかから、聞こえてきそうなセリフです。

 去年の婦人科の手術の時も、あと1ヶ月あとだったらと思うと、ゾッとしたものでした。
 それでも、周りのみんなは口を揃えて「ギリギリだったけど、今の時期で良かったじゃない。小屋開けにも間に合ったし」と言ってくれました。

 でも今回は、怪我をしたことを告げると、みんな異口同音に、「はあ〜ぁ(!?)。。。」
 皆心配はしてくれているものの、事故の様子と怪我の程度を聞いて、きっとこの言葉の裏には、「またぁ!?」という思いもちょっとあったのかも。

 無理もありません。その度に周りには、とても大きな迷惑を掛けているのですから。
 
 私自身も、情けないデス。

 実は、転倒して怪我をする1時間足らず前には、越道峠でグリセードの練習や滑落停止訓練を少ししたのですが、「ゆかりさん、もう一度やりませんか?」という警備隊員の声に、「うぅん(と、首を横に振り)小屋開けまであと2週間だから、ここで怪我をしたらエライことになるから、やめておくヮ」と言っていたのです。
 
 いつも、なかなか腰が上がらず、ギリギリにならないと行動しないという私の性格は、すでに関係者の間では了解済みというか、なんというか。

 そうでなくても、オフシーズンの間にやっておくべきことを、いつも小屋開け直前にならないとやり始められないという、「ギリギリ女」なのです。

 …今回も、そういう意味では、本当に「ギリギリ」…

 関係者の皆さん、すみません!!