本当に有難うございました、ご苦労様でした!!!
2007-05-09
去る4月21日、朝日小屋連絡所に大勢の皆さんが集まりました。
『古崎さん、本当にご苦労様でした!』の会。
この日記にも過去何度と無く登場された、富山県警山岳警備隊の古崎分隊長が、この3月末の異動で、通算17年間勤務された山岳警備隊を除隊されたのです。
朝日岳方面を担当する入善署には、私の亡父の時に2年間、そして私が管理人になってからの3年間、計5年に亘って勤務されました。
毎年何件か起きた山岳遭難や事故の際には、危険をも顧みず先頭に立って現場に出動されました。また訓練の時には、何も出来ない新米管理人の私にも、いろいろと親切丁寧に教えて下さいました。
その実直で明るいお人柄から、「古崎さんのご苦労さん会を、ぜひ皆さんで開きたいんだけど…」と呼びかけましたら、遭対協の皆さんや朝日小屋に出入りしている関係者の皆さんなど、50名以上の方々が顔を見せてくれました。
町内県内はもとより、遠くは新潟や岐阜、東京そして広島からも、掛け付けてくれた人もいました。
山岳警備隊隊員ではなくなった古崎さんですが、これからもそのスタイルを変えず、山やスキーや自転車などアクティブに過ごしたいと話していらっしゃいます。
「朝日方面にいた頃が、隊員として“旬”だったと思います。」
「朝日の5年間は、思い出深い期間でした。」
そう話してくれた古崎さん、私にとっても一生忘れられない方です。
厳しい訓練を重ねて登山者の皆さんの安全を守り、自らの命を賭して人命を助けてこられた、山岳警備隊隊員として頑張り続けた17年間。
古崎さん、本当に有難うございました。ご苦労様でした。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2007/05/d20070509b.html