黒岩山山頂
2001-10-22
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/10/d20011022c.html
2001-10-22
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/10/d20011022c.html
2001-10-22
う〜ん、とっても嬉しかった!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/10/d20011022d.html
2001-10-24
今日の夕方から再び山に行って来ます。今回は、ナンと立山室堂山荘の妹・佐伯法子と一緒です。ガイドは梅さん。
実は、9月初めに3県山小屋協会の研修会で室堂山荘に泊まった折に、結婚してから殆ど山に登っていない妹が珍しく何処かへ行きたいという事になり、それならゆかりが山を終って来てから2人で行ってくれば、とご主人の千尋さんが提案してくれたのでした。でもとにかく忙しい妹のこと、実現するなんて思っていませんでしたが、梅さんのガイドで「下の廊下」に挑戦(!)することになりました。(但し時間がないので、途中ちょっと??のルートを使います)
しかし、結婚してから15年近く1時間以上山道を歩いた事がないという妹(でも高校時代はU高校山岳部所属で、インターハイにも出場経験あり)と私のコンビですから、体力・脚力に不安があり、また少々「高所恐怖症」ときていますから、さてさてどうなることやら…(笑)。
もし、歩けそうになかったらすぐに戻るという条件での今回の山行。
日本最古の山小屋のオーナー夫人と、北アルプスの最北端の山小屋・新米管理人、という姉妹の組合わせ。どんなズッコケ珍道中になることやら…、梅さん宜しくお願いします!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/10/d20011024a.html
2001-10-24
「下の廊下」から帰って来て翌日からは、「栂海山荘の小屋閉い」に行って来ます。
9月にさわがに山岳会の小野 健さんたちがお見えになった時に、10月末の小屋閉めにいらっしゃいませんかとお誘いを頂いていました。とにかく朝日小屋へおいでになる登山者の皆さんの気持ちが少しでも分かるようになりたいと思う私は、ぜひ行ってみたいと思いました。今シーズン受付に座っていると、栂海新道へのお客様が20年前に比べてとても多くなっているのにビックリさせられました。5月に白鳥小屋まで登って来ましたが、栂海山荘は行っていませんので、とても楽しみです。
今回は余裕をもっての山行で、26日正午坂田峠出発で白鳥山・白鳥小屋泊、27日は白鳥小屋〜犬ヶ岳・栂海山荘泊、28日下山、の予定。
帰って来たら楽しい山行の様子を日記にUPしますので、それまでお休みさせて頂きます。宜しくお願いします。
では、行って来ます!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/10/d20011024b.html
2001-10-30
「下の廊下」そして「栂海山荘の小屋閉め」と、連続して山行し28日に帰って来ました。しばらくご無沙汰していた日記ですが、無事帰宅の報告が遅くなってしまい「どうしたの?」と心配したメールも頂きましたが、今日はやっと落ち着いてパソコンの前に。
25日は立山室堂山荘の妹と一緒に「下の廊下」へ、ガイドは梅さん。
24日夕方に木崎湖畔の宿舎へ入りました。妹と山を歩くのはもちろん20数年振り、そして2人で旅館に泊まるのは初めてかも?そんな女2人のかしましいこと、おしゃべりに花が咲きましたが、それでも翌日のことを思えば、次第に緊張感が高まります。
翌朝は扇沢から一番のトロリーバスで黒部ダムへ。ダム下からいよいよ「下の廊下」が始まりましたが、今日は仙人ダムまでの行程。とにかく「高所恐怖症」に加えて、あまり高低差のない道とはいえ、16.6キロを無事リタイアせずに歩けるか心配でした。
いつもは尾根道か稜線歩きしかした事のない2人。河原を歩いた初めのうちは結構景色も楽しめたのですが、「新越沢出合」を過ぎた辺りからでしょうか、「へつり」があったり、スノーブリッジが切れて大きく被さった中を急斜面に架かる梯子の段を踏み外さないように慎重に上り下りしなくてはいけない所では、かなり緊張しました。梅さん曰く「今年の残雪は大した事がないが、去年だったら、法子さんもゆかりさんもちょっと無理だったかも…」
とにかく、景色を眺める時は必ず立ち止まって見る事。…そんな注意を厳重にされての歩行でしたが、危ない箇所を通過する時には知らず知らず息を殺し神経を集中!それでもホッと一息つくと何とかデジカメだけは撮らなくちゃ、と私(笑)
さすがに「白竜峡」付近はへつりの連続で、最高のロケーションもゆっくり眺める余裕はありませんでしたが、峡谷の険しさと美しさ、そして特に深い峡谷の両側に聳え立つ壁を彩る見事な紅葉が織りなすその素晴らしさは、緊張感にも増して歩いて良かったぁと思わせるに充分な眺めでした。そしてこの時期に何箇所も未だ残る雪の塊。いかに峡谷の冬が厳しいものかを思い知らされました。
本当は阿曾原温泉小屋の佐々木 泉さんの所でぜひ泊まりたかったのですが、今回は妹も私も翌日の予定があるという事で、仙人駅から上部軌道に乗せてもらって帰るというコースを取りました。ですから、仙人ダム〜阿曾原〜欅平間は次の機会に。
実は今回の「下の廊下」山行、妹にも私にもそれぞれの目的がありました。
妹は、自分の所で請け負っている登山道整備の箇所を自分自身の目で見て、オーナーやアルバイトの皆の苦労を肌で感じてくる事。よく話に出て来る「ダム下」「内蔵助の出合」「鳴沢小沢」「新越沢」「別山谷出合」etc…を自分で確認したい、という気持ちで行って来ました。
そして私はといえば、…「黒部峡谷」を隔ててそれぞれに聳え立ち連なる「立山連峰」と「後立山連峰」、そして「中部山岳国立公園 北アルプス」。…朝日小屋は「北アルプスの最北端」。今まで私の中では点でしかなかった朝日岳を、線で繋いでもっと立体的に捉えたいし、広がりをもって認識したい。その為には少しでも黒部峡谷を歩いて見られたら、そんな思いが今回の「下の廊下」山行になりました。
もちろん2人とも無事目的達成!!…トロッコ電車に乗り宇奈月駅に着いた頃にはもう日が暮れてしまっていましたが、心は大満足。軌道に乗る時間を気にしながらも、上手にガイドしてくれた梅さん、本当に有り難うございました。
この次は、「ぜひ行きたかった栂海山荘・犬ヶ岳へ」の山行の様子をおおくりします。
お楽しみに。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/10/d20011030a.html
2001-10-30
急峻な沢からの流れが豪快で、緊張し慎重に渡りました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/10/d20011030b.html
2001-10-30
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/10/d20011030c.html
2001-10-30
それでも頭上にはポタポタと滴を垂らす不気味な塊が…。
下では、心配そうな梅さん。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/10/d20011030d.html