管理人からの「苦言とお願い」
2001-07-28
小屋の周りにはいろいろ咲き始めていますが、マツムシソウがきれいです。デジカメで撮ってみましたが、結構イケませんか??
さて、今日は土曜日で沢山のお客さんがいらっしゃっていますが、その中でトレッキングブーツのソールが「経年劣化による破損」で、明日の下山に確実に支障をきたすと思われるものが2件も発生しました。
正直言って、本当にビックリしました。それ程、そのブーツの程度は悲惨なものでした。お二人とも女性でしたが、白馬岳から朝日岳を経て蓮華温泉へのコースです。昨日の白馬岳ではすでに下山を勧められたというのですが、強行して朝日小屋へ到着したものの、すでに完全にブーツの底は剥がれてしまっているのです。よくぞここまで来る事が出来たと思うくらいです。
もちろん開いた口を針金等で留めるという程度ではないので、小屋の長靴を貸し出して下山してもらうことにしました。…なんとも言えない話です。そのまま下山すれば事故につながりかねません。いろいろな意味でいくら山が身近になったとはいえ、登山道を歩くということを考えれば最低自分の靴等の装備のチェックはしてほしいものです。
新米管理人から、登山者の皆さんに「苦言とお願い」でした。
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