平成20年度 北アルプス山小屋協会総会
2009-03-06
3月2日〜3日、長野県松本市に於いて、平成20年度の北アルプス山小屋協会総会が開かれました。
この協会は、長野県・岐阜県・富山県の三県にまたがる北アルプスの各山小屋経営者の皆さんで作られる組織です。
山域毎や県毎、あるいは各山小屋毎で、問題点や課題等など、様々な違いはあるものの、大きく「北アルプス」ということで、情報交換をし親睦を深めましょう、力を合わせてやっていきましょうというような趣旨で集まっています。
北アルプス全体が、長野県北部、長野県南部、岐阜県、立山、黒部の、計5つの組合に分かれています。
年に一度、シーズンが始まる前のこの時期に集まります。また9月初旬には、研修登山なども実施して情報交換に努めるなどの活動をしています。
今年の総会では、環境省や森林管理署など関係省庁との意見交換の他に、信州大学理学部・原山 智教授による「地質探偵と探る、北アルプスの生い立ち」という内容の講演もあり、大変有意義な時間を過ごしてきました。
この総会が終わると、涸沢や立山など一部の山小屋では、4月中旬の小屋開けに向けての準備が本格的に始まり、私たちもいよいよだなという気になってきます。
上の写真は、北アルプス山小屋友交会(長野県南部)会長で、平成20年度の山小屋協会会長でもある、槍ヶ岳山荘の穂苅康治氏。
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