残雪の様子
2013-06-29
お客様からのお電話でのお問合せも、「残雪の様子はどうですか?」と聞いてこられることが多い今日この頃。
小屋周辺の登山道について、全てを点検・確認できるのはもう少し後になりますが、今日朝日岳山頂から吹上のコル、そして照葉の池方面を確認して、また五輪の森方面を俯瞰した限りでは、雪は例年と比べて、平年並みより少し多めではないかと思われます。
ただし、場所によっては例年より少なめの所もありますので、一概には言い切れませんが。
しかし、それもこの後の雨の降り方や天候次第で、夏山最盛期の7月中下旬から以降の雪の状態や残り方が違ってきます。
今の時点で、大勢のお客様がいらっしゃる7月20日頃からの夏山の残雪状況を完全に予想するのは困難ですが、例年と比べて決して少ないということはないようです。
北アルプスの北の端は、そうでなくとも有数の豪雪地帯であることは間違いありません。
7月20日も過ぎれば、登山道上の雪もかなり少なくなっては来ますが、それまでは雪上歩行に不安があるお客様は、ピッケルやアイゼンの携行をお勧めします。
7月第1週を過ぎる頃までには、全ての登山道の様子を把握する予定ですので、詳しくは7月8日以降に朝日小屋までお問合せ下さい。
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