朝日平の花たちは…
2009-06-23
晴れ間の見えた夕方、小屋の周りを少し散歩しました。というか、日記のネタ探しも兼ねて。
「バンザイの丘」付近をうろうろしたら、思いもかけずいろいろな花たちが咲き出していて、少しびっくりしました。
ここのところ日照はそれほどではなく雨もあったものの、里では30℃を超える真夏日も続いたとかで、山の上でも雨と気温の上昇の影響で、早く雪が溶け出したところでは、いち早く季節の移り変わりを感じた花たちがそろそろ賑やかになってきているようです。
小屋の周りでは見られなかったチングルマも、「バンザイの丘」では少しずつ花を咲かせていました。
前朝日に近いところでは、ハクサンゴザクラが一面に咲いている場所もありました。
「バンザイの丘」では、私の大好きな「ミネズオウ」も小さな小さな花を付けていました。
また、イワイチョウがポツリと咲いていたのには驚きました。
そうは言っても、花たちは雪が溶けた後から後から咲き出しますので、朝日平が一面満開の頃を迎えるのはまだもう少し先かなと思います。
ただこの後、今年の花の時期がいつ頃になるのか、思いの外少し早めに推移するのか、そこら辺りはこの後の梅雨時のお天気次第。
いろいろ気になる、目の離せない『お花情報』です。
…ちなみに、先週末に北又から上山して来たSちゃんたちの情報によると、北又から恵振山のルートでは、ツバメオモト・シラネアオイ・オオサクラソウ・イワカガミ・ミズバショウ・キヌガサソウ・サンカヨウ…等などの花たちがそろそろ賑やかに咲き始めているとか。
北又からのコースも、知る人ぞ知る「お花のコース」です。
今週末の山開き登山会を挟んで、それ以降7月に向けては、もっと沢山の花たちが一斉に咲き出して登山者の皆さんの目を楽しませてくれることでしょう。
いよいよ、夏本番が待ち遠しくなってきましたね。
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