お花たちに出逢える山、朝日岳
2008-07-18
朝日岳は、お花の山です。
いついらしても、何処を歩いても、お花たちには必ず出逢えます。
そんな山なのです、朝日岳は。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/07/d20080718d.html
2008-07-18
朝日岳は、お花の山です。
いついらしても、何処を歩いても、お花たちには必ず出逢えます。
そんな山なのです、朝日岳は。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/07/d20080718d.html
2008-07-18
里では、連日30℃を越えるような真夏日が続いているというのに、朝日小屋のみんなは、ナント「雪掘り」をしています。
この雪の下には、何が埋まっているというのでしょうか。
私が管理人になって8年目、多分記憶が正しければ、こんなことは初めてです。
チェーンソーを使って雪を切っているのは、ミゾテ。縦横にチェーンソーで切れ目を入れてから、の作業です。
本当に、毎日「ハードスケジュール」です。
みんな、ガンバレ、ガンバレ!!!
…もちろん、私も。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/07/d20080718e.html
2008-07-18
朝日小屋の水源は、小屋開けから7月半ばまでは前朝日岳からの雪解け水。そしてそれ以降は、朝日小屋から朝日岳山頂までの途中にある、沢水と湧水を合わせた「ダム」からの取水となっています。
例年、早ければ7月20日前、遅くとも20日過ぎには「水源地」の切り替えをして、大勢のお客様がおいでになる前にその準備を済ませています。
しかし今年は、大事な大事な「水源地」がまだ雪の下。雪に埋もれているのです。
こんなことは、この数年ありません。小屋開けの時ならともかく、今の時期に雪掘りをして水源を捜し出すなどということは、私が管理人になってからの記憶にありません。
水源地にある「ダム」は、約1.5メートルの雪の下。そしてジョイントを繋げる箇所については、もっと雪がある(多分、2〜3メートル近くとのこと)のではないかということで、明日もその作業が続く予定です。
どなたか、暑い暑い里から脱出して、雪掘りの手伝いにいらっしゃいませんか!?…冗談抜きで、そんな感じです(苦笑)。
明日からは、海の日の3連休。アルバイトのメンバーは連日、遠出して登山道の整備をしたり、雪と“格闘”したり、小屋に残ったメンバーもいろいろ大変だったり…。
大勢のご予約を頂いている連休を控えて、とにかく無事に、順調に、諸々の仕事が進むことを祈りつつ、私もガンバるばかりです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/07/d20080719a.html
2008-07-18
「白高地沢」の仮橋が、今日架かりました。
夕方、糸魚川市役所の担当者から連絡が入りました。
連日皆様から沢山のお問い合わせを頂き、朝日小屋としても大変やきもきしておりましたが、これでひと安心です。
ただし、朝日小屋〜蓮華温泉の間には、未だかなりの量の雪が残っていて、注意を必要とする箇所も沢山あります。
雪も、雨が少なく好天が続いている中で、どんどん硬く締まっていき、思った以上に表面が「ツルツルしている」状態です。
残雪上でのスリップ・転倒・滑落など、また道迷いなどにも十分注意をして下さい。雪の上の歩行に不安がある方や雪が苦手な方については、アイゼンやストック(ピッケル)の携行が必要です。
とにかく、北アルプスの最北端・朝日岳周辺には、未だ雪が残っています。
余裕のある計画・体力と技術に見合った計画、そして十分な装備が必要です。
連日の猛暑が続く「里」での体調管理も、大事ですね。体調を整えて入山されるよう、くれぐれもお願いします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/07/d20080719b.html
2008-07-22
3月に私が北海道へ行って講演会をして来た、そのきっかけを作って下さったお二人が、ツアーのガイドさんと添乗員として朝日小屋に来られて、久々の再会となりました。
稲葉英樹ガイドは、元富山県警山岳警備隊々員で、ヒマラヤのガッシャーブルムやK2の登山経験も持つ、スゴイ人!…でもとっても「お茶目」で楽しい方です。
昨年から今年にかけて、映画『剱岳・点の記』の関係者として忙しいシーズンを送っていらっしゃいます。
実は昨年、植田さんの会社のツアーで朝日岳をガイドをされ、今回も同行してくれました。
そして植田専務は、昨年初めてツアーで朝日岳を訪れ「その時の、朝日小屋の対応に感激しました!」と、私を指名して北海道まで呼んで下さった方です。もちろん、山岳ガイドの資格をお持ちです。
そんなお二人が、今年も遠く北海道から大勢のお客様を連れて、シーズン初めの朝日岳にいらっしゃいました。
誠実で、そして何より実力のあるガイドさん。
お客様を大切にし、有能なガイドさんを同行させてツアーを計画する旅行会社。
そんなツアーだったら、受け入れる立場の山小屋も安心していろいろお任せできますね。
遠路はるばる、本当に有難うございました。
「いつか私も、剱岳源次郎尾根を…」なんて、密かに企んでいる私(!?)。
その時は、稲葉ガイドにお願いすることになっているはず。と、勝手に思っている私です。(苦笑・微笑)
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/07/d20080723a.html
2008-07-22
とにかく忙しくなる前にと、小屋周りの仕事や登山道の整備等など、海の日の連休前は休む間もなくドタバタしていました。
その中でも、お伝えしていたように、水源地の雪掘り作業は丸2日間も掛かる大仕事でした。でも、ようやく現場を掘り当て、ホースの点検作業も無事に終わって水も出るようになり少しホッとしています。
でも、実は次から次へと、いろいろあります。
この後も、大きな「事件」や「事故」が発生しませんように…。祈るばかりです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/07/d20080723b.html
2008-07-22
山行を計画される時は、技術と体力に見合った計画を立て、ぜひ『余裕』を持った行動をお願いします。
この数日、北アルプスでは事故や遭難が相次いでいます。
朝日岳周辺でも、7月上旬に1件(重傷事故)、そして昨日は朝日小屋から栂海山荘へ向かった登山者の方が、犬ヶ岳の直下で滑落して死亡されました。
どちらも、単独の登山者の方、そして朝日小屋への「ご予約が無かった」方たちです。
いつも「ぜひ、予約をして下さい!!」と、口やかましいくらいにお願いしている、朝日小屋の管理人ですが、何も小屋の都合だけで言っている訳ではありません。
ご予約の際には、登山道や残雪の状況、そして装備や注意事項についても、詳しくお伝えしているのです。
そうすることによって、少しでも事故や遭難が防げるのではないかという、山小屋管理人の事故防止への願いが籠められているのです。
梅雨が明けて、全国各地で猛暑日が続いています。
入山前に、体調を崩してしまってはいけません。くれぐれもご注意なさって下さいね。
また、入山後も「熱中症」には要注意です。適度な休憩と水分補給は絶対に忘れないように!!
重ねて…
「私の靴でも、朝日岳へは登れますかね!?」
。。。そんなご質問には、正確なご返事は出来かねますが(!)、登山道の状況やらその他いろいろお話出来ますから、ぜひご予約のお電話をお願いします。
無事に下山してこそ、「あの山は良かったね!」と言えるのです。そのために、山小屋も頑張っていますから。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/07/d20080723c.html
2008-07-24
水平道が、ようやく開通しました。
しかし今シーズンは、まだまだ、本当に残雪が多いので、いずれにしても十分に注意して通行して下さい。
スリップによる転倒には、要注意です。
マーキングもしてありますが、不注意からの道迷い、谷筋に下りていくことのないように気をつけて下さい。
また、V状になっている涸れ沢では、「踏み抜き」に注意して下さい。融けやすくなっている雪を踏み抜くと、大変危険です。うっかりと、不用意に雪の上に乗らないように。
水平道は開通しましたが、とにかく用心して歩いて頂きますよう、重ねてお願い致します。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/07/d20080725a.html