北アルプス 朝日小屋

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よく眠れる…

2006-10-20

ゆっくり「天女の湯」に浸かる  黒薙温泉にて  06.10.13  photo by 自動の画像

ゆっくり「天女の湯」に浸かる  黒薙温泉にて  06.10.13  photo by 自動

 今シーズン。
 山にいる間、眠れない日々が続きました。

 発端は、8月上旬。
 骨折した部位に装着していたギブスを7月末には完全に外し、松葉杖も杖も無しで歩くようになりましたが、ちょうどその頃に忙しい毎日が始まりました。

 ここらの言葉(富山弁)で言うと、「病めて病めて(やめてやめて)」夜布団の中に入っても、痛めた足がどうしたら楽になるのか、なかなか寝付けませんでした。
 右足は、9年前に股関節の手術もしているので、今回の骨折とダブルで、かなり負担も掛かっていたのでしょう。

 8月1日に、左の肩甲骨辺りに激痛が走り、一日寝込みました。椅子に座っていると、痛みで涙がポロポロ流れるくらいでした。

 そのうち、8月上旬にはいろいろなことがあって、落ち着かない毎日が続きました。
 
 何もなければ、消灯になった9時過ぎには布団に入りますが、深夜11時になっても12時になっても眠れない日々。
 アルバイトのみんなには昼休み時間をあげられますが、私は電話の応対に追われ、また早着きのお客様の受付もありますので、シーズン中は殆ど昼時間がありません。

 小屋が混んでいる時には、早ければ翌朝3時過ぎには起き出さなければいけません。
 「寝なくては。。。」という気持ちの焦りが、余計寝付けない時間帯を作ったのでしょうか。

 今まで飲んだことのない、「睡眠導入剤」を服用することになりました。毎晩、半錠。

 薬を飲むことに抵抗もありましたが、とにかく「眠ること」が先決だし、最重要と思い、午後8時頃には薬を飲んでいました。

 「眠れない毎日」は、6年目にして初めての経験でした。
 
 でも、あまり痩せなかったようだから、心労も大したことじゃなかったようです(苦笑)。

 下山して来た、今ですかぁ??
 
 よく眠れます(微笑)。
 薬が無くても、ぐっすり!!

 大丈夫、元気ですから。