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オーナー紹介 … 槍岳山荘
2003-03-08
穂苅康治氏(飛騨山小屋友交会所属)
言わずと知れた、“日本のマッターホルン”槍ヶ岳にある槍岳山荘オーナーの穂苅康治氏です。
大正15年創業、定員650名を誇る有名な山小屋ですね。
4月末〜11月連休まで営業し多くの登山客で賑わう槍岳山荘ですが、昨年は大規模な改築をされて大変だったとか。今まで以上に快適な山小屋になってお客様をお迎えできる態勢が整ったようです。
他にも、槍沢ロッジ、南岳小屋、大天井ヒュッテ、雷鳥ヒュッテなども経営していらっしゃいます。
ホームページも充実しています。とてもお忙しいオーナーですが、「レンズを通したあるじの視線」という日記もUPしておられて、私も楽しみに読ませて頂いています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030308b.html
オーナー紹介 … 涸沢小屋
2003-03-08
奥原廣次氏(北アルプス山小屋友交会所属)
涸沢小屋オーナーの奥原廣次氏です。
「清水さん、ぜひ一度遊びにいらっしゃい!」と、お会いする度に誘って下さいます。
雪と岩の殿堂・涸沢でも、涸沢小屋は眼前に前穂の岩峰群、眼下に涸沢カールの大雪渓を臨む最高のロケーションに位置しています。
紅葉の中にどっぷり浸かりながら、テラスでお茶…。いいですねぇ!
本当は昨年10月末に涸沢まで行ってみようかという話もあったのですが、ちょうどあまりのドカ雪でどうしても行けなかったので、今年はぜひ!!
もちろん、涸沢小屋のHPも充実しています。また覗いてみてください。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030308c.html
「ゆかりファンクラブ・高岡支部」…??
2003-03-10
由美子さん手作りのご馳走を前に、乾杯! 03.3.8
「ゆかりファンクラブ」なんて、我ながらおこがましく、そして図々しくてゴメンなさい。
8日(土)、週末従業員の由起子さんと一緒に、高岡へ出掛けて来ました。「ゆかりファンクラブ・高岡支部」の初会合に呼ばれて…??
当日は、昨年初めてアルバイトに来てくれた茜ちゃんのご両親とお姉さんの香ちゃん、いつも掲示板に書き込みをしてくださる“山の歌”さん、ちょうど1年前の3月9日に負釣山でお会いし、その後小屋閉いに初めて朝日岳に登って来てくださった吉村さんご夫妻(…奥様の由美子さんは、昨年山渓の“マ・ダンナ”で見事1位の栄冠に輝いた女性です)、そして由起子さんと私の8人が集合しました。
JR高岡駅で待ち合わせをし、歴史と情緒溢れる高岡の街をずっと案内して頂きました。私は確か小学生の頃に遠足で訪れたこともあったと思いますが、大人になってからゆっくり地元の方に案内して頂いて廻ったのは初めてでした。
特に吉村さんご夫妻が、「高岡はとても歴史ある街なんですよ。いい所でしょう」とおっしゃって、雨晴海岸や瑞龍寺や高岡大仏などの名所旧跡はもちろん、路地裏にある小さな石仏や高岡らしい街並み等などをゆっくり案内して下さいました。これには由起子さんや私の他に、高岡に住んで20ン年という茜ちゃんのお母さんも大感激!
夜は吉村さんのお宅にお邪魔して、由美子さん手作りのお料理を囲んでパーティー。ご馳走もいっぱい、持ち寄りのお酒やらワインで大いに盛り上がり、とにかく賑やか賑やか!…“高嶺の花”ならぬ“話のハナ”が満開、尽きることない「山の話」は夜遅くまで続きました。
本格的な山歩きを初めてまだ10年足らずという茜ちゃんのご両親や、2年程前から山に「ハマッて」しまい今は夢中という“山の歌”さん、学生時代からずっと山を登り若い頃には本格的な冬山にも挑戦して、2年間立山の山小屋に入った経験もあるという吉村さん…山の経験もそれぞれに違うのでしょうが、飲むほどに酔いがまわるほどに、山への想いや朝日岳と朝日小屋の話は延々と続きました。
最後にはみんなで「坊がつる賛歌」を歌い、名残は尽きませんでしたが今シーズンの朝日小屋での再会を約束し宴はお開きに。
翌日は、高岡古城公園を散策した後に、楽しい会も解散となりました。
たまたま高岡在住で、朝日小屋に関係した皆さんでの顔合わせとなりましたが、初対面の方々もいらっしゃったのですが、「山の仲間って、こんなにステキなんだネ」と納得した会となりました。
同じ県内にありながら、あまり訪れない高岡の地の魅力も大いに発見させてもらい、とても有意義なひとときとなりました。皆さん、本当に有り難うございました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030310a.html
国宝 高岡山・瑞龍寺
2003-03-10
訪れたのが小雪の舞う肌寒い夕方だったせいか、観光客も少なく、静寂に包まれた瑞龍寺でした。
その凛とした表情が、とても印象的でした。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030310b.html
手作りパン
2003-03-10
由美子さんは、手作りのパン教室を開いていらっしゃいます。当日は私たちの為にと、沢山のパンを焼いてくださいました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030310c.html
雨晴海岸
2003-03-10
当日はあいにくのお天気で、楽しみにしていた北アルプスや立山連峰の山並みは全く見えませんでした。
本当は、この雨晴海岸越しに雪を被った山々が見えるはず。
「一番先の端には、朝日岳もはっきり見えますよ」と教えて下さいました。
今度は絶対、快晴の空に聳える朝日岳を見に行きます!
写真は、女岩。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030310d.html
それぞれの花を咲かせて…
2003-03-11
ウサギギク 02.8.31
今日の富山県地方は、昨晩から冬型の気圧配置に覆われ3月中旬とは思えない寒さとなって、雪が舞う日中となりました。
そんな中、15年度富山県立高校全日制の一般入試が今日から始まりました。私の友人や知り合いのお子さん達の中にも、志望校への難関に挑んでいる若者達がいます。
4人の娘を持つ私も、これまでに何度か経験してきた「受験」というプロセス。親子共々に、悩んだり、心配したり、そして喜んだり…。
親なりの思いで悶々とすることもありましたが、そんな時はなるべく楽天的に考えるようにしています。「子どもって、親以上でもなく、そして親以下でもない」…そんな風に考えたりもしながら。
親が子どもにしてやれることは限られています。その子なりの道を見つけて、後押ししてやることが出来れば良いのですが。でも、頑張れる度合いはその子その子なんですよネ。
鮮やかに咲く大輪の花もあれば、小さくても存在感のある花もあります。花びらや葉の色も濃い色もあれば淡い色もあり、形も様々ですね。里山やまして高山にあれば、開花からその可憐な姿を人の目に触れないままに終えてしまう花もあります。
それぞれの花は、それぞれに精一杯咲いています。「世界で一つだけの花」として。
頑張れ、受験生!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030311b.html
“手打ちうどん”の想い出
2003-03-12
小屋閉め直前、片付けられた厨房 02.10.16
先日来、海洋深層水入りの“手打ちうどん”が朝日小屋の新名物になるとかならないとか(笑)、いろいろと盛り上がっていましたネ。
実は…かなり昔になりますが、私も“手打ちうどん”を作ったことがあるんですヨ、朝日小屋で。
私が学生の時だから、かれこれ20ン年前になるでしょうか。8月の終わり近く、何故か父が留守でアルバイトも下山してしまった初秋の頃、私と東京から来ていた居候(?)の藤さんと二人きりだったような、それも良く覚えていないのですが…。
とにかく、無性に何か“変わったモノ”が食べたくなりました。
1985年に建った現在の小屋になる前の「先代の朝日小屋」には、今のように大型の冷凍ストッカーはなく、船舶等で使用する為に製造されたというプロパンガス仕様の冷凍冷蔵庫が1台あっただけ。
ヘリコプターでの荷揚げもシーズン中に1〜2回だけで、後は“ボッカ”が頼りでしたから食材には限りがあり、食べる物には決して贅沢は言えませんでしたし、それが当たり前と思っていました。でも、常連さんからの差し入れがある夏の盛りを過ぎて秋風が吹く頃には、お客様もいらっしゃらないし毎日毎日同じような食べ物に飽きてきたんでしょうネ。今のように、冷凍のラーメンやうどんなんて考えられませんでした。
「何か作ろうか?」と言ってはみたものの、材料は限られていて、それも使ってもOKなものは…。ありました、ありました、天ぷらの衣用の小麦粉。麺棒は、っとありました、すりこ木。
生まれて初めての“手打ちうどん”作り、ああだこうだとかなり時間がかかって、食べられたのは夕方だったのを覚えています。狭い厨房を小麦粉の粉だらけにしドッタンバッタンと一生懸命こねて、そして打ちました。
出来上がったシロモノはお世辞にも「ウマイ!」とは言えなかったようで、ボソボソしていてポロポロとした感触の“手打ちうどん”でしたが、それでもそれなりに二人とも満足したように思います。お客様にもお出ししたのかなぁ、覚えていません。
でも今シーズン、きっと朝日町観光従業員さんを中心とした『手打ちうどん・作り隊』の皆さんが奮闘して、私に美味しい“朝日小屋名物・深層水入り手打ちうどん”を食べさせてくださる事を信じています。とっても楽しみです!よろしくお願いしま〜す!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030312a.html