「女性の年齢」が分からない・・・その1
2001-11-27
今日は長女の誕生日、20歳になります。いよいよ大人の仲間入り。オメデトウ!!
さて…、「女性の年齢」について、今年の朝日小屋でのちょっとしたエピソードをご紹介します。大失敗したのは、私…。
朝日小屋の宿泊台帳には、年齢を記入する欄があります。これは、もしも何かあった場合に、状況判断や関係機関への連絡等にどうしても必要になってくるので、今年から新しく作った台帳にその欄を設けました。
実際にお客様は皆さん正直に書いて下さっているようですが、何しろ娯楽の少ない山小屋での生活、…口にこそ出しませんが私もアルバイトのみんなも、結構「お客様ウオッチング」(失礼!!)をしながら、時々皆さんの年齢をチラッとチェックしていたようです(笑)。
ある日、夕方少し遅い時間に女性二人連れのお客様がご到着。もう夕食が始まっている時刻だったので、お部屋に入ってもらってすぐにお食事をして頂くように連絡し、お二人が食堂においでになりました。
暫くして、食堂でお客様の係りをしていたてらちゃんが、「ゆかりさん、今お着きのお客様、一人の方どうも調子悪いみたいですよ」と伝えてくれました。私も気になっていたので、食堂で突っ伏したままのお客様の様子をてらちゃんに聞くと、「お二人のうちの、40代の方のほうが…」というてらちゃん。
そこで、私……「てらちゃ〜ん!!、どうも二人は友達らしいし、もう一人の女の子は台帳に23歳って書いてあったヨ。その友達だし、どう見たって20代やよ。てらちゃん、本当に女の人を見る目がないねぇ。そんなことやったら、女の人に騙されるよ、しっかりせんにゃ!!」…コテコテの富山弁で、しかもかなりの早口でてらちゃんにまくし立てました。てらちゃん、返す言葉もなく、立ち尽くす…(笑)。
若くて綺麗だし、体調が悪くて辛そうな感じではあるけれど、どう見ても20代。私はそう思い込んだのでしたが…。後から聞いたその女性の年齢はナント43歳、誰かさんと同い年でした(笑)。お二人は職場の同僚でしたが、親子ほどの年齢差があったのです。
夜勤明けで夜行に乗るという強行スケジュールで、白馬岳から縦走して来られたのですが、一日朝日小屋で停滞して頂いたら元気になられて、予定通り蓮華温泉へ下山して行かれました。
てらちゃんには、散々な言葉を発してしまった私。後から彼に謝ったのはもちろんです。「女の人を見る目がない」なんて、かなりの失言でした(笑)。
その後秋になって、私はもう一度「女性の年齢」について、失敗をしてしまいます。
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