- いろいろな、安眠のためのグッズ
山小屋の生活は、どこも早朝から始まります。
朝日小屋の場合、シーズン繁忙期はもちろんのこと、余程のことが無い限り発電機は早朝4時から回しますので、スタッフの起床は午前3時45分。
超繁忙期には、3時過ぎに起き出すこともあるわけで。
早起きは、この仕事の性質上、致し方ありません。
そして寝るのは、発電機が止まる午後9時。
夜の仕事が早めに終わり、他のスタッフがバイト部屋に引き上げてでも、発電機を止める当番の男子と私は、9時前に布団に入ることは殆どありません。
若い子たちには、昼間に2~3時間ほどの休憩時間があり、散歩に行く子・読書にふける子・ただただ寝る子など、その過ごし方はそれぞれです。
しかしお客様の応対と電話番・受付・売店は私の役目なので、私の仮眠は日中の電話と電話の合間、そして到着された登山者の受付応対の合間となります。
もちろん、お昼寝中にぐっすり眠れることは、まずほぼありませんが。
なのでシーズン中は、慢性的な「睡眠不足」。
超繁忙期は乗り切っても、それが終わってちょっと気が緩んだ頃、いつもドド~ッと溜まった疲れが出てしまいますね。
今年もいろいろあって、8月27日に半日、そして9月11日に丸一日寝込んでしまいました。
でも今シーズンは、まだいつもに比べたら元気かな。
なるべく、あれやこれやと考えないように、考え過ぎないようにしようと努めています。
特に夜、お布団の中に入ってから、今日の日や次の日のこと、先のことなど、特に心配事については思い巡らさないようにしています。
そうかといって、夜発電機が止まって電気が消えたからといって、バタンキューと眠れるわけもなく、ここ数年はシーズン中だけ「睡眠導入剤」のお世話になっています。
とにかく、寝る!!!
明日の元気の源は睡眠から、と思って、気持ちを安らかにする!!!
私の“心の恋人”A子ちゃんからもらったアロマオイルにも、癒されながら。
それからそれから、
今シーズンは、寒さ対策をバッチリ決めていますので、冷えから来る不調もあまり感じず頑張っています。
番頭さんのトモから、シーズンの終わり毎に言われるのが、「ゆかりさん、暖かい衣料品を買ってきてくださいね」
ちょっとお洒落もしつつ、フリース生地の巻きスカートやレッグウオーマーも常時愛用し、また寒くて仕方の無い受付の中には電気ストーブを焚くようにしました。
昨晩のように冷え込んだ夜には、ポリタンにお湯を入れて湯たんぽにしています。
また、16年前に手術した股関節を大事にしようと、受付では足元に足置き台を置いていますし、また抱き枕を足に挟んで寝るようにしたら、体調も良いように思います。
今シーズンの終了・下山まで、あと10日となりました。
もう少し、ガンバリマス!!!
…3日間「ひとり旅」の、筋肉痛が全く出ていないのが不思議。
オフシーズンのスキーが効いているのかしら!?…
それから、今日と明日は台風の影響もあり、ご予約はゼロ。
台風はかなり気になりますが、台風対策は充分にしつつ、それでもトモとMISAKIちゃんと私3人で、明日はホントに久しぶりのお寝坊が出来ると喜んでいます(苦笑)。