速報、鉢ヶ岳の巻き道
2013-07-21
19日~20日にかけて、鉢ヶ岳の巻き道に残る雪渓上をベンガラでマーキングし、雪切り・ステップ作りする作業に行って来ました。
朝日小屋からはかなり遠出ですので、白馬山荘に一泊しての作業となりました。
小屋から、番頭さんのトモとN君が出て、丸2日掛かりの仕事量でした。
鉢ヶ岳の巻き道には、未だ3箇所ほど、大きな雪渓が残っています。
写真は19日現在。見て頂くとおりの状況ですが、
キックステップが上手く出来て、確実に歩ける方はあまり問題がないかと思いますが、
今しばらくの間、
雪上の歩行に不安のある方は、
アイゼンの携行をお勧めします。
・出来れば、6本爪以上。
・4本爪は、あまり当てになりませんから
また、ピッケルやストックもあればよいかと思います。
但し、ピッケルとストックは「似て非なるもの」だと思います。
トモたちも相当頑張って、かなり深くカットして足場を作っておりますが、雪の状態こればかりは日数の経過とともに状況が変わります。
確実に足場を確かめながら、歩いてください。
なかなか梅雨の明けない、北陸地方。
ついこの間までは気温の低い肌寒い毎日が続いていましたが、でもさすがに岳の上でも、そろそろ青空が見えて気温の上昇する日も出てきました。
また、雨でも降れば、確実に雪は融けていきます。
鉢ヶ岳の巻き道に雪が無くなるのは、夏の陽射しが暑く照りつける頃でしょうか。
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