実は。。。声を上げて泣きました
2006-06-08
上の写真は、決して悪ふざけじゃないんです。
林道で転倒事故を起こした直後、背負い搬送されて車の所まで戻って来て、ホッとしてか、何故か満面の笑みで、しかも“ピースサイン”まで作ってポーズをとっている私です。
この時は、全然痛くなかったんです。本当に。
このまま車に乗せられてA病院まで辿り着く間、散々聞かれました。
「ゆかりちゃん、痛くない!?」
「普通、骨が折れているんだったら、多分凄い激痛が走ったり、脂汗が出たり、顔色が真っ青になったり、吐き気がしたりするらしいけど、そんなの無い!?」
それが、本当に全く痛みが無かったのです。
「痛くないし、その他の症状も全然無いから、きっと骨折じゃないのかもしれないネ!」
転倒の瞬間は、スローモーションのようでした。
顔だけでなく多分身体も、全体が横の斜面を向いていましたが(よそ見をして)、滑った瞬間は、一瞬時間がゆっくり流れていくようでした。
そして。。。『ボキッッ!!』
確かに、この耳で、その音を聞いたのでした。
みんなが駆け寄って来てくれて、「大丈夫か!?」と聞かれました。
「大丈夫、大丈夫。だけど、なんかヘン。。。」
病院に運ばれ、レントゲン室へ。
そこで固定していた袋を外し、足を内側に向けてと言われた時に、初めて「これは違う!」と思いました。
でもでも、痛くなかった。
当直だった内科の先生は、「痛かったら、このまま入院されてもいいんですよ」と優しく仰ってくださいましたが、痛みもないし、汗をかいたまま雨具も着ていたので「帰ります」と言いました。
笹川に戻って、シャワーを浴び、急を聞いて駆け付けてくれたみんなに布団を引いてもらったりして、横になりました。
「大丈夫だから。一人でも大丈夫だから」
関係する所に電話連絡したりして、夜9時半頃までは何ともなかったんです。
ところが。。。
10時になった頃から、「ズッキン、ズッキン」「ドックン、ドックン」が始まりました。
「えっ…!?」
それからが、本当にもう“タイヘン!!”でした。
痛いの、なんのって。
3度のお産(子どもは、4人)を経験していますが、出産の時でもあんなに痛かったことはありません。
本当に、声を上げて泣きました。
でも「激痛」はその夜だけで、後は手術してからも、今も、痛みはありません。
。。。あの痛みは、絶対に忘れません。
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