「妖力」とは…
2009-07-13
管理人になって8年が経ち、今年で9シーズン目。
1シーズンに2~3回あるヘリコプターの荷揚げなので、これまでに20回以上の荷揚げを行ってきました。
自慢じゃないけど(!)、これまでの殆どが予定していた日程で実施されたか、あるいは予定日は快晴だったにも関わらずへり会社の都合で1日だけ順延になったとか、天候が悪くても延期は1日だけだったとか。
梅雨の最中の荷揚げが多いので、ほぼ予定通りに作業が出来るということが本当に不思議なくらいです。
そこで周りが言うのが、この不思議な力は…ゆかりの「執念」「情念」「怨念」…
それでも説明し切れないような、今回の荷揚げ。
Banちゃんのブログでは、この力は「ゆかりの、妖力」なんだとか!?
「妖力」を辞書でひいても、言葉が見つかりません。
で、「妖怪の力」ということであれば、それは『化け物の力』ということになります(爆笑・微笑・苦笑)。
いいえ、私は山の神様の気持ちが、予定通りにヘリコプターを飛ばせてくれているのだと信じたいです。
…亡父の想いかもしれません。
…私の周りに居てくれる皆さんの、朝日岳と朝日小屋に対する熱い想いかもしれません。
…もしかして、私への、少しだけご褒美かも?
今回は、1日目の夕方~2日目の朝と、荷揚げが2日間にわたるという珍しいパターンでした。
1シーズンに一度だけ、いつもこの時期のヘリで実家の母を連れてくるのですが、1番機で上がって、最後の荷揚げが終わった後の最終便機で下ろすことになります。
そして今回、母は朝日小屋に1泊していきました。
昭和59年までの以前の小屋には泊まったことがあるそうですが、昭和60年建設の現在の小屋には初めてということで、とても喜んで帰っていきました。
ちょっとだけ“親孝行の真似事”も出来た、そんな今回の荷揚げでした。
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