おはようございます!
2018-06-30
今日の、朝焼け。
いよいよ始まる、の思い。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2018/06/d20180630a.html
2018-06-30
今日の、朝焼け。
いよいよ始まる、の思い。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2018/06/d20180630a.html
2018-06-30
朝日小屋から
『北アルプス』、と一括りにしてみても、山域によって諸々すべてが同じ条件ではないと思います。
まして今の時期、同じ『北アルプス』でも北部と南部では、残雪の様子やお花の咲き具合に、差があることもよくあることでしょう。
この数日、登山者の方々からのこんな声を耳にしますし、実際、これまでのどのシーズンよりも、入込が早いことに驚いています。
「雪解けが早くて、お花も一斉に咲きだしているという話を聞いたので、早く出掛けないと、と焦って・・・」
この週末に来てくださったお客様の中には、間違った情報が伝わっていたり、実際に朝日岳に来てみて「残雪の多さにびっくりしました」「こんなはずでなかった」等々。
今日の写真は、富山県側・北又方面・夕日ヶ原の様子です。
梅雨の明けていない北陸地方では、まだまだガスる日も多くあります。
朝日岳周辺のお花も、少しずつ咲き出してはいますが、たっぷりの雪の下で、今しばらく出番を待っている様子です。
今のところ、朝日岳周辺の残雪は例年並みだと把握していますが、
それでもここは、北アルプスでも最北端に位置する、豪雪地帯です。
白馬岳~朝日岳~蓮華温泉、もしくは栂海新道を歩かれる場合は、正確な情報の下、入念な計画と十分な装備でお出掛けください。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2018/06/d20180630b.html
2018-07-04
昨日(7月3日)登山道の偵察
小屋~朝日岳山頂~山頂裏・蓮華側~水平道分岐~小桜が原~水平道~小屋
ぐるりと一周して来ました。
気になる残雪の様子ですが、
先週3日間ほど続いた大雨と強風の影響もあるのでしょう、雪解けは順調に進んでいるようです。
ただ、そうは言っても、いましばらくはピッケル・アイゼンは必携です。
ルートファインディングも必要で、夏道だけを頼りにしていては歩けないのも事実です。
「水平道」は、今日現在は『通行止め』となっております。
危険と思われるポイントが2箇所ほどあります。
今日も「雪切り作業等」に出掛けていますが、今週末に実施される『夏山事前パトロール』を経て、安全面を考慮したうえで、通行できるようにしたいと思います。
朝日小屋のご宿泊には、『ご予約』が必要です。
それは、とにもかくにも、このような時期に(特に単独で)歩かれるお客様の安全確認を、どうしても小屋としてもする必要があるからに他なりません。
「海の日」3連休前に、朝日小屋ご宿泊のお客様におかれましては、ルート上の様子を必ずご確認の上、お出掛けください。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2018/07/d20180704a.html
2018-07-04
今現在、「水平道」の危険個所、2箇所
白馬側から来ると、
大きくV字に沢状地形を下って登る箇所があります。
(一昨年までは同じようなポイントが2箇所あったのですが、昨年の新道付け替え工事により、残り1箇所)
そこが、かなりの急斜面になって残っていて、雪も固く、
昨日もスコップで「バケツ」を掘ってもらい、ピッケルを使いながら慎重に登りました。
ここをどうするか、14日からの連休前までには対応出来たらと思っています。
もう1箇所は、朝日小屋近くの「水谷」
雪の下では、沢水が大きな音で流れているのですが、そこの雪は、いつの年でもかなりの急傾斜で残るのです。
梅雨の雨や、下の沢水の影響で、そのうち必ず融けていくはずなのですが、今の状態では危険なので、どう工作して安全面を確保できるか。
以上の点などをクリアした上で、「水平道」を開通させたいと考えていますので、今しばらくお待ちください。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2018/07/d20180704b.html
2018-07-04
「水平道」と名前が付いている割には、途中のアップダウンが、かなり激しい箇所があり。
(山道ですので、どうにも仕方ないのですが・・・)
白馬岳から来られる登山者の皆さんは、長い縦走路の、最後の最後に来てから、しんどい思いを強いられてきました。
私は、小屋の受付で、疲れた顔の登山者の皆様に、
「入口と出口の高さが同じくらいなだけで。。。」と、いつも苦しい言い訳してきました。
関係省庁にお願いし始め、現場を見て頂いたのち、工事計画を作成して頂けることになり、測量や伐開と続いて・・・ (発案・構想から、数年掛かりでした)
大きくV字に沢形状地形を、登ったり下ったりする、一番大変な2箇所の地点。
その1箇所が、昨年秋に付け替えられました。
昨日、その場所を通って来ましたが、本当にストレスなく歩けるようになっていました。
写真で見て頂いても分かる通り、
当然、最低鞍部には雪が堆積していますが、新道に残雪は殆どなく、快適に花を眺めながら「水平」に近い状態を歩くことが出来ました。
残りの箇所も、今シーズン中に工事が進む予定です。
多分、2箇所目の工事が完了すれば、「水平道」の所要時間も短くなると思われます。
皆様、乞うご期待!!!
ちなみに、Gappa Sanさんは、工事施工会社の社長さんデス。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2018/07/d20180704c.html
2018-07-05
土砂降りの雨なので。。。
一昨日(7月3日)
「お散歩」「登山道確認」の途中で出逢った花たち
朝日岳山頂から見る山並み、そして剱岳
朝日小屋~朝日岳山頂
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2018/07/d20180705a.html
2018-07-06
今週末、1泊で実施予定だった「朝日岳・山開き登山会」は、残念ながら中止となりました。
早く、天候が回復しますように。
先日の「お散歩」お花の写真の続きです。
朝日岳山頂~水平道分岐~小桜ヶ原~水平道~小屋
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2018/07/d20180706a.html
2018-07-08
昨日の大雨・強風から一夜明けて。
一日違えば、こんな風。
雨が上がって、少しずつ落ち着きを取り戻しつつある、そんな山の上。
夏山事前パトロールの部隊も、今朝、元気に「栂海新道」に向かいました。
その犬ヶ岳も、夕暮れの中に姿を現して。
当たり年だというコバイケイソウが、白く浮かび上がる。
明日からは、ようやく、ぼちぼちとお客様。
ゆっくりした今夜の夕餉は、若い女の子たちが腕を振るってくれた、手作り餃子と、「山のアスパラ」の肉巻。
今宵は舟見の七夕、花火が見えるといいな~
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2018/07/d20180708a.html