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テント泊を経験して
2003-05-07
夕照の中、myテントを前に“ご満悦”
てらちゃんのテントと2つ並べて張りました 03.5.4
私は、山を歩く(登る)多くの登山者の皆さんの時々の状況や、様々な願いや思いを、出来るだけ自分自身のものとして知っておきたいと考えています。
もちろん、海外の山へ行ったり、高度な技術を必要とする登山はムリかもしれませんが、それでも自分が可能な限りこれからもいろいろと挑戦していきたいと思っています。
体力や技術が無いのでなかなかホンモノの「山男」「山女」には近づけませんが、楽しみながら勉強していきます。
今回の「雪上テント泊」は、遊びの要素が殆どでしたが、それでも貴重な経験をしたと思います。
食料の調達、装備のあれこれ、テント設営のノウハウ、テントの中での効率良い過ごし方、防寒対策、テント泊する(したい)気持ち…等など。
寒さ対策は万全だったはずですが、“雪の上”は寒かったァ!!
「ザックに足を突っ込む」なんてことも経験しました。ズボン下を付けて、その上にズボンも2枚履きました。ホッカイロも張りました。それでも夜中に腰やお尻の辺りがジーンと寒いのです。
夜中に何度もトイレに行きましたが、凍った雪の上を歩くとザクザクと大きな音がして、他のテントの人に迷惑だったと反省しましたが、こればかりは生理現象なので許して下さいネ。
厳しい場面に遭遇して、自らの命を懸けて救助にあたる山岳警備隊の皆さんのことが、頭を過ぎりました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030507c.html
遊びも、ここまで!
2003-05-07
夕暮れ迫る大日岳方面を望む 室堂平から 03.5.4
2月・3月、そして4月半ばまでのドタバタした生活の“うっぷん”を晴らすかのように、あちこち行きまくった私(笑)。
今日改めて思い返してみると…4月22日から2泊3日の徳本峠行き、26日から3泊4日の栂海新道、そして5月3日から2泊3日の穂高平、雷鳥沢。
よくよく考えると、長野・新潟・岐阜・富山と、4県も歩いているのには我ながらビックリ!
そしてその山行も、単独あり、ハードな山あり、のんびりの時間あり、テント泊ありと、とてもバラエティーでした。
今日友人から「もおーッ、家を出されるよ!」と、心配やら怒りやら(笑)羨ましいやら(笑)のメールももらいました。
でも、ゴメンね。これも仕事なのよ、私の。いろいろなことを経験したいし、その経験を山小屋管理人としての自分の「糧」にしたいから。
自分の小屋の小屋開けまで、あと約40日となりました。
この後、自分の遊びの山行きの時間は取れるかどうか。
11日は、大蓮華山保勝会の「安全登山研修会」
17〜18日は、遭対協の訓練
24〜25日は、「海のウエストン祭」
6月1日は、町道・湯ノ瀬〜北又線で「安全祈願祭」
そして6月15日は「小屋開け」
と、予定はビッシリ詰まってしまいました。
「遊びは、5月連休まで」と決めていた私。
今日は、昨シーズンが終わってから伸ばしていた髪をバッサリ切って来ました。
…さあ、ガンバロウッと!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030507d.html
お・ま・け…
2003-05-08
笠ヶ岳(2,898m)
新穂高ロープーウエイ・西穂高口駅展望台より 03.5.3
てらちゃんと、穂高平避難小屋に行く前に時間があったので、新穂高ロープーウエイに乗りました。
2人とも名実ともに全くの「オノボリサン」状態(笑)。
快晴に恵まれ、標高2,150mのロープーウエイ終点・西穂高口駅では、360°の展望。目の前に大きく迫ってくる西穂高岳をはじめとする穂高連峰、槍ヶ岳の峰々、双六岳や笠ヶ岳の稜線、そして遠くには加賀の白山までが浮かび上がってそれは見事な眺望でした。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030508a.html
朝日岳遠望
2003-05-08
この写真は、富山県警山岳警備隊・横山 隆分隊長が送って来てくださいました。
5月3日、春山警備のため劍御前小屋に駐在した時に、パトロール中の別山尾根から撮影したものだそうです。
例年に比べて残雪が多いとの情報があった今年の北アルプス(春山)、4月の降雨、そして5月の好天によってかなり雪は融けたとの話もありますが、多くの登山者が入山される夏山が近付いて雪の状態がどうなるかは、この後1ヶ月の天候次第。
5〜6月の残雪期の北アルプスに入山の場合は、くれぐれも事前情報の収集と綿密な計画・準備・装備をお願いします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030508b.html
GW、おまけのオマケ!
2003-05-10
雄山をバックに、立山室堂山荘前にて 03.5.5 photo by tera
GWの立山行き、最後はやっぱり妹の所へ寄って来ました。
でも、雷鳥沢からキャリーの通った跡をぐるりと廻ったのですが、遠かったぁ(笑)。お天気が良かった分、暑くて。
オーナーの佐伯千尋さん、妹の法子、そして梅さんにも会いました。妹以外はみんな日焼けして、元気そうで安心しました。
てらちゃんと行った今回のGW後半の山旅、行く先々で何もかもが‘島’から来たてらちゃんを歓迎してくれたようです。
穂高平では、すぐ間近かでカモシカを見ました。
立山では、まだ冬毛の雷鳥が「グエーッ、グエーッ」「グワーッ、グワーッ」と鳴きながら、真っ青な空をバックに何羽も“低空飛行”していました。
てらちゃんの喜ぶ顔が、私には一番嬉しかったです!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030510a.html
朝日岳と朝日小屋、最新情報…その1
2003-05-10
これは、関係者の方から送っていただいた朝日小屋の写真。
今年の4月7日のものです。
この時期の写真は、殆ど見る機会はありませんので、大変貴重な資料です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030510b.html
朝日岳と朝日小屋、最新情報…その2
2003-05-10
同じく4月28日の写真です。
富山県は4月の降雨量が多かったそうで、中旬以降雪の融け具合も急ピッチだったと、立山辺りの山関係の方が話しておられました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030510c.html
朝日岳と朝日小屋、最新情報…その3
2003-05-10
4日前、5月6日の朝日小屋。
GWの頃は好天に恵まれ、かなり気温も上昇しました。
ドシャ降りの雨降り、あるいは真夏のようなカンカン照り、硬く締まった雪が融けるのはどちらかですね。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030510d.html