『ご馳走』 と 『ご褒美』
2005-09-03
仙人池ヒュッテで静代母さんは、「この景色が何よりのご馳走だっちゃ!」と富山弁でお客さんに話し掛け、食堂の窓から見える裏剱の姿に目を細めていました。
どこから歩いても遠い仙人池への道のり。辿り着いた者にしか見られないその雄大な景色は、確かにどんなご馳走よりも、疲れた身体と心には有難いのかもしれません。
朝日小屋にお出でになるお客様に私が掛けて差し上げるのは、
「遠い道のりをようこそ。一生懸命歩いたからこそ、『頑張ったご褒美』として、たくさんの花たちが皆さんを出迎えてくれるのでしょう」
そんな言葉でしょうか。
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