山の上に居る、という実感
2005-06-14
朝のひんやりと澄みきった空気を感じる時。
ボンヤリと夕焼けを眺める時。
そして、雲海に吸い込まれそうになる瞬間。
自分は、山の上に居るんだということが実感できる。
上の写真は、今日の夕暮れ時。
初雪山や白金の頭、定倉山が見える。
ぽわんとした、雲海。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/06/d20050614f.html
2005-06-14
朝のひんやりと澄みきった空気を感じる時。
ボンヤリと夕焼けを眺める時。
そして、雲海に吸い込まれそうになる瞬間。
自分は、山の上に居るんだということが実感できる。
上の写真は、今日の夕暮れ時。
初雪山や白金の頭、定倉山が見える。
ぽわんとした、雲海。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/06/d20050614f.html
2005-06-15
今日の午後、12日からお手伝いに上がってくれていた助っ人・板さんが下山。途中まで、小屋のみんなで登山道の偵察やベンガラ撒きに行くことにしました。
私も、夕日ヶ原まで行って来ました。
入院の前からあまり歩いていなかったし、もちろん手術後初めての山道(雪の上)だったので、夕日ヶ原の途中で引き返すことにして出掛けました。
北又方面は、夕日ヶ原だけでなく、「馬の背」付近の岩場以外は、恵振山まで夏道は殆ど出ていない状況にあります。
今日の作業は、小屋の全員でのルートの確認とベンガラ撒き、一昨日に県警山岳警備隊の平野分隊長が立てていかれた目印の旗(3月吹雪の白鳥山で活躍した、あのフラッグ)の点検でした。
さすが助っ人・板さん、視界の利かない雪しか見えない中で、的確な指示を出してくれました。
この先当面の山開き登山会に向けて、何度も夕日ヶ原まで作業に出掛ける予定です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/06/d20050615a.html
2005-06-15
ガスが切れている時でも、地形が分かっていないとなかなか正確にルートが取れないかもしれません。
未だもうしばらく、この時期の北アルプスは、ピッケルやアイゼンなどをきちんと装備して、地図やコンパスを携行しなくてはいけません。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/06/d20050615b.html
2005-06-15
なんといっても、未だこれだけの雪が残っているので、小屋の周りも含めてお花の開花はもう少し先になりそうです。
夕日ヶ原までの間の登山道脇で、咲いていたのはショウジョウバカマくらい。
…一株だけ、サンカヨウがひっそりと花を付けていました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/06/d20050615c.html
2005-06-16
昨年に続き、今年も朝日小屋では20年ぶりの「大改修」が行われています。
私が管理人になってから、大規模・小規模に関わらず、ナンダカンダと毎年続いている小屋の模様替え。
昨年は小屋の所有者である大蓮華山保勝会が中心となって、受付・売店の移動改築とそれに伴う厨房関係の大改造(旧受付を改造して厨房を拡張)を行いました。
今年も保勝会の事業として、昨シーズン中から準備を始めて『自炊室』を増築することになり、小屋開けのその日から作業が始まっています。
ちょうど20年前に建て替えられた現在の朝日小屋には、自炊室も乾燥室もありません。ましてや、その当時の山小屋にはあまり見かけなかったであろう喫茶室や談話室もありません。
どちらかといえば、本当に昔ながらの、最低限泊まるための機能しか備えていない山小屋といえるかもしれません。
しかし、民間の自然保護団体である大蓮華山保勝会が、それでも当時のできる限りの力で建てた大切な山小屋です。
今回20年ぶりの「大改修・増築」となり、小さいながらも木の香りのする『自炊室』が出来上がり、それに伴い玄関先を『乾燥室』代わりとして皆さんに使用していただけるようになるはずです。
お陰様で、小屋開け直後から雨も降らず作業が順調に進んでいます。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/06/d20050616a.html
2005-06-16
12日の小屋開けに一緒にヘリコプターで上山してきたのは、総勢11名の工事関係者の皆さん。
現場監督はじめ、電気屋さん、板金屋さん、塗装屋さん、石積みなどの作業をする職人さん、そして大工さんなど。
昨年からの工事で顔見知りとなった皆さん、朝7時から夕方6時まで、びっしり仕事に精を出してくださっています。
ちなみに、電気屋さんは気心の知れたBANさん、今回の大工の棟梁は大蓮華山保勝会会員のNさん、そして建設会社の現場監督は、その昔学生時代に朝日小屋でアルバイトしていたSさんと、朝日小屋に力を貸してくれている方々です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/06/d20050616b.html
2005-06-16
昨シーズンの作業が終わった時、今年のために砂利やバラスを現場近くに置いていきました。
でも、うっかりというか、まさかというか、それがこんなに雪の中に埋もれているとは。。。
捜しました。
「ゾンデ棒」のように、長い棒で雪の中を突き刺して捜しましたが、なかなか見つからなくて。
本当は、まだ砂を見つけたいのですが、これはかなり無理のようです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/06/d20050616c.html
2005-06-17
父の命日でした。
あの日から、もう丸5年が経ちました。
ゆっくり想い出に浸っている余裕もありませんでしたが、大好きだった甘いものを仏前に供えました。
小屋の周りも、ゆっくり雪解けが進んでいますが、お花はやっぱりショウジョウバカマが咲いているのと、あとはハクサンコザクラが少しづつ蕾を膨らませているくらいでしょうか。
朝方強く雨が降りましたが、その雨も次第に上がりました。職人さん達の仕事があるので心配しましたが、あまり影響もなくひと安心でした。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/06/d20050618a.html