亡父の3回忌法要を終え。。。
2002-05-13
青空に向かって咲く「タムシバ」 白鳥山付近 02.4.29
11日(土)、亡父の3回忌の法要を、菩提寺において近親の者で行ないました。
平成12年6月17日に父が亡くなってからもうすぐ丸2年。
私の「朝日小屋管理人」への道は、あの日から始まりました。
本当に月日の経つのは早いものですね。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020513a.html
2002-05-13
青空に向かって咲く「タムシバ」 白鳥山付近 02.4.29
11日(土)、亡父の3回忌の法要を、菩提寺において近親の者で行ないました。
平成12年6月17日に父が亡くなってからもうすぐ丸2年。
私の「朝日小屋管理人」への道は、あの日から始まりました。
本当に月日の経つのは早いものですね。
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2002-05-13
富山県山岳警備隊の古崎分隊長から講義を受ける 右は同じく谷口隊員
12日(日)、朝日岳登山口の北又に近い尾安谷から越道峠方面で、大蓮華山保勝会の「登山研修会」が開かれ、管理人の私も参加して来ました。この研修会は、6月29〜30日に予定されている「朝日岳山開き登山会」のリーダーを中心に、登山の安全技術の習得を目的に行われました。
昨日は、富山県警山岳警備隊から入善警察署の古崎富裕分隊長と、同じく今年から朝日町交番配属になった谷口和幸隊員の両名を講師にお願いして、救助隊員でもあり昨年の登山会隊長のnyamaさんをはじめ、毎年リーダーやサブリーダーとして登山会に同行する保勝会員10名が参加しました。
午前8時に事務局に集合し、約1時間半にわたりロープの結び方やザイルを結んでの確保の方法など、また地図の見方・読み方等々の講義を受けました。
その後、雪上での訓練を予定して現地に向けて出発しましたが、小川温泉元湯から入ってすぐのトンネルを抜けた直後の地点ですでに落石・崩落の為通行不可能な箇所があり、今回は小川温泉から林道を歩く事になりました。今年は予想以上に雪融けが早く、林道の残雪も昨年の同時期に比べてかなり少ないようです。しかし斜面の崩壊・崩落もあり、道路整備が未だ進んでいないので林道は車輌通行止めの状態です。
途中林道を雪が横切っている斜面では、実際にザイルを渡して安全にトラバースをする訓練等も行ないながら、硬いアスファルトの林道を歩く事約2時間あまり、やっと越道峠に到着。しかし昨年の同時期に行なった研修会の時と比べても谷に残る雪が少なく、ピッケルを使った滑落停止訓練等は出来ませんでした。それでも昼食後に約1時間、各自でピッケルやスノーバーを使いながらザイル確保の練習を繰り返し習得しました。
あいにく霧雨の降る肌寒い一日でしたが、例年6月末の登山会では実際に8合目から上部や夕日が原等では多くの残雪が予想される為、参加者全員がリーダーとして、一般登山者の皆さんが安全にそして安心して登山会に参加できるよう、万全の態勢作りに向けて真剣に研修会での講習に耳を傾けていました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020513b.html
2002-05-13
いつもながら熱心に講義してくださる、古崎分隊長。
コンパスと地形図を使った、地図の見方・読み方を勉強する大蓮華山保勝会会員。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020513c.html
2002-05-13
古崎さん同様、熱心にそして丁寧に教えてくださった富山県警山岳警備隊の谷口和幸隊員。
この春から、朝日町交番勤務。若くてガッツがありそうです。
未熟な朝日小屋管理人ですので、どうぞよろしくお願いします。
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2002-05-13
立ち木にシュリンゲを結びカラビナを掛け、ザイルを通す。
いろんな場面を想定して、何度も反復練習。
ヘルメットNo.16は、nyamaさん。
※ 越道峠や林道の様子を「最新の朝日岳情報」に載せておきます。
※ 「朝日岳山開き登山会」の申し込みが始まりました。未だ少し余裕があるようです。
詳しいお問い合わせ、申し込みは朝日町役場商工観光課へ。
TEL 0765−83−1100
申し込み〆切り 5月17日(金)
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2002-05-17
雪倉岳山頂にて 01.9.19 photo by morisita
朝日小屋から白馬岳方面に目をやると、白馬岳よりもずっと大きく、その山容に堂々とした風格を漂わせているのが「雪倉岳」です。ちなみに、白馬岳は日本百名山、雪倉岳は二百名山、そして朝日岳が三百名山とされています。
先日、朝日新聞社から出ている「週刊・続日本百名山」に雪倉岳が紹介されていると書きましたが、我が愛する雪倉岳は、『雪という名の最高峰』なんだそうですね…知りませんでした。
雪の多い日本各地にも、「雪」の文字がつく山はわずか13山しかないとか(25,000分図記載から)。その中で一番高い山が雪倉岳、2番目が北海道の大雪山(2,290m)、そしてナント3番目には初雪山(1,610m)。富山県朝日町にある山が2山も入っているなんて、本当にびっくりしました。
「続・日本百名山」の中で永田芳男氏が、白馬岳から雪倉岳・朝日岳のコースを「高山植物のオンパレード!」と絶賛し推薦コースのひとつに挙げておられますが、まさにその通り、北アルプスで見られる高山植物のほとんど全てを見る事が出来る数少ないルートになっています。
その中には「ユキクラトウウチソウ」というバラ科の花もあります。カライトソウに似ていますが、カライトソウは花穂が垂れ下がるのに比べて、ユキクラトウウチソウは直立しているという違いがあります。時々登山者の方から「カライトソウみたいでしたけど…」と質問される事がありますが、雪倉岳や朝日岳周辺ではそんな珍しい植物も見る事が出来ます。
白馬岳から三国境を過ぎると、白馬大池方面を目指す登山者の数が多いのに比べてパタッと人が少なくなります。ルートが長いので少々敬遠されがちですが、白馬岳を早発ちされれば大丈夫かと思います。思い切り汗をかく苦しさや辛さ以上に、見事なお花畑がその疲れを癒してくれることでしょう。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020517a.html
2002-05-17
雪倉岳の南側、鉢ヶ岳との鞍部に建つ「雪倉岳避難小屋」です。
無人・期間外解放になっていますが、結構きれいに使ってもらっています。(今年は出来れば早々にトイレ掃除に行きたいと思っています)ただし昨秋訪れた時には、石垣との間にビールの空き缶やゴミがわざわざ隠すように残っていました。
ぜひマナーを守って、これからも大切に使用してくださるようにお願いいたします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020517b.html
2002-05-17
雪倉岳山頂から振り返る、白馬岳、旭岳
ガスがかかり始め、この後小雨がパラッと来ました。
雪倉岳の北側下り斜面の砂礫帯は、だらだらと、しかし結構下ります。でも、逆コースで行くと長い登りになるので、少々辛いかもしれませんね。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020517c.html