実は、少々慌てました!
2009-06-15
当日の私の起床は、午前3時半(前日もでした)。
シャワーを浴びてシャキ!っとしてから、午前4時半、朝日小屋へ電話を入れて天候確認。その時点で、朝日小屋周辺は快晴とのこと。しかし北又へリポートとの中間にかなり厚い雲がモクモクと何層にも重なり「雲海」となって広がっているとのこと。ヘリ会社のO君とも連絡を取りましたが、少し様子を見ましょうとの話に「もしかしたら、今日もダメ。。。かも」と思いました。
作業要員として手伝って下さるSさんが、朝5時頃笹川連絡所へ。状況を話しながらコーヒーやらお茶を飲み、少々諦めモードでパソコンをいじっていると、O君から連絡が入りました。
いきなり「大町に駐機しているヘリ機体が、スタンバイ出来次第、こちらに向かいますので!」とのこと。「それって、GOってこと!?人員も全員、北又に入れってこと!?」
とにかく里から見上げても、高い山の峰が一切見えない状況。少し雲が晴れてきたところで本当に飛べるのかしら、などと思いながら各所へ連絡を入れ、私自身も車に飛び乗りました。
順調にいく年なら、朝日町山崎地区に入ると朝日岳の堂々とした姿が見えるのですが、今朝はとにかく雲、雲、雲。
ところが、越道峠を超えると、なんと快晴!!
そして北又へリポートに私たちが到着した時には、すでにヘリコプターの機体が到着して準備万端となっていたのでした。
ヘリの搭乗者全員が揃うのが少し遅れたので、先に物資輸送から始まりました。
一番機に乗り込んだのは、昨年から朝日小屋のガス関係を担当してくれている地元のI燃料店の社長と従業員のK君、そして今回“重要任務”の為上山する大蓮華山保勝会のD君。3人とも、作業が終わり次第歩いての下山となるので、真っ先に小屋に行ってもらうことになりました。
二番機には、公衆電話の設置を担当してくれているNTT関係者3名の皆さん。
そして三番機には、大蓮華山保勝会副会長の太門さんと電器屋さんBANちゃんと私の3名。
今回は、『ラマ』という機体でした。以前に来ていたヘリコプターです。少し小さいのですが、その分は機動力抜群!!
空からの朝日岳周辺を知り尽くしたKパイロットの操縦で、安心で安全に作業が終わりました。本当に有難うございました。
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