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小屋を支えてくれている、大事なスタッフ
2005-08-08
小屋を支えてくれる、元気な仲間たち
先日は朝日小屋の「花」たちの写真を載せたので、今日は男の子たちのスナップを。
後列左から、地元朝日町の若者・2年目のリュウジ、Gパトの新人・泉くん、一年目だけど頼りになる男テツ、黙々と働く天神、岸和田のだんじり男・悠、3年目・ガンバルよっしー。
前列左から、H美ちゃんの長男・新人の誠くん(数年前駅伝に出てくれました)、5年目・私と一緒に成長していると公言(広言?)しているショウジ、皿洗いの名人・Gパトの和也くん。
以前「大ピンチ!!」と書いてご心配をお掛けしたアルバイトも、お陰さまでその後何人も集まってくれて、どうやら今シーズンを乗り切ることができそうです。
「お花の朝日岳」のイメージが強い朝日岳と朝日小屋では、例年ですと、超繁忙期は7月中となります。
今シーズンは雪が未だ残っていて、8月にもお客様がいらっしゃったのですが、それも昨日の日曜日で大方今シーズンのピークを越えたのではないでしょうか。
もちろん、今シーズンはお花がまだまだ楽しめます。
スタッフもまだまだ頑張っていますので、小屋にいらっしゃったら声を掛けてやってください。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/08/d20050808a.html
目当ては、それぞれ
2005-08-08
咲き始めた、カライトソウ
先日、受付にいらっしゃったお客様。なんだか見たことがあるような…。昨年続けて2回も来て下さった方でした。
「たしか、カライトソウを撮りにいらっしゃった?…」
「覚えてくれてましたか。そうです!」
昨年雪倉岳や朝日岳周辺のカライトソウがどうしても撮りたいと、時季を狙っておいでになった方でした。
「えぇ!?、カライトソウですかぁ。なんか“ネコじゃらし”みたいだし、特に興味はないけど」なんて言ってしまった私でしたが。
その方の話によると「こんなにカライトソウが群生していて、しかも綺麗に咲く山域は他にないですよ!!」とのこと。
そういえば、確かに以前私もこのHPで、小屋の周りに咲くカライトソウの素晴らしさを書いたことがありました。
今年綺麗なコバイケイソウもそうですが、どうしても高山植物というと“小さくて可憐で”という花たちが好まれますが、ピンクのカライトソウが一面に広がる姿はやはり圧巻です。
他にも、雪倉岳に咲く一面のタカネマツムシソウが見たくて足を運ばれる方もいらっしゃいます。
お目当ては、それぞれです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/08/d20050808b.html
淋しくなりました。。。
2005-08-11
花を終えて、チングルマ 05.8.9
7月の初めから小屋に入り、ずっと頑張ってくれた悠くん、まちこちゃん、政子ちゃんの3人が9日に下山。
小屋は、一度に淋しくなってしまいました。
初めての仕事は戸惑いばかりで、きっと大変だったことでしょう。お客様が多くて早い朝は、午前3時起きの連続ということもありました。
注意されたり怒られたり。きっと若いみんなは辛いことも多かったに違いありませんが、「全速力」で駆け抜けた1ヶ月あまり。
どんな記憶が残ったことでしょうか。
少しづつ、夏が終わりに近付いていきます。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/08/d20050811a.html
取材
2005-08-11
フルメンバーが勢ぞろい 05.8.9
東京の某テレビ局が、小屋の取材に1週間ほど来ていました。
小屋にお泊りになったお客様には、いろいろとご迷惑をお掛けしたかと思いますが、お許しください。
なんだか、山岳雑誌やテレビなどに“登場”する機会があり、「マスコミ好き」なのかと思われていると実はちょっと困るのです。
でも、いつかの時に掲示板に書かれたことがありましたが、「ちょっと有名だと思って」というようなことは、決して自分の中にはありません。
本当は、そっとしておいてほしいのです。
私は、「山小屋の管理人」です。『有名人』と呼ばれるほどの何様ではないのです。“イメージだけ”が先行するのはちょっと辛い。。。
だったら断ればいいのに、と思われるかもしれません。…これからは考えようかなぁ。
でも今回も、きっとテレビの画面には、泣いたり笑ったり、アルバイトの子たちを怒ったり、等身大の私しか映っていないはずです。
ちなみに、どうやらテレビのタイトルは「がんばる“かあちゃん”!!」のような雰囲気らしく、それにはかなり抵抗があるのですが(苦笑)。
9月中旬に、関東を中心に放映されるそうです。
詳しく決まりましたら、またお知らせします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/08/d20050811b.html
大変だぁ!!…と思いきや
2005-08-11
花盛り、イワイチョウ
9日の夜、珍しく遅くなった時間に日記を書こうかと、パソコンに向かいました。
インターネットに繋ごうとしたら、パソコンが答えました。
「接続できません」…
慌ててBANちゃんに電話を入れましたが、「分からん。。。」
何度やっても同じ表示が出てしまいます。
「本体が壊れたかもしれないし、下ろすしかないかも。でも時間を置いて、もう一度やってみて」
何があったか分からないまま、今朝になりました。
恐る恐るインターネットに繋いでみると…、あぁ無事に繋がりました!!
このまま、日記が書けないかもしれないと思うと、デジカメを持って外に出る気にもなれません。
もうこの日記は、私の「管理人生活」の大事な大事な一部です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/08/d20050811c.html
白馬大雪渓での事故
2005-08-12
木道脇に咲く、シロバナクモマニガナ
新聞・テレビなどでの既報の通り、昨日午前7時半頃、白馬岳の白馬大雪渓で大規模な土砂崩落事故が発生しました。
すでに皆さんご承知かと思いますので、詳細については割愛いたしますが、朝日小屋としても全く他人事とは思えず、「隣の一大事」と、大変心を痛めております。
昨日遅く関係機関に問い合わせたところ、白馬大雪渓については、やはり「当分の間」通行はできないということでした。
かなり大規模な崩落だったということですし、まだ行方不明者がいらっしゃるということですから、「当分の間」がいつまでで、いつになったら通行可能かということももちろん未だ分からない状況でしょう。
白馬大雪渓から上山を考えていらっしゃる登山者の皆様におかれましては、栂池自然園か白馬鑓温泉から、あるいは蓮華温泉からの入山にルート変更をされることも考慮に入れて、計画を立てられるようお願いいたします。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、行方不明者の方の一刻も早い救出を願うばかりです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/08/d20050812a.html
キャンセルには、必ずお電話を!
2005-08-12
朝から、雨が降り続いて
山小屋です。
登山者の皆様をお泊めするのは、ご予約の方も“飛び込み”の方ももちろんです。
でも、ご予約がありながら突然のキャンセルの場合は、どうぞ1本のお電話をください。
体調不良もあるでしょう、急などうしようもない用事ができた場合もあります。もちろん天候不良で、予定した朝日小屋に向かえない場合もあります。
後にも先にも、何のご連絡がないケースがあります。
お部屋割り、お夕食の準備やお弁当の段取りなどなど、「決して、コンビにではない!」山小屋です。
1本のお電話だけで、後は構わないのです。
何よりも、ご予約がありながらお出でにならないと、とにかく心配します。事故でないか、遭難でないか…。
ぜひ、朝日小屋のご予約のキャンセルには、必ずお電話をください。お願い致します。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/08/d20050812b.html
秋を感じはじめた、朝日小屋では
2005-08-13
食べ盛りの男の子ばかりです! 05.8.12
本当はお盆のお客様で、少しだけ賑わうはずの(最盛期は終わった!)朝日小屋でしたが、どうやらこの週末はあまり好天は望めないのでしょうか。
昨日も朝から雨風のお天気でしたから、次々とキャンセルのお電話が入り、結局昨日の夕食は、8名様。
それも一体最終的に何人になるのか、まるで毎日「数字当て」のようになるのが、これからの季節です。
そうなると、いつもの「定番メニュー」はお預けとなります。
昨日は雨も降って寒かったので、「湯豆腐」が登場しました。
下界ではまだまだ残暑が厳しい頃かと思いますが、朝日岳ではひと足早く秋の気配です。
これから先の朝日小屋は、静かで、朝日小屋らしい落ち着いた装いを取り戻します。
特に平日は、淋しいくらい。
初秋の朝日小屋へ、どうぞお待ちしています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/08/d20050813a.html