ヘリ荷揚げ…1日目(7月11日・夕方)
2009-07-13
11日夕方、予定されていた荷物の半分が荷揚げされ、また人送の便で私他関係者数名が上山しました。
11日は、当初から朝日小屋の荷揚げ予定日だったのですが、同じヘリ会社を使っている岐阜県のS小屋さんの荷揚げが11日間も待たされているということで、当日はそちらが終わってから朝日小屋へ向かうということになりました。
朝から、スカッとは晴れない少し気になるお天気。。。
小屋に電話を入れても、ガスって前朝日すら見えないという話。。。
S小屋さんの仕事も、ガスの晴れ間をみて、飛んだり飛べなかったりという連絡。。。
私が荷揚げに決めた日だったけれど、9年目にしてとうとう「情念」「執念」「怨念」どれも力尽きたか…
朝8時半に連絡所に集合してくれたボランティアの皆さんとも相談して、とにかく荷造りを始めて様子を見ようということになりました。
ところがその後も、少しずつ変化はあるものの、決定的にお天気が回復する兆しはなく、どうなることかと本当に気を揉みました。
今日中に朝日小屋の荷揚げが出来るかどうかの最終判断を下す「タイムリミット」は、午後1時。
「もう、ダメだろう」「冷凍食品と卵や生鮮野菜を、どこへ保管するか」…そんな決断を迫られようとしていた矢先の午後1時すぎ…
「清水さん、岐阜のお天気が一気に良くなってきて、順調に荷揚げが進んでいるそうです。うまくいけば、夕方冷凍食品だけでも荷揚げできるかもしれません!!」と、ヘリ会社の営業マンO君から電話がありました。
そうなってからが、またドタバタ!!
肉屋さんへ走る人、北又へ向かう人。
そんなこんなの大変な一日でしたが、夕方4時からの約1時間の作業で、予定量の半分の荷物が無事に小屋に運び込まれました。
最後の最後で、これはいったいどんな「力」だったのでしょうね!?
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