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なんでだろう。。。
2003-04-15
傾きかけた陽を浴びて、残雪の林 03.4.13
今流行の歌の文句じゃありませんが、「なんでだろう、なんでだろう。。。」とかなり深刻な状況に陥ってしまった私。もしかしたら、もう山へ行けないかも!?
実は、今回山へ行って『体重』が増えていたんです、それもかなりの重さ…。
いつも主治医のY先生から「清水さん、1キロも増えたら困りますョ」と気を付けるように言われているにも関わらず、この数ヶ月間の“冬篭り”状態の中で少しづつ、しかし確実に私の体重は増えて来ていました。
それでも、山を歩けば何とかなるだろうと思っていたら。。。とんでもないことになってしまいました!(笑)
皆さんは、1回の山行で体重は増えますか?それとも減りますか?
もちろん今回は日帰りの山行で、しかもみんなに迷惑を掛けてはいけないという思いから、私のザックの中は雨具とおにぎり程度の必要最小限にして、それこそ小指で持てるくらいの重さだったので、負荷なんて掛けてないのも同然だったには違いないのですが…。
美味しいご馳走やお酒があったとは言っても、アルコールで早々とダウンしてしまったのでそんなに大喰らいしたというわけも無し…。
このままでは、山へ行く度に体重が増えてしまうのではないかという恐怖に襲われそう…。
そりゃあ、ご馳走やお酒はもちろん、空気も美味しいし、ワハハワハハと大声で笑い飛ばして精神衛生上も最高の状態にいるわけだし、痩せる理由が無いといえば無いのだけれど…
あ〜ぁ、本当にどうなっているのかしら。
というより、どうすればいいかしら。誰か教えて!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/04/d20030415a.html
やはり、山へ行くしか…
2003-04-15
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/04/d20030415b.html
アースデイとやま2003 「森と川と海のフォーラム」
2003-04-21
パネルディスカッションの様子 03.4.19 新川学びの森にて
19日(日)、魚津市の「新川学びの森」を会場に『アースデイとやま2003』が開かれ、その中の『森と川と海のフォーラムに参加してきました。
日本を代表する河川・黒部川を知る、語る、観るとしたフォーラムで、黒部川とかかわりの深い4人のパネラーの方々が黒部川の魅力と半世紀余りの川の変化、そして現在の問題点や将来の課題を参加者とともに語るというものでした。
実は、昨年の8月中旬に朝日小屋へおいでになった10数名のグループの皆さん、柳又谷を詰めて上がっていらっしゃったのですが、その中に今回の企画に関わった方々がおられて、案内を頂いたのです。
また、一昨年に朝日岳にいらっしゃった太田希生(おおたまれお)さんは、「山ヤさん」かと思っていたら実は「水中写真家」として富山県内の海中を撮り続けていらっしゃる方で、今回のアースデイとやまの中では、黒部沖の水中を撮影した作品も出展しておられて、太田さんからも今回の催しの案内を送ってもらいました。
山小屋関係では、三俣山荘などを経営する伊藤正一さんもパネラーとして参加していらっしゃいました。伊藤さんは、黒部源流を永年にわたって見続けてきた目から見た『ダム』についての発言をされていました。特に、「水圧の影響は山の上まで及ぶ」「山は地下から崩れる」という持論を展開しておられたのが、参加者の注目を集めました。また「地球温暖化」とその影響について、大変心配していると発言され、「自然保護は今や、地球規模で考えなくてはいけない」と話しておられました。
各分科会や会場全体が、大変大勢の参加者で賑わいました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/04/d20030421a.html
お久しぶり!!
2003-04-21
チューリップテレビのお二人、久々の登場です!
アースデイとやま2003 の会場にて 03.4.19
アースデイの会場で、偶然チューリップテレビの西山ディレクターと三国谷カメラマンのお二人にお会いしました。NPOの取材に来られたとか。
西山さんにはひと月前にもお会いしましたが、三国谷さんには昨年の取材以来(?)。
私の笑い顔も泣き顔も、そして怒った顔も知っているお二人。いろいろあって「ちょっと・沈んでいた」私は、久々の再会にお二人から何だかとても元気と勇気をもらいました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/04/d20030421b.html
志水哲也写真展『黒部』
2003-04-21
「北又谷・ケルン滝」の前で 03.4.21
今日は、長野県大町市の市立大町山岳博物館で19日から開かれている志水哲也さんの写真展を見に行って来ました。(5月30日・金まで開催)
開催日から今日までの3日間は、作者の志水さんご本人が滞在していらっしゃるということで、案内も頂いていました。
昨年8月に朝日小屋においでになって以来久し振りにお会いしましたが、「こういう風に写真展をやると、元気になれるんです」と話してくださいました。
昨年も、東京と富山の2会場で「黒部」の写真展を開催されましたが、その時はちょうど小屋のシーズン中でしたので残念ながら拝見することができませんでしたので、今日は楽しみにしていました。
会場に飾られた写真には、何年にも亘って初冬や厳冬期などの厳しい黒部の姿を見続けた志水さんの、彼らしい感性や山に対する想いが込められていて、作品の前では吸い込まれるように立ち尽くしてしまいました。
北又谷のケルン滝の写真も、何度見ても素晴らしい迫力で迫ってきて、観る者を惹きつけます。
岳都・大町での開催です。山岳博物館の見学と合わせて、ぜひ足を運んでみられては如何でしょうか。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/04/d20030421c.html
今、松本…
2003-04-21
写真展入り口の案内板 大町山岳博物館
実は…今、松本です。
二女・はるかのアパートから、娘のパソコンを使ってこの「日記」を書いています。
家を出る時から、松本から日記をUPしようと思って、そのような準備(パソコンの)をしてきました。多分自分のパソコン以外から日記を書くのは初めてなので、なかなか慣れなくて時間もかかりましたが、どうにか完了…!
しばらく日記をお休みしてしまい、スミマセン…。いろいろあって、なかなか書けませんでした。
そして明日は、徳本峠小屋へ行って来ます。昨秋に初めて訪れた徳本峠ですが、その時は森下さんがしっかりガイドしてくださいましたが、今回は一人です。
朝早く沢渡まで自家用車で行き、そこからバスに乗り換えて上高地まで。管理人の今川さんが「トレースはしっかり付けてあるヨ!安心していらっしゃい!!」とおっしゃっていましたし、お天気も良さそうなので、頑張ります。
しかしそうは言っても、春山はいつも要注意。緊張感もあります。油断は禁物ですね。
…というわけで、またまた数日日記はお休みします。帰ってからの報告をお楽しみに!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/04/d20030421d.html
快晴の中、徳本峠へ!
2003-04-24
梓川から眺める、残雪の穂高連峰 03.4.22
行って来ました、徳本峠小屋!!
ようやく“冬眠”状態から抜け出し、13日には大地山へ行ってきた私(しかし、途中撤退)。今回は22日から2泊3日の日程で、上高地から明神を抜けて徳本峠まで「単独」での山行でした。
いつか機会があれば、残雪の4月に2,000mの山へも登りたいとは思っていましたが、私の実力からして行ける山は限られます。また、平日に何泊も付き合ってくれる同行者もアテには出来ません。単独でも、実力に合わせて何処かへ行きたい…。
そんな時、3月初めの山小屋協会総会の時に小屋の管理人の今川さんから、4月16日に小屋開けすることを聞いていました。徳本峠なら、昨秋に写真家の森下さんと登っているのでトレースがあれば行けないだろうか…そう考えて計画しました。
21日は午後から自宅を出発し、途中大町へ立ち寄り志水哲也さんの写真展を見てから、松本の二女・はるかのアパートで1泊。
入山の22日は、朝から快晴!
梓川は山々からの雪融け水を集めて、清々と流れていました。上高地からはその梓川沿いに芽吹き始めたばかりのカラマツやケショウヤナギの林を抜け、明神館横を通って、徳本峠へと進みます。春山の本格的シーズンは今月末の連休からですから、行き交う登山者にも遭いません。
しばらくは除雪された林道沿いに進みますが、それもすぐに雪に覆われた登山道へと変わりました。しかし途中から、トレースの跡は沢を直登するように続いています。快晴のお陰で周りの状況が容易に判断できましたので、夏道が全く出ていない残雪の中でも、他の沢へ迷い込むことなど無く歩くことが出来ました。
しかし、かなりの急登、斜度のキツイ登りが延々と続きます。シーズンが始まったばかり、お土産も入っている私のザックはそれなりに重たく、いつもの“カメさん歩き”は、周りの景色を眺めつつ立ち止まりながらの“カタツムリ歩き”へ…(笑)。
見上げるとまだまだ続く斜面を、独りハァハァ言いながら歩いていました。そこへ、「お〜い!」と呼ぶ今川さんの声。こういう時は、本当に嬉しいものですネ!(笑)
「此処は、余り長居しない方がいい。横の小さな沢から雪崩が来ると大変だから。ゆっくりでも休まないで歩こう!」と言われ、結局荷物を担いでもらって、ようやく小屋まで辿り着きました。
上高地〜明神館まで約1時間。明神館〜徳本峠小屋まで約3時間。お天気が良かったので、かなりデジカメでの撮影に時間を要しましたが、相変わらず登りの弱い私は、コースタイムを少しオーバーして約4時間余りの行動。でも、とっても爽やかな汗が落ち、吹く風が頬にヒンヤリとした気持ちの良い登りになりました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/04/d20030424a.html
雪に埋もれた、徳本峠小屋
2003-04-24
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/04/d20030424b.html