過ぎ行く夏を感じる瞬間(とき)
2005-08-19
旧盆を境にしてぐっとお客様が減っていくと、夏の終わりを感じます。
そして、夏の間中頑張って一緒に仕事をしてくれたみんなが下山していく時、そんな過ぎ行く季節を思います。
今朝は、ひと夏小屋に常駐して仕事をしてくれた富山森林管理署のグリーンパトロールの、4人の若者たちの下山日でした。
通称“Gパト”のみんなは、北アルプスの各山域で夏の約1ヶ月の間、登山者の皆さんを相手に「高山植物の盗掘防止」「指定地外キャンプの取り締まり」「高山蝶の保護」などの指導に当たっています。
白馬・朝日班の4人は、2人組みとなって白馬岳(白馬山荘常駐)と朝日岳(朝日小屋常駐)に分かれて約1週間毎に移動しながら、その任に当たります。
Gパト3年目で、朝日小屋へは昨年に続き来てくれたお姉さん格のみきちゃん。
皿洗いが得意で小屋の仕事もバッチリ、頼りになるお兄さん格の和也くん。
イケメン・泉くんも、食欲旺盛で真っ黒に日に焼け、1ヶ月の間にずい分逞しくなりました。
和夏ちゃんは、張り切る大学4年生。就職が内定している彼女は、この後卒論に向けて猛ダッシュ!です。
忙しかった毎日は、一日中山を歩いた後にも小屋の仕事を手伝ってくれて大助かりでした。
そんな4人の下山、またまた、ちょっぴり涙が出てしまいました。
過ぎ行く夏を感じる、そんな瞬間(とき)です。
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