北アルプス 朝日小屋

朝日小屋 TEL 080-2962-4639(衛星電話)
北又小屋 TEL 0765-84-8809
開設期間外 朝日小屋連絡所
 〒939-0711 富山県下新川郡朝日町笹川 清水ゆかり
 TEL & FAX 0765-83-2318

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朝日小屋名物「ラジオ体操」

2001-07-27

今まで余裕がなくてなかなか出来なかったのですが、これが朝日小屋の名物「ラジオ体操」。でも、ホント…見事にバラバラ!

管理人からの「苦言とお願い」

2001-07-28

  小屋の周りのマツムシソウ

 小屋の周りにはいろいろ咲き始めていますが、マツムシソウがきれいです。デジカメで撮ってみましたが、結構イケませんか??

 さて、今日は土曜日で沢山のお客さんがいらっしゃっていますが、その中でトレッキングブーツのソールが「経年劣化による破損」で、明日の下山に確実に支障をきたすと思われるものが2件も発生しました。

 正直言って、本当にビックリしました。それ程、そのブーツの程度は悲惨なものでした。お二人とも女性でしたが、白馬岳から朝日岳を経て蓮華温泉へのコースです。昨日の白馬岳ではすでに下山を勧められたというのですが、強行して朝日小屋へ到着したものの、すでに完全にブーツの底は剥がれてしまっているのです。よくぞここまで来る事が出来たと思うくらいです。

 もちろん開いた口を針金等で留めるという程度ではないので、小屋の長靴を貸し出して下山してもらうことにしました。…なんとも言えない話です。そのまま下山すれば事故につながりかねません。いろいろな意味でいくら山が身近になったとはいえ、登山道を歩くということを考えれば最低自分の靴等の装備のチェックはしてほしいものです。

 新米管理人から、登山者の皆さんに「苦言とお願い」でした。

朝日小屋アルバイト紹介 その1

2001-07-29

 一日の仕事が終わって、厨房で

 インターネットの威力はかなりのもので、最近いらっしゃるお客様から毎日のように「あなたが哲也さん?いつもHPで見ていますよ」とか、「白高地沢の橋を直してくれて有難う」等と声を掛けられる哲也。かなりテレ気味!

 でも、朝日小屋には他にもフレッシュな顔ぶれが勢揃いしています。写真だけでも載せようと、厨房での「お茶タイム」の時に早速写してみました。

 写っている四人は、左からグリーンパトロールの「めっけちゃん」、金髪で笑顔が憎めない「てらちゃん」、その落着いた雰囲気から“ママ”と呼ばれている「陽子ちゃん」、そして志願の末、朝日岳・白馬岳方面グリーンパトロール3年目の「ジッキー」。…全員大学生です。

朝日小屋アルバイト紹介 その2

2001-07-29

しっかり者の二人です

 左は、昨日入山して来てくれた「勇人(はやと)」です。まだまだ緊張気味のようですが、頑張ってくれています。福岡県出身。

 右は、しっかり者で物知りの「孝太」。哲也といいコンビで明日からも草刈を頑張る予定。福島県出身。

 この二人は東京の農業関係の学校に通う友人で、かなりの即戦力。何をやらせてもOKです。

朝日小屋アルバイト紹介 その3

2001-07-29

 高校生トリオです

 左から、トイレ掃除を極めつつある「祥滋」、一生懸命茶碗洗いを頑張っています。

 真ん中は、中学生の時から朝日小屋へ通ってくれている「慎太郎」、慎太郎のご両親はなんたって朝日岳の山開きで知合って結婚したというから、生まれる前から朝日小屋に縁のある若者です!

 そして右は「田舎のヤンキー、ゆうすけ」。先日は初ボッカに挑戦しましたが、明後日またボッカをする事が決まっています。ガンバレ!!

 この後入山予定の子達もいます。

 それから今日はいませんが、うちの4人の娘達も交代で登って来てくれるので助かっています。

本当は言いたくないけど、もう一度「苦言」…

2001-07-30

7月29日の剣岳  photo by kouta

 下界は暑い日が続き、雨が降らないから畑ものが上手く育たないとうちのお義母さんが嘆いています。今年は山の上のお天気は何だか中途半端で、一日中晴れてスカッとした日が少ないように思います。受付に座っていると外からの風が冷たく、私はまだ長袖…下界の皆さんゴメンなさい。

 さて、今日はまたまた山小屋管理人の立場から「苦言」をひと言。本当はこんな事は言いたくないのですが、でもやっぱり言いたい!!

 今に始まったことではないのでしょうが、毎日のようにいらっしゃる「遅くご到着のお客様」。昨日はPM7時過ぎにお一人、今日も夕方5時以降に何組かのパーティが到着されました(先日は、夜9時に到着のテントの大学生もいました)。それからお部屋に入られてお夕食。「食事はまだ食べられますか?」と聞かれれば、もちろんお夕食もお弁当もご用意します。

 でも、『早立ち、早着き』は昔から山歩きの鉄則。山のお天気は変わりやすく、今日も夕方から濃いガスが雨に変わり、気温もかなり下がりました。朝の涼しいうちに行動を始め、見通しの良い早い時間に目的地に着くことがどんなに大事なことか、改めて考えていただきたいと思います。遅い到着の影響で、また翌日の出発が予定より遅れるという悪循環もよくある話です。時には下山先のバスに乗り遅れまいと焦って事故を起こす事もあるのです。

 遅くご到着のお客様がお部屋に入られる頃には、他のお客様はもう就寝の用意をしていらっしゃって小さなトラブルに繋がる事もあり、小屋番としては本当に神経を使います。

 いろいろな事情で早朝の出発が無理な時もあるとは思いますが、「僕たち、いつもこういう行動パターンだから」等と平気でおっしゃるお客様には、「どうか、他の皆様のご迷惑も考えてください!」と言いたい言葉をゴクンと飲み込んで、引きつった笑顔で受付けに座る新米管理人です…。