父の一周忌を勤めて…
2001-05-29
昨日夕方の朝日岳の様子です。雲もかからず久し振りにはっきり見えましたが、かなり雪が溶けて夏山の雰囲気を漂わせ始めました。写真では分りませんが、朝日小屋の屋根が夕陽にキラキラと輝いてまぶしい位でした。
先週末から「日記」を書く時間が取れなくて、暫く間が空いてしまいました。本当は「日記」だから毎日書かなくてはいけないのかもしれませんね。実は26日(土)にごく身内で父の一周忌の法要を勤めました。そんな事もあり、ゆっくりパソコンに向かう事ができなかったのです。
命日は6月17日でまだ20日近くあるのですが、その頃には私も山の上ですし、立山の妹も身動きが取れないというので、少し早目に勤めさせてもらう事にしました。
あれからもう1年、まだ1年…。いろんな意味でそんな思いで一杯です。こういう気持ちを「信じられない」と表現するのでしょうか。子どもにとって親の存在は、「居て当たり前」なのかもしれませんし、そういう意味では「いつでも逢える、まだそこに居る」そんな不思議な気持ちでいるのでしょうか。
いつもは泣き虫の私が読経の中、不思議と涙が出ませんでした。きっと山の上に行った時には違った気持ちがこみ上げて来るような気がします。
もう少し頑張らなくては…。昨日の夕方キラキラ光っていた朝日小屋は、「早く、早く。待っているよ」と合図しているようでした。
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