ひとり旅、朝日小屋~雪倉岳~白馬岳
2009-09-16
朝日小屋を出発したのは9月8日、朝の7時半頃。
2泊3日の山歩き。
久々の雪倉岳・白馬岳行きに、心躍るような嬉しさと少々の緊張感。
雪倉岳の登りでは、お客様からの情報があって出逢うことを楽しみにしていたコマクサと再会。ハクサンシャジンやシモツケソウもたくさん咲いていた。トウヤクリンドウも満開。
雪倉岳山頂にて、無線で小屋と交信。
前日朝日小屋に泊まった剱澤小屋アルバイトのノブ君と合流して、記念写真も撮ってもらうことができた。
歩きも順調。
しかし、この頃から風がかなり強くなり、雲行きも怪しくなってきた。
雪倉岳避難小屋にて昼食。お天気が心配なので、早々に出立することに。
鉢ヶ岳の巻き道を行く頃には、かなり濃いガス。
巻き道を巻き終えて“鉢の鞍部”に出ると、ガスは霧雨から雨模様になっていた。
風がきつくて、寒い。視界不良。
休んでいられなくて、呼吸を整えるくらいにしてすぐに出発。
登山者の皆さんの気持ちになって…、それを体感・実感しながらの歩き。
前が見えない中、そろそろ鉱山道の分岐のはず、ここを越えれば三国境のはずなどと思いながら、ただ歩く。でも、それもまた良し。
三国境到着。誰もいない、気配も無し。
ここまで来ればもう着いたも同じで、少しホッとする。
飛ばされるような風でもないので、とにかく白馬岳へと、馬の背を上る。
午後3時少し前、白馬岳山頂着。人影無し。平日だから、仕方ないかな。
花や登山道など気になる所のかなりの枚数の写真を撮りながら、また雪倉岳避難小屋の様子を確認しながら等、仕事をしながらなので(!)、これくらいの時間と納得。
今夜の宿泊は、白馬山荘。
あいにく若林支配人は不在だったが、久しぶりにお会いした副支配人・井崎さんとフロント主任・奥田さんと一緒に、あれやこれや情報交換しながら夜は更けて…。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2009/09/d20090916b.html