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新しいカクテル、その名も…
2009-09-26
- 『朝日岳の、夜は紫』 … 別名「恋のしずく」
つい先日、朝日小屋で“誕生した”、新しいカクテル(!?)。
その名も 『朝日岳の、夜は紫』。 またの名を、「恋のしずく」 というらしい。
カクテルを作ったのは、まさおちゃん。“ゆかり応援団長”さんです。
して、その中味は…「ヒ・ミ・ツ」です。
とても綺麗で色鮮やか、初恋を思わせるようなちょっぴり甘酸っぱい飲み口、それでいて味わいも深く、ひと口飲んだら虜になる、そんな素敵なカクテルのようです。
今度は小屋閉め、まさおちゃんが朝日小屋にいらした時に飲ませて頂けるそうなので。
- 残念ながら、売店では販売しておりませんので、あしからず (微笑) 09.9.14 photo by S
追伸:
そういえば昔、知り合いに、「紫」と書いて「ゆかり」と読ませる名前の女の子がいたなぁ。
まさおちゃんは、そんなことをご存知でこの名を付けられたのかしら。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2009/09/d20090926b.html
若い二人
2009-09-27
- 左・慎ちゃん 右・心クン 今朝、ポリタンクの下げボッカ
週末、若い二人が朝日小屋に来てくれました。
慎ちゃんは、元アルバイト。
急遽ボッカを頼んだら、快く引き受けてくれました。
北又から、あと少しになった『小屋閉め』までにどうしても足りなくなった卵1箱の他、諸々こまごまとした不足の食料品など、約25キロ程の荷物を担ぎ上げてくれました。
本当に助かりました。有難う。
そして、心(しん)クン。
今回は、初めての「栂海新道」。
深夜の午前1時に親不知の海岸を出発して、朝日小屋到着が正午過ぎ。
約11時間で、日本海から北アルプスの最北端・朝日岳まで駆け上がって来たというから、凄い男です。(しかも、JR親不知駅から国道8号線を、登山口まで歩いたとのこと)
夜が明けるまで真っ暗な登山道を4時間以上歩いたことを考えれば、さらりとやってのけるあたり、さすがの“実力派”ですね。
また今日の午後からの下山前、午前中に心クンが朝日小屋~雪倉岳を往復。このコースも初めてだとかで、嬉しそうに出掛けていきました。
「足が速いから、往復5時間もあれば行って帰って来られるょ。お昼ご飯までは戻れるね」と言って、彼を送り出したのが午前7時。
なんと、それから約3時間後の、午前10時過ぎには戻って来た心クン。行き帰りで、3時間10分。少々汗は掻いていたものの、息ひとつ乱れていませんでした。速い。(特に、トレラン選手ではありませんが、鍛え方が違う)
2週間前に来てくれた時の下りでは、彼らに重たい「下げボッカ」を頼んで、その上ビールまで担いでいった二人でしたが、今回の下山は「空の、ポリタンク容器」。
私の実母が毎年作って持たせてくれる『シソジュース』ですが、その空容器を荷下ろしするのをすぐに忘れてしまい溜まっていたので、今日はそれを下げてもらいました。
頼もしい若者たち。
朝日小屋にこんな子たちが集ってくれるのも、また嬉しいものです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2009/09/d20090927a.html
『男の隠れ家』 11月号
2009-09-28
- 私も泊まって来た、蓮華温泉ロッジ 09.9.9
今日、新潟県糸魚川市在住の中村さんから連絡がありました。
中村さんは、「いりやま岳友会」の代表で、『中俣新道』の整備をしていらっしゃる方です。亡父の頃から、親しくお付き合いをさせて頂いています。
- 蓮華温泉近く、大好きな樹林帯 09.9.9
その中村さんからのお電話。
…ゆかりさん、『男の隠れ家』という雑誌の11月号に、蓮華温泉ロッジさんが紹介されています。
その中に、兵馬ノ平で撮られた写真が載っているのですが、モデルになってくれた女の子たちは朝日小屋に宿泊していった子たちだったらしいですよ。ぜひ今度、ご覧になってください。…
それは、私も何度か本屋さんで見掛けたことのある雑誌でした。
早速、里にいる長女に連絡して、その雑誌を購入してもらいました。本屋さんの話では、11月号は今日店頭に並んだばかりだとか。
『男の隠れ家』11月号では、
秋、爽やかな風を愉しむ 週末、山へ
という内容で、特集記事が組まれています。
その中で、「雲上の絶景温泉」という項目があり、6ページに亘って白馬岳・蓮華温泉ロッジが取り上げられています。
- 早朝、湯煙の中の内湯 (女湯) 09.9.10
中村さんが教えて下さった兵馬ノ平の写真は、かなり大きく載っているとか。(長女の話)
偶然行き会った登山者の方が昼食を食べている風景のようで、若い彼女たちが食べているのは、どうも朝日小屋のお弁当らしいデス。
見出しには、蓮華温泉ロッジさんを「白馬岳・朝日岳への登山口」としても紹介してあるようですね。
私はすぐには読めませんが、ぜひ皆さん、『男の隠れ家』11月号を覗いてみて下さい!!
…ちなみに、モデルになった女の子たちというのは、8月24日の管理人日記に登場してくれた(ストーブに手をやっている)Uさんと、お友達のTさんでした。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2009/09/d20090928a.html
静かな、朝日小屋
2009-09-28
- 今宵は、私たちだけ
今日は、お客様ゼロ。
小屋泊まりもテント泊も、朝日平にはお客様が誰もいらっしゃらない日となりました。
本当は、3名様+2名様=5名様のご予約があったのですが、一組はお天気が悪そうなのでと数日前にキャンセル、もう一組は今朝白馬山荘から「体調が思わしくないので、このまま下山します」との連絡。
大型連休が明けた平日、それも確実にお天気が下り坂とあって、あれもこれも仕方ないです。(無理も無茶も禁物ですから、ね)。
…小屋泊まりもテント泊も、一人もいらっしゃないのは、久しぶりです。
…なので、今日はアルバイトと私だけ。 ミゾテ、ガリ、Pちゃん、かなえ、私。 5人の朝日小屋。
夏の間、そして大型連休中と、いつもの夏ほどの賑わいには程遠かったとはいうものの、それはそれでみんな4ヶ月近い山小屋生活で、疲れがピークに達しているのも事実です。
お客様がいらっしゃらなくても、今日の午前中は小屋閉めに向けた仕事をし、お昼寝をし、夕方また少し仕事をして、ゆっくりと晩ご飯。
明日の朝も、いつものように早朝3時半や4時に起き出さなくてもよい、というのは、気分的にかなり楽ですね。シーズン中には、滅多にありませんから。
(といっても、明日も早出は5時、遅出は6時起きです。発電機を廻し、電話のスイッチを入れなくてはいけません)
そんなこんなで、静かな夜は更けていきます。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2009/09/d20090928b.html
お客様がいらっしゃらないと。。。
2009-09-29
- あり合せだけど、でも料理長・ガリが腕を振るってくれたみんなの夕食
昨日は午後からかなり強い風が吹き、そして今日は未明から雨。9月末の寒くて冷たい雨が、ほぼ一日中降りました。
元々今日はご予約の無かった日だったし、この悪天候なので、昨日に引き続き朝日平には登山者の姿はありません。
日中は、ただ黙々と、アルバイトのみんなで小屋閉めに向けた作業が今日も続きました。
やっぱり、お客様がいらっしゃらないと、何だか少々「張り合い」がないですねぇ。
小屋開けした直後も、同じようにほぼひと月近くもお客様の顔を見ない日が続くわけなのですが(山開き登山会以外)、「小屋を開けた直後」と「閉める直前」では、何故か全く違った空気が流れます。それも当然だけど。
小屋閉めまで残り2週間ほどになりましたので、よほど必要なもの以外はボッカもありませんし、しません。『ある物で』が基本です。
そんなごく限られた材料の中でも、料理長のガリがあれこれと目先を変えて、美味しいものを作ってくれています。助かります。有難う。
今夜は、(何だかとっても馬鹿らしい番組だったのですが・失礼!)、久しぶりにゆっくりとご飯を食べながらみんなでテレビに夢中になりました。
4ヶ月間、テレビはNHKのニュース以外殆ど見ない生活をしているので、たまに娯楽番組を見ると、不思議な感じがします。ワイワイと耳にうるさいですけど(私だけで、若者は感じていないか)。
そんなこんなで、静かでちょっぴり淋しい、朝日小屋の夜はまたまた更けていきました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2009/09/d20090929a.html
今日で、9月も終わり
2009-09-30
- 夕方4時半過ぎ、雨の朝日平
昨日、今日と降り続いた雨。
9月も終わり。小屋閉めまで、確実に2週間となりました。
「不完全燃焼」の、今シーズン。
さすがに、ちょっと疲れ気味。かなり、お疲れ。
- 今の時季は、やはり寒くて冷たい雨
今日のお客様は、一名様。大雨の中を、北又から登ってきて下さいました。
明日は、お天気になりそうな予報。晴れたらいいですね。
山が見えないので、様子が分かりませんが、小屋周りの紅葉は終わってしまったでしょうね。
昨年の初雪は「9月27日」でしたが、今年は未だ。9月中の降雪はありませんでした。
10月も、お天気の良い日が続くと良いですね。期待しています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2009/09/d20090930a.html