同じ北アルプスでも、それぞれの山域で…
2007-07-11
最近の報道によると、北アルプス一帯でも、2,500m以上標高のある山域では、かなり残雪があるということが報告されているようです。
朝日岳周辺ではどうでしょう。
今週末には、富山県警山岳警備隊と朝日岳方面遭対協のメンバーによる「夏山事前パトロール」が行なわれ、この朝日岳周辺については、どのルートに関してもその様子が判明する予定ですので、確実なことはその直後にお知らせしたいと思います。
ただ、朝日小屋のアルバイトが小屋の周辺の登山道を確認し、また各方面からの情報を元に判断する限りでは、朝日岳周辺だけに関して言えば、残雪は例年並みかあるいは少しだけ雪融けの速度も進んでいるような気もしています。
ただし白馬岳周辺の山域では、白馬岳もそうですし、白馬乗鞍岳や白馬鑓温泉等などでも雪は例年と比べてやや多めで、花の開花状況も例年より1週間から10日程遅れているとのこと。(本日、白馬鑓温泉からの情報)
朝日小屋前・朝日平の写真も昨日載せましたが、雪はかなり融けていったのですが、気温がなかなか上がらないからでしょうか、お花の開花もこれからといったところです。
同じ北アルプスでも、山域によって、また標高によって等など、様々な条件によって雪の残り方に差が出ているような今年の状況のようです。
入山に際しては、くれぐれも山小屋や関係機関などからの情報収集に努めて下さいますよう、お願い致します。
ちなみに、今夜の私はフリースの上着を着て、未だその上にダウンのジャケットを重ねているのですょ。
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