夕暮れ近くの頃
2013-10-10
今日のお客様は、お一人。
実は、9月後半にいらっしゃった方なのですが、大事なダウンジャケットを小屋に置き忘れられて。
「宅急便でお送りしましょうか」と連絡したのですが、「きっとまた、取りに行きますから」とのことで、今回の山行となりました。
蓮華温泉からの道中は、紅葉も素晴らしく、またライチョウに出会えて、間近かで素敵な写真を撮れたと、とても喜んでいらっしゃいました。
そんなお客様と、お夕食時、少しお喋りしていたら薄陽が射してきたので、小屋の周りの様子を見に行きました。
台風24号が通過する際、強風と一緒に、色付いた樹々の葉っぱも持っていってしまったよう。
色を落とした山肌の様子は、早くも、そして確実に晩秋に近付いた岳の10月中旬です。
でもそんな葉が落ちた樹々たちも、夕方の陽があたると、それはまた素敵なのですね。
紅葉のピークは、確実に下降しつつ、里へと秋の深まりを運んでいきます。
薄く夕陽に染まる初雪山を、遠望。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2013/10/d20131010c.html