「ご苦労様でした!」「有難うございました!」の 慰労会
2006-05-15
5月13日朝日町にて、朝日小屋主催のある会が開かれ、大勢の皆さんが参加して大いに賑わいました。
朝日岳方面遭対協で、永年に亘り活躍された、前隊長の谷口邦夫さんと前隊員の谷 靖夫さん。
そして、富山県警山岳警備隊分隊長として任に当たられこの春に警備隊を退かれた、平野正樹さん。
前隊長の谷口さんは、救助隊の隊員歴40年以上、隊長になられてからでも20年以上で、朝日岳周辺でのいくつもの困難な遭難現場で陣頭指揮を執ってこられました。
また前隊員の谷さんも、30年近くに亘って救助隊員を務められました。その小柄な身体ながら、豊富な山歴で、いつも現場の最前線で活躍されてきました。
そして、今春県警山岳警備隊を退かれた平野さん。いくつもの遭難現場で山岳警備隊員としての力を大いに発揮して来られました。未だ若く、分隊長としてもこれからの活躍が期待されていたところでしたが、残念ながら隊を退かれたわけです。
この3名の方々を慰労する会を、朝日小屋関係者でぜひ催したいという声が上がり、急な呼びかけにも関わらず県内外から(それ以外にも!?)、37名もの皆さんが駆け付けて下さいました。
当日は、いつも朝日小屋を応援して下さっている皆さんの顔合わせの感もあり、今シーズンの小屋開けを前に、それはそれは賑やかな集まりとなりました。
夜が更けるのも知らずか忘れてか、二次会場の笹川連絡所では、気が付いたら完全に翌日となっていました。
また、狭い連絡所にシュラフを持ち込んだ面々他、ゴロゴロと20名近くが“お泊まり”という事態に…。余程、帰りたくないほど楽しかったということでしょうか!?
谷口前隊長と谷前隊員におかれましては、引き続き、朝日岳方面遭対協の救助隊相談役として、今後ともいろいろとご指導戴きたいと思います。
また平野さんにおかれましては、山岳警備隊は辞められましたが、今後も引き続き富山県警の警察官として別の重要な任に当たられます。
3名の皆様には、今後とも健康に留意され、また足繁く朝日岳にもおいで戴きたいと思っております。今後とも、ご指導よろしくお願い致します。
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