北アルプス 朝日小屋

朝日小屋 TEL 080-2962-4639(衛星電話)
北又小屋 TEL 0765-84-8809
開設期間外 朝日小屋連絡所
 〒939-0711 富山県下新川郡朝日町笹川 清水ゆかり
 TEL & FAX 0765-83-2318

新年、初めての日記

2013-01-25

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快晴の中、里から望む朝日岳と前朝日 ポツンと朝日小屋も見えます!  13.1.24 

 2013年、初めての日記です。

 新年のご挨拶をするには、ずいぶん遅くて申し訳ないのですが…。

 『謹賀新年』

 今シーズンも、どうぞよろしくお願いいたします。

 …大勢の登山者の皆様に可愛がって頂ける朝日小屋を目指して、ガンバリマス!!!

 何を書こう、どう書こう、と悩んだり考えたりしているうちに、あっという間にもう1月下旬。

 2013年のシーズンインに向けて。

 とにかく、元気いっぱい!!

 今の時期は、今シーズンのスタートに向けていろいろと準備を進めつつ、身体も心もバッチリ「フル充電!」している今日この頃です。

2012-2013 越年山行

2013-01-25

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2013年は、燕山荘で迎える   2013年元旦

 実は、「人生初!」の越年登山に行って来ました。

 北アルプスで、この時季営業しているのは、通年営業の西穂山荘と、年末年始限定営業の燕山荘のみ。

 何度か行ったことのある燕山荘で、今年は年を越そうという企画に集まってくれた仲間と5人で、2013年を迎えました。

 2012.12.30 中房温泉泊
 2012.12.31 中房温泉~合戦尾根~燕山荘
 2013. 1. 1  燕山荘より下山

 中房温泉では、大好きな温泉に、ゆっくりと心地よく浸かりました。

 燕山荘までは、暴風雪と寒さの中ではありましたが、仲間たちと一緒に頑張って登ることが出来、また到着した山荘での寛いだ時間、夕食の後に出された年越し蕎麦や、元旦に頂いたおせちにも、大感激!!!

 あいにく、年末年始にかけての寒波襲来で、燕岳山頂の登頂は断念せざるを得ませんでしたが、風速30mを超えたであろう暴風雪の中でしたが、厳しくも楽しく有意義な冬山を満喫することができ、思い出に残る越年となりました。

 一緒に登ってくれた皆さん、中房温泉の皆さん、燕山荘の赤沼社長をはじめスタッフの皆さん、そして燕山荘で出会った皆さん、本当に有難うございました。

 また、お会いしましょうね。

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今シーズン初の、山スキーに!!!

2013-01-25

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無風・青空の好天に恵まれ、栂池スキー場上部・天狗原にて  2013.1.21

 平日は空いているのですが、週末に仲間たちが行く山スキーにはなかなか同行できず、悶々とした毎日を送っていましたが…。

 今年から立ち上げた、『平日・山スキー部』。
 女子だけでなく、男子も大歓迎。

 今週初め、同行してくれるメンバーに恵まれ、その部活動の一環として、栂池スキー場の上部にある天狗原まで行って来ました。

 朝日町から、Bちゃん夫妻とすずちゃん、私の4名。

 そして地元の白馬村から、山もコースも知り尽くした、スペシャリストの皆さん4名。

 「白馬の王子様」こと、遭対協・白馬常駐隊の永井さん
 バックカントリーのガイドも手掛ける、雑誌で売出し中の高橋君
 八方尾根のインストラクター、某有名メーカーもスポンサーに付く佐藤君
 前回も栂池スキー場で付き合ってくれた、笑顔の素敵な「平日女子スキー部」新入部員の大嶋さん

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 そんな8名で出掛けた、今シーズン初の山スキー。

 無風で、青空の広がる快晴の中、標高2,000mを超える山岳帯からのダウンヒル。本当に最高でした!!

 メンバー、お天気、そして雪質。どれも最高の条件に恵まれ、本当に楽しい時間でした!!

 お付き合いくださった皆さん、有難うございました!!!

 なお、滑るだけで一生懸命な私は、滑っている写真や動画が撮れないので、楽しい様子をぜひBちゃんのブログbanchiの日記からYouTubeでご覧ください。

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私と山スキー

2013-01-25

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たった一人で、ホントの「コソ練」 笹川の裏山・三峯(みつぼ)で 2013.1.18

 まさか、山スキーにハマるなんて…。
 この私が、山スキーなんて…。

 12年前に山小屋管理人の仕事に就いて、遭対協の訓練などで初めて雪山に出掛けた頃、救助隊のメンバーから「ゆかりちゃんも、山スキーをやってみれば?」と何度か誘われた。

 でも絶対に、絶対に、首をタテに振らなかった。

 あんな樹林の中を、自由自在にスキーを操って滑り降りられるはずがない。

 雪国生まれの雪国育ち。
 たしかに子供の頃には、小学校から中学・高校と、学校からのスキー実習などがあり、無理やり急斜面を滑ったのかもしれないが、当時の「子ども心」には『急斜面とスピードに対する、恐怖心』しか残っておらず、OL生活も送っていない私としては、「私をスキーに連れてって!」などとは無縁のその後を過ごしたから。

 当時は、(今と比べても)まだまだスキーは「お金のかかるスポーツ」だったし、姉妹の多い私の家で、自営業を営む両親以外に子供をスキーに連れて行ってくれる周囲の大人もいなかった。

 そんな私が、50歳を過ぎてから、こんなに「ゲレンデスキー」「山スキー」にハマろうとは。。。

 オフシーズンを悶々と、ほぼ「引きこもり」状態で過ごしていた約10年間。
 今思えば、もったいなかったなぁ…。

 3年前、「そうだ、私も山スキーしてみようかな!」何気なく、フッとそう思ってから。

 でも、今だからこそ、いろいろな条件に恵まれて、こんなに一生懸命になれているんだろうな。

 楽しいことでも、付き合ってくれる、一緒に楽しみを共有してくれる『仲間』がいなかったら、こんなに夢中になれないこともよく分かった。

 今、本当に楽しい。
 山スキーに行きたいからと、スキーの基礎技術習得のため昨シーズンから真剣に取り組み始めたゲレンデスキーにも、また山とは違った爽快さを見つけて、ゲレンデにも足繫く通うようになった。

 もちろん、激しい山スキーに出掛けた後には、相当の疲労感が残るのも事実だけど、でもまた出掛けたくなるから不思議。

 怪我しないよう、仲間に置いて行かれないよう、技術も磨いて頑張りたい。

 三峯(みつぼ)は、笹川の裏山。

 この積雪期の間は、車が入る最終地点からシールを付けて林道を歩くこと1時間ちょっと。

 実は、その昔ここは、地元の小・中学校がスキー実習に行く、立派なスキー場だった。(リフトはないけど)

 小学生の時、スキーを担いで、延々と歩いた記憶がある。懐かしい思い出。

 こんな所が、今は、私の「コソ練」場所になるなんて。

 写真は、正しく(!?)コソ練した、18日の様子。
 21日の天狗原山スキーに向けて、とにかくシールを付けて歩かなくっちゃと思い、雪の降る中を出掛けた、貴重な時間。

 こんな裏山でも、この日は、フワッフワッ、パフパフのパウダーだった。

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今スキーシーズン、ここまでの活動

2013-01-25

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「平日女子スキー部」の活動 栂池スキー場にて 2013.1.7

 最初に、言い訳しておきますが(苦笑)。
 もちろん、遊んでいるばかりじゃないんですょ(苦笑)。

 でも、スノーシーズンに入って、三峯でのコソ練も入れたら、もう7回スキー板に乗りました。

 昨シーズンにゲレンデスキーを始めたのですが、一番最初に出掛けたのが2012.1.30です。
 今シーズンは、雪が早くから降ったこともあり、12月中にはすでに4回滑ることが出来ました。

 お陰様で、すずちゃんというパートナーがいてくれるので、スキー場までの車の運転など助けてもらっています。

 すずちゃんの、スキーに取り組む前向きな姿勢、パワフルな滑り、楽しんでいる様子等などに勇気をもらって、元気に「平日女子スキー部」の活動に精を出しています。

 他にも、下手な私を置いてきぼりにせず最後まで付き合ってくれるメンバーたちもいて、本当に素晴らしい仲間に恵まれて幸せです。

 以下、簡単ですが備忘録的に、ここまでの様子をUPしておきます。

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今シーズン初滑りは、一人で栂池 ゲレンデ用の新しい板で 2012.12.11
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「平日女子スキー部」シーズン初の活動は、マモちゃんをコーチに迎えて栂池 2012.12.17
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非圧雪バーンを求めて、シャルマン火打へ コーチはシュンちゃん 2012.12.21
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コルチナスキー場は、昨年すずちゃんがスキーデビューした思い出の場所 2012.12.27
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「平日女子スキー部」は、美味しいものを食べるのも楽しみ! 栂池 2013.1.7
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一人淋しく「コソ練」 でも何故か、満面の笑み 三峯 2013.1.18
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最高のひと時、楽しい仲間と山スキー  天狗原  2013.1.21

 

山スキーの練習に、シャルマン火打スキー場!

2013-01-30

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剱澤小屋の新平君と  13.1.30

 今日は、若い男子たちに連れて行ってもらって、シャルマン火打スキー場で非圧雪バーンを滑って来ました。

 里では小雨だったのに、スキー場が近付くにつれて雪に変わりました。さすが、シャルマン!!

 一日中小雪時々雪降りの天候でしたが、お陰様で前日の凸凹も消え、新雪の積もったふかふかパフパフ・パウダー。

 とても楽しく、また勉強になり、頑張って滑れた満足の一日となりました。

 まだまだ「へっぴり腰!」の私ですが、何事にも練習です(苦笑)。

「大丈夫!」「行ける!」「ガンバるぞ!」 。。。 「行くしかない!!!」
 急傾斜で狭くて困難なバーンや、樹林帯を目の前にした時には、そんな呪文(?)を繰り返しながら突っ込んでいます(苦笑)。

 ゲレンデスキーもそうですが、少しずつ少しずつ非圧雪バーンの滑りも覚えて身体が動くよう、山スキーでも皆さんに迷惑を掛けないようにしたいです。

 一日付き合ってくれたイケメン3人組、本当に有難うございました。

 もちろん超一流の滑り、剱澤小屋の若主人・佐伯新平君。
 パワフルで、かつ華麗なボーダー、S君。
 猛特訓中、でも確実に上達しているオッジー。

 そして2月の「山スキー合宿」(何処?)に向け、同じく猛特訓中の私…でした。

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