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朝日小屋アルバイト紹介 その3
2001-07-29
高校生トリオです
左から、トイレ掃除を極めつつある「祥滋」、一生懸命茶碗洗いを頑張っています。
真ん中は、中学生の時から朝日小屋へ通ってくれている「慎太郎」、慎太郎のご両親はなんたって朝日岳の山開きで知合って結婚したというから、生まれる前から朝日小屋に縁のある若者です!
そして右は「田舎のヤンキー、ゆうすけ」。先日は初ボッカに挑戦しましたが、明後日またボッカをする事が決まっています。ガンバレ!!
この後入山予定の子達もいます。
それから今日はいませんが、うちの4人の娘達も交代で登って来てくれるので助かっています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/07/d20010729c.html
本当は言いたくないけど、もう一度「苦言」…
2001-07-30
7月29日の剣岳 photo by kouta
下界は暑い日が続き、雨が降らないから畑ものが上手く育たないとうちのお義母さんが嘆いています。今年は山の上のお天気は何だか中途半端で、一日中晴れてスカッとした日が少ないように思います。受付に座っていると外からの風が冷たく、私はまだ長袖…下界の皆さんゴメンなさい。
さて、今日はまたまた山小屋管理人の立場から「苦言」をひと言。本当はこんな事は言いたくないのですが、でもやっぱり言いたい!!
今に始まったことではないのでしょうが、毎日のようにいらっしゃる「遅くご到着のお客様」。昨日はPM7時過ぎにお一人、今日も夕方5時以降に何組かのパーティが到着されました(先日は、夜9時に到着のテントの大学生もいました)。それからお部屋に入られてお夕食。「食事はまだ食べられますか?」と聞かれれば、もちろんお夕食もお弁当もご用意します。
でも、『早立ち、早着き』は昔から山歩きの鉄則。山のお天気は変わりやすく、今日も夕方から濃いガスが雨に変わり、気温もかなり下がりました。朝の涼しいうちに行動を始め、見通しの良い早い時間に目的地に着くことがどんなに大事なことか、改めて考えていただきたいと思います。遅い到着の影響で、また翌日の出発が予定より遅れるという悪循環もよくある話です。時には下山先のバスに乗り遅れまいと焦って事故を起こす事もあるのです。
遅くご到着のお客様がお部屋に入られる頃には、他のお客様はもう就寝の用意をしていらっしゃって小さなトラブルに繋がる事もあり、小屋番としては本当に神経を使います。
いろいろな事情で早朝の出発が無理な時もあるとは思いますが、「僕たち、いつもこういう行動パターンだから」等と平気でおっしゃるお客様には、「どうか、他の皆様のご迷惑も考えてください!」と言いたい言葉をゴクンと飲み込んで、引きつった笑顔で受付けに座る新米管理人です…。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/07/d20010730a.html
今日で、7月も終わり
2001-07-31
まだ花盛りのチングルマと、ツガザクラ
7月も今日で終わり、何だかアッという間に毎日が過ぎていきます。毎朝4時の起床(海の日の連休は3時起きでしたが)にも慣れ、ドタバタがくり返される日々が積み重ねられていきます。
アルバイトの若い子たちも揃い仕事にも慣れて来たのですが、何しろ新米管理人のもと、アルバイトも「新人」が多いのでこれからいろいろ総点検していかなければいけません。
草刈りが順調に進み、ボッカも始まりました。今時の若い子たちですがちゃんと朝も起き出しますし、包丁も使いお米もといでくれます。
なかなか遠出の出来ない管理人、いつもは本当に小屋の周りをぐるりとするだけなのですが、今日はスリッパを履いたままウロウロ。少し見ないうちにいろいろな花が咲き始めています。
チングルマも終わりかけたかと思いましたがまだまだ咲いていますし、ツガザクラもきれいです。花たちを見ていると、ドタバタも忘れまた頑張ろうというファイトが沸いてきました。明日から8月、朝日岳は花盛りです。遊びにいらしてください、では。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/07/d20010731a.html
タテヤマウツボグサ
2001-07-31
小屋の横で花盛り、タテヤマウツボグサ
ひときわ濃い紫色が目を引きます
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/07/d20010731b.html