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はじめまして。
2001-02-27
今日はとびっきりの快晴!
朝日岳はもちろん、南は白馬の山々をはじめ清水岳、北は長栂山から先日本海に連なる山々までがキラキラ輝いて見える穏やかな一日でした。
今朝日小屋は深い深い雪の中ですが、5月になると我が家の前の田んぼからは、真正面に朝日岳、そして朝日平に建つ赤い大きな屋根の朝日小屋が見えるんですよ。
…さて2001年の夏山から、私が亡実父・下澤三郎に代わりまして朝日小屋の管理人をさせていただく事になりました。
父が28年にわたって築いてきた「朝日小屋」の持ち味を生かしつつ、より一層登山者の皆様に愛される山小屋を目指して頑張りたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
このホームページを通して、様々な情報を登山者の皆様に提供していくと共に、朝日岳と朝日小屋に想いを寄せてくださる方々の交流の場に出来たらと思いますので、どしどしご意見をお寄せください。お待ちしています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/02/d20010227a.html
女性の小屋番って珍しい!?
2001-02-28
今日で2月も終わり、明日からはいよいよ3月ですね。
なんとなく春がすぐそこまで来ているようで、うれしくなりませんか?
結局昨日は、夜中の2時までホームページの立ち上げの準備でモタモタしていました。(忙しかったのは私ではなく、責任者のYAMAさんでしたが)
そして今朝は、印刷屋さんと新しい封筒の図案の校正で打ち合わせ。
それから、富山県の地方紙・K新聞社の記者さんのインタビューを受けたり、なんだかんだと忙しく…の毎日です。でも名刺も出来上がってきましたし、頑張らなくっちゃ!
ちなみに、やはり山小屋のオーナー(私の場合は管理人ですが)というと圧倒的に男性の方が多いのです。ですから、女性の責任者がとても珍しいという点で、新聞社からの取材申し込みがあったようです。
先日、長野・岐阜・富山の三県の山小屋で作っている「北アルプス山小屋協会」の総会があって、その会合に初めて出席しましたが、67の山小屋のうち、女性の代表者は私を入れて3名だったと思います。薬師岳山荘の堀井よし子さんからいろいろなお話が聞けて有意義でしたし、「きっと、女性の小屋番らしい細かい心遣いが出来ると思いますよ!」とエールを送っていただきました。とてもうれしく、また心強く思いました。
いよいよ明日3月1日からこのホームページも正式に立ち上げる事になります。
まだまだ不備な点もあるのですが、順次改善していきますので、よろしくお願いします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/02/d20010228a.html
am10:00 今日から正式スタートです。よろしくお願いします。
2001-03-01
昨日の富山県地方は「春一番」が吹き荒れました。
さあ、今日からは3月ですね。県内の高校では卒業式が行なわれている所もあるようです。
さてそんな春に合わせて、朝日小屋のホームページがスタートしました。なんだかうれしいけど…ちょっぴりドキドキしています。
今朝掲示板には、1番乗りと2番乗りのお二人から書き込みがありました。ふ・ふ・ふ…と思わず微笑んでいる私です。1番はもちろん関係者のYAMAさんから…。でも2番は、いつもお世話になっている町内の郵便局のTさんからでした。ホームページを見てくださったんだ、有り難うございます!今日早速名刺を持ってご挨拶に行って来ようっと…。
実は先日もインターネットで「朝日小屋」を検索していたら、神奈川県のOさんのホームページになんと、朝日小屋の夕食の写真が「美味しかったです」のコメント付で載っているではありませんか!!これにも感謝・感謝で、Oさんにはお礼のメールを送ってしまい、Oさんからは「頑張れ!、応援します」の心強いメッセージを頂きました。
こんな風にして、いろいろな出会いが広がっていくんですね。
そんな出会いを大切にしていきたいと思っている朝日小屋管理人です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/03/d20010301a.html
「静けさの中、咲き誇る花たちとの感動の出会い」
2001-03-02
朝6時頃には雨だったのに後から雪が降り始め、田んぼの畦はまたうっすら雪化粧。
ホント、寒〜い!皆さんのところは如何ですか?
さて、HPの立ち上げから丸一日。掲示板も賑やかにして頂いて、本当にうれしい限りです。有り難うございます。
ところで、先日新しい封筒を注文する為印刷屋さんへ行ったのですが、ちょっとオリジナルな「キャッチコピー」の様なものを刷り込んでみたくなっていろいろ考えてみました。…で決めたのが、トップページの「静けさの中、咲き誇る花たちとの感動の出会い」なのですが、どんなもんでしょう??ホンの半日悩んだだけなので、最高の出来、という訳ではありませんが、朝日岳のいいところを表しているかなあ…と自画自賛。
ちなみに印刷屋さんには、「山ってみんな静かなんじゃないの?」と聞かれましたが、超有名な「白馬岳」から三国境を一歩越えると、本当に静けさが戻ってくるし、どこを歩いていてもまさに「高山植物の宝庫」ですから、ちょっぴり自慢したくなるのはやはり「静けさ」と「お花」だと思っています。
…まだまだ遠いけど、山へ行ける夏本番が待遠しいですね。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/03/d20010302a.html
新聞に大きく載っちゃいました!
2001-03-05
昨日からの全国的な荒れ模様の中、県内はまたまた冬に逆戻り…そろそろ「ふきのとう」でも芽を出しそうな気配はまたどこかへ飛んで行ってしまいましたね。トホホ…。
さてさて3月3日の地方紙K紙に、先日インタビューされた記事が載りました。ところがこれがナント社会面トップの扱い!!もう、朝刊を広げてビックリしました。
「北ア・朝日小屋に女性管理人」の大見出しの下、「"お父さんの山"私が引き継ぐ」こんな文字が踊っていました。なんだか恥ずかしいと同時に身の引き締まる思いがしました。女性の管理人が珍しいのもありますが、前管理人の父が28年間頑張ってきたこともあって、あんな大きな記事になったのだと思います。
HPをスタートさせたことも取り上げられていたのですが、悲しいかな、URLが載っていなかったの…。(女性のS記者さん、忘れちゃったみたい)
…今の私の宿題は、夏山シーズンが始まったらHPに最新の画像をUPすべく、デジカメを上手く操作できるようになること。だって、いろいろな方から「お花の写真楽しみにしているよ」とか「スタッフが揃ったら、お顔拝見!」とか期待されているのです。
新聞にも、「最新の朝日岳を掲載する」と書かれたので、頑張りたいと思います。
4日の日曜日は、朝日町の観光キャンペーンで白馬みねかたスキー場へ行って来ましたので、その模様は次回にお知らせすることにします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/03/d20010305a.html
4日(日)白馬みねかたスキー場へ
2001-03-07
今日も雨時々雪がちらちらの空模様…今週いっぱいは雪マークが消えない、まだまだ灰色の富山県地方のお天気です。
さてこのオフシーズン、管理人さんは何をしているの?とよく聞かれますが、新米管理人の私はなんだかドタバタ、モタモタしています。新しい名刺や封筒を作ったり、そろそろ舞い込んでくる予約の申し込みに応対したり…。今は、今週末に「朝日小屋のおやじ・下澤三郎を偲ぶ会」が開かれますので、その準備に追われています。
そんな中、4日(日)に朝日町観光協会が実施した県外出向宣伝キャンペーンで、白馬みねかたスキー場へ行って来ました。スキーマラソン大会参加者の皆さんに、朝日町名物の「タラ汁」を振る舞いPRする為です。雪模様のあいにくのお天気の中、大勢の参加者の皆さんが元気に7Kのコースを完走され、凍えそうな身体をあつ〜いタラ汁で温められました。
その後、山荘経営の白馬館社長さんのご厚意で、いちごの水耕プラントシステムを見学しました。白馬の山々をバックに大きなハウスの中でイチゴがたわわに実っている様はとても見事でしたし、味も抜群!さっきまでの冷えた身体がどこかへ飛んでいくようでした。最後にJR白馬の駅前でパンフレットとチューリップの切花などを配り、朝日町へどうぞおいで下さいと呼びかけました。
こんな事も、観光協会員の朝日小屋管理人をしてはお手伝いしています。
…小屋開けまであと3ヶ月程。新米管理人のドタバタはまだ始まったばかりです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/03/d20010307a.html
「朝日小屋のおやじ・下澤三郎を偲ぶ会」
2001-03-13
すぐ溶けていく春の雪だと思っていたら、ここ数日吹き荒れた吹雪で…結構積もりました。
数日ご無沙汰していた「管理人の日記」。実は、10日(土)に元のアルバイトが発起人となって「朝日小屋のおやじ・下澤三郎を偲ぶ会」を開いてくれたので、ドタバタとその準備やら後始末に追われていました。
朝日岳の麓の温泉に、120名もの方々が地元はもちろん日本全国から駆けつけてくださいました。一次会から二次会へと、夜通しおしゃべりに花が咲きました。
何しろ前管理人は28年間もの間務めさせていただいたので、その間にたくさんの登山者の皆さんとの交流がありましたし、初代のアルバイトのその子どもがまたアルバイトにやってくるという具合で、下澤三郎を取り巻く輪が大きく広がっていました。遠くは北九州からの女性3人組の方もいらっしゃいました。
大蓮華山保勝会の会長始め会員の方、一緒に山に登った仲間、常連のお客様、朝日岳に通ってくださるカメラマンやガイドの方、新旧のアルバイト…など等。まあ、それは賑やかな会でした。
人生に始りがあって終りがあるとは解っていても、別れは本当につらく悲しかったのですが、お陰様で下澤三郎が繋いでくれた朝日岳を想うたくさんの人の輪は、大らかでゆったりとしたその山容のように、きっとこれからも大きく広がっていくことと思います。
そして、保勝会の会長が励ましてくださったように、「偲ぶ会」を新管理人・清水ゆかりの出発点として頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/03/d20010313a.html
朝日小屋のお土産は?
2001-03-16
めまぐるしく変わる春のお天気、今日はまたまた暖かい陽射しがとても嬉しい朝です。。
さて、昨日は業者さんと朝日小屋のバッチ製作の打ち合せ。山開きまで後ちょうど3ヶ月になりましたから、いろいろ準備が始りました。(余談…立山の山小屋さんでは後1ヶ月で山に入るのでかなり忙しいようです。立山M山荘へ嫁いでいる妹の話です。)
業者さんの話によると、今は山小屋のお土産も、下界の誰かへというよりも登頂の記念に自分のために購入するという方が殆どで、やはりその山小屋のオリジナルが一番人気だそうです。バッチも一時期敬遠された時もありましたが、今はまた人気復活。後はバンダナやTシャツ…各山小屋さんでいろいろ考えていらっしゃいます。絵葉書はお土産の定番ですが、「バラ売り」の奮闘に比べて「セット組」の物はかなり苦戦しているようで、これも世の中の活字離れのせい?と考えられるようです。
ちなみに、朝日小屋のバッチも今年はちょうど在庫が切れたこともあって、新しい物を作ることになりました。朝日岳そのものは山容もそれ程特徴的でないので、全国の山小屋でも珍しいという赤い三角屋根の小屋と、やはり高山植物をアレンジしてみようと、今デザインを考案中です。バンダナも使い勝手があり、しかも手軽でステキなので置きたいなあとは思うのですが、一度には無理なので来年以降になりそうです。
…春がもうすぐそこまで来ているようです。今年はぜひ朝日岳へいらっしゃいませんか。いろいろ準備してお待ちしています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/03/d20010316a.html