北アルプス 朝日小屋

朝日小屋 TEL 080-2962-4639(衛星電話)
北又小屋 TEL 0765-84-8809
開設期間外 朝日小屋連絡所
 〒939-0711 富山県下新川郡朝日町笹川 清水ゆかり
 TEL & FAX 0765-83-2318

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9月の“大型連休”に向けて、営業・宣伝活動…デス

2009-08-28

写真
『栂海新道』  こんな池塘が点在する、まさに「最後の楽園」 09.8.16 photo by hiroshi  

全国の山男山女の皆様へ(大袈裟!)

 8月もいよいよ終わりに近付いて来ましたが、皆様、来るべき(!)9月の大型連休の山行予定は、もうお決まりでしょうか!?

 何しろ、9月に5日間連続のお休みがあるなんて、近々では覚えが無いくらいですよね。

 9月という月は、夏が終わって気分も新たに、新学期の始まりだったり、運動会があったり、学習発表会や地元地区の行事(?)があったりと、結構忙しい月でもあります。

 夏山は終わってしまったし、でも秋山には中途半端(?)だし。
 北アルプスでは、見事な紅葉・黄葉には少し早いでしょうか。

 そんな時季には、皆さんどこの山へお出掛けになるのでしょうか。
 9月の連休には、立山剱岳辺りにお出掛けでしょうか。

 朝日岳周辺では、これまでも例年9月の連休は殆ど混み合いません。
 「夏の山」「花の山」のイメージが強すぎるのかなぁ。

 そんな9月連休ですが、さすがにこれだけ5日間ものお休みが取れるとなると、どこへ行こうか迷っていらっしゃる方もありませんか?

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初秋の頃、秋紅葉の頃が素晴らしい   黒岩平周辺  09.8.16 photo by hiroshi

 9月の連休は、思い切って、念願の『栂海新道』は如何でしょうか!?

 栂海新道を成功させる為には、体力・気力の充実と共に、天候などの条件が気になるところですね。

 夏のシーズンは、衣類や寝具などの軽量化を図れるのが最大のメリットですし、行動時間が長く取れるのも好条件となります。
 ただし暑い夏では、水も、たっぷりたっぷり必要になり、それをずっと背負って暑い中を歩き通さなければいけません。

 夏は、「暑さとの闘い」が即、「重さとの闘い」に直結します。

 では9月末から10月にかけての、紅葉シーズンではどうでしょう。

 秋真っ盛りのその頃は、猛暑は避けて歩き易くなるものの、今度は寝具や衣類などが重くなります。
 夏の間には「シュラフカバー」だけで良かったものが、時季的なこともあり万が一を考えると、やはり「シュラフ」にしようかと考え悩みます。シュラフにすれば当然、入れ物(ザック)も大容量のものになります。
 夏とは、日の出日の入りの時間が違い、必然的に行動可能な時間が短くなるのも秋の山です。

 いろいろ思い悩んで山行計画を立てるのも楽しみですが、今年の9月大型連休、『栂海新道』にチャレンジしてみられたら如何でしょう。

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黒岩山(1623.6m)山頂から、朝日岳方向を見る   09.8.16 photo by hiroshi

 もちろん、「誰でも行ける!」「誰もが歩ける!」というコースでないことも確かです。

 技術的には問題ないかもしれませんが、とにかく朝日小屋からまだ2日間(ないしは3日間)、起伏の激しいコースを、無人小屋に泊まりながら、衣食住全てを背負って歩き通さなければいけません。

 北アルプスから日本海へ、3000メートル級の山から海抜ゼロメートルへ!!

 だからこそ、余裕のある日程の組める、(台風さえ来なければ)天候も穏やかな、9月大型連休が「ねらい目!」かも。

 9月の5連休、今のところ、朝日小屋は空いています。

 最近のお客様は、週間天気予報などの情報を利用して、直前まであれこれ考えられる方が多いようです。
 お天気が良ければあの山、悪ければこの山、と。

 そんな選択肢のひとつに、憧れの『栂海新道』はどうでしょう。

 お天気が良ければ、最高の山旅が楽しめるはずです。なんといっても、「最後に残された、楽園」ですから。

 朝日小屋は、栂海新道へ向かうルートにある、最後の営業小屋です。

 登山者の皆様への情報提供などが可能ですので、お電話でのお問い合わせにもお答えしています。

 朝日小屋のご予約もお待ちしております。ぜひ、お電話下さい。

 …以上、9月大型連休に向けての、営業・宣伝活動でした(微笑・苦笑)。

 よろしくお願いいたします!!