心がときめいた一日でした
2001-08-16
今日は少しくたびれたので日記は休もうかなと思いつつ、やっぱり今日の熱い思いを伝えたくてまたパソコンに向かっています。
約40日振りに頂上へ行って来ました。管理人がこんな事ではいけないと思いつつシーズンに入りなかなか小屋を空ける事が出来なかったのですが、思い切って「ピクニック」に出かけるアルバイトのみんなと出発し、久し振りに雲が流れる頂上から「吹き上げのコル」を下りて大きく深呼吸をして来ました。
実は昨日から写真家の増村征夫さんがおいでになっていたので、今日は増村さんとそのお友達の方と合流して、「照葉の池」まで行って来ました。途中から若者達と離れてゆっくりゆっくり、花たちや流れる雲、そして空の色や風の音を確かめながら歩きました。
私も若い頃にはあんなに走って頂上からの道を駆け下りたこともあったナ…と思いつつ、立ち止まったり、3人でいろいろおしゃべりしながらの楽しい「お散歩」でした。
増村さんが、ご自分の写真展の案内状にこんな文章を書いていらっしゃいます。
「心にひびくとき」
不思議だなあ と思うのですが、野山を歩いていて、他のことが気になっているときは
なにも見えてきません。目には写ってはいるのでしょうが、感じられないのです。自然の神秘にときめくのは、自然の中にとけ込んでしまいそうなときでした。きっと、心が解放されているのでしょう。安曇野の、自然からの贈りものに感謝します。
今日は、恋人に久し振りに逢えたような、朝日岳の大きな自然に心がときめいた一日でした。
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