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陽気に誘われて、城山へ
2004-03-01
笑顔で、ハイ・ポーズ!! 城山山頂にて 04.2.28
すごく楽しそうでしょ!? バックは、宮崎海岸と日本海です。
春が近付いているとはいえまだまだどんよりと曇り空の続く中、2月の最終日曜の28日は久し振りの好天に誘われて標高200m余りの城山へとお散歩に出掛けて来ました。“週末従業員”の美枝さん、由起子さん、ひろみさんと一緒に4人で。
年末から忘年会でもしようと言いながら、それぞれの都合が合わなくてなかなか4人で顔を揃える機会がなかったのですが、午前中だけのお散歩だったら気分転換にもなるし、まだ“冬眠中”の身体への負担も軽いだろうと計画しました。
由起子さんの自宅に集合し、宮崎海岸近くの鹿嶋神社から歩き始めました。前日は平地でも小雪が舞ったのですが、そろそろ春の雪ですからすぐに融けて登山道には殆ど残っていませんでした。
しかし今年は雪の影響が大きかったのでしょうか、植林された杉の大木がかなり倒されていて、数箇所で道をふさいでいました。いつもならただルンルンと歩くだけの自然遊歩道なのですが、倒木を潜ったり跨いだり、時に藪こぎのように斜面をよじ登ったり。眠ったままの身体にはそれもまた心地良かったりして。
お天気が良かったし時間も早かったので、芝生の園地を通り越して山頂まで歩くことにしました。
城山にはその昔「宮崎城」が建てられていて、頂上には“宮崎太郎”を祭ったお宮さんも残っていたり石碑があったりと、歴史を巡りゆっくり散歩するにはちょうど良いコースです。私が小学生の頃には、朝日町の誰もが必ず遠足で訪れた経験があるはずです。
山頂まで行くと、眼下には何処までもコバルトブルーに広がる日本海、朝日町の街並み、それから剱岳もはっきりと結構大きく見ることができました。
上ノ山の園地に戻って、ちょっと早い昼食。おにぎりや副菜を広げて、ガスを焚いてラーメンを煮て、コーヒーを沸かし…と、やっぱりまるで“大人の遠足”でした(微笑)。
偶然、ぶらりと出かけて来たという大蓮華保勝会のKさんにお会いしましたが、他には家族連れがひと組。お父さんとお母さん、小さな子ども達が歓声を上げて芝生広場を走り回り、遊具で遊んでいました。
桜の花が咲く頃には、訪れる人たちも増えて賑やかになるはずです。もちろん車で行くことも出来ますが、ぶらりと海岸沿いから歩き出すのが絶対お薦めですネ。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/03/d20040301a.html
ちょうど良い休養と、気分転換
2004-03-01
上ノ山園地。少し雪がありました。
「“歩く”って、本当にイイよね!」そんなことを話しながら4人で楽しくお散歩しました。
もうちょっとハードな山歩きもしたかったのも本心でしたし、行ったら何とかなったのかもしれませんが、2月中かなりバタバタしましたので、ちょうど良い息抜きになりました。
特に私は、3日ほどちょっと大掃除と片付けをしたら、心配していた通り、手術した右足が何となく休ませて欲しいような雰囲気がありましたから。
でも、ブラブラとゆっくり歩くのもいいものです。とはいえ、私の荷物は14キロ。娘たちに「城山へ行くのに、ナニそんなに張り切って大きな荷物を持つの!?」と言われる始末。
あはは、ちょっとだけ「訓練」(苦笑)。だってせっかく行くんだから…。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/03/d20040301b.html
わが町、わが自慢
2004-03-01
城山山頂からの眺め 海岸線がはっきり
小さい頃は、遠足で小学校からずっと城山の山頂まで歩きましたが、正直言ってそれほど楽しい行事ではありませんでした。
でも、大きくなったらまた違った印象で自分の町を眺める機会もあっていいですね。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/03/d20040301c.html
なんかほのぼのと、ローカル
2004-03-01
家の軒先で“するめ”作り
越中宮崎は、美しい海岸が自慢。そして宮崎漁港で獲れる新鮮な魚介類たち。
その昔は、「浜焼き」といったカレイの焼き物を、行商のおばちゃん達がリヤカーに乗せて売り歩いていたなんてこともありました。
これは、民家の軒先でハンガーに吊るして干してあったスルメイカ。ほのぼのとして、いい雰囲気でしょ!?
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/03/d20040301d.html
今日から松本
2004-03-02
ひっそりと、句碑 城山山頂付近
明日3日から1泊の予定で、長野県松本市で「三県山小屋協会」の定期総会が開かれます。
その会合に出席予定の私は、一日早く出掛けて今夜は松本市内の二女のアパートに泊まる予定。
今日は朝から(もうすぐ)出発します。
帰宅は、4日夕方の予定ですので、留守の間(!?)よろしくお願いします。
では、行って来ます!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/03/d20040302a.html
平成15年度 北アルプス山小屋協会総会
2004-03-06
活発な討議がされた総会の様子 04.3.3
3月3日(水)から一泊の日程で、平成15年度北アルプス山小屋協会の総会が、長野県松本市の美ヶ原温泉のホテルにて開催されました。
この会は、長野県・岐阜県・富山県の三県にまたがる北アルプスの各山小屋が、「…北アルプスの紹介、知識の向上、自然保護及び遭難対策のため、会員間の連絡調整を行うことを目的と」し、その目的を達成するために関連した事業を行なうとしています。
つまりは、それぞれの山小屋が情報交換と交流を通じて懇親を深めると共に、共通の課題に取り組んでいこうという主旨により設立されているわけです。
三県・5単位組合に分かれており、それぞれ持ち回りで山小屋組合が事務局を担当しているのですが、15年度は長野県南部の山小屋の皆さんで構成する「北アルプス山小屋友交会」が担当でした。
例年通り、今年度の事業報告・会計報告・会計監査報告・次年度の事業計画・規約の変更などが審議、承認されました。また環境省、林野庁、国土交通省など諸官庁からの連絡事項などの伝達などもありました。
また、近年の山岳界を取り巻く情勢を反映した議題として、昨年相次いで発足した「社団法人日本山岳ガイド協会」「旅行業ツアー登山協議会」からの連絡もありました。
また、今回の総会では特に『勉強会』という形での情報交換や討議が行なわれました。
勉強会の座長は、信濃毎日新聞社の記者時代から山岳遭難や山岳環境問題を追求され、またご自身もヒマラヤ登山隊に隊員として参加するなどの実績をお持ちの、山岳ジャーナリスト・菊地俊朗氏でした。
内容は「山小屋の将来の為に」という方向性の中で、その1−登山道・ゴミ処理・し尿処理・安全登山、その2−“新しい登山者層の開拓についての提案”という、全体で5つの項目別に各組合からの発表と討論が行なわれました。
山小屋が抱える問題は山積しています。また緊急に統一性を必要とされる問題もあるのではないかと、私自身も感じた次第です。
あるひとつの問題を取り上げても、各山域、各県によって取り巻く状況が違っている場合があります。
また監督(担当)官庁が複雑に入り組んでいる場合もあります。環境省・林野庁・国土交通省・各県・各市町村…などの担当がそれぞれ関わってきます。
あるいは山小屋の規模や設備によっても、出来ることや出来ないこともあったりします。
社会情勢、個人のニーズ、「山」「山小屋」に求められるもの…山小屋を取り巻く状況は一様ではないとは思いますが、今回のような会議を通じて全体の意思統一を図りつつ、情勢に対応していく必要性を痛感しました。
山小屋の管理人になって今年で4年目。勉強不足の私は、一年に一度ではありますが、山小屋の皆さんと情報交換し交流を深めることの出来る機会をとても大切に考えています。
自分自身の考え方が未熟な分、対応に苦慮する場合もありますし、まだまだ分からないことも多いのです。これからも諸先輩方の意見に素直に耳を傾けつつ、登山者の皆さんの声をしっかりと受け止めながら、自分の問題意識を高めていく努力を続けて行きたいと思っています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/03/d20040307a.html
“連帯感”を感じて
2004-03-06
西穂山荘・村上文俊さん
写真は、西穂山荘の村上さん。昨年は5月の連休と11月の遭対協の会合の時の2回、西穂ロープーウエイまで行きました。
通年営業の西穂山荘ですから、今度はぜひ一度お邪魔してみたいです!!
今回の会合では、蝶ガ岳ヒュッテの中村圭子さんにもお会いする事が出来ました。実は中村さんのご自宅は、娘のアパートのすぐ近くでしたので、前日にお家を訪ねて来ました。
会合では、お互い忙しく(!?)ゆっくりお話することは出来ませんでしたが、私よりずっと若くて大きな山小屋を切り盛りしていらっしゃる彼女にはやっぱり連帯感を感じ、エールを送りたいと思います。
また、昨年放送された「北穂高物語」の北穂高小屋・小山義秀さんにもお目にかかりました。
小山さんも、当番組合の若手ということで当日はお忙しくゆっくりお話するチャンスはありませんでしたが、翌朝にご挨拶させて頂きました。
北穂高小屋は、「一番高いところにある、山小屋です」がキャッチフレーズ。朝日小屋は「北アルプスの最北端」。そしてそれぞれが『山』で繋がっているから、初めてお会いしてもやっぱり不思議な連帯感がありますネ。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/03/d20040307b.html
若いパワーも!
2004-03-06
左は、双六小屋・小池岳彦さん 右は烏帽子小屋・上條慶一郎さん
双六小屋の小池岳彦さんは、オーナーの小池 潜さんの息子さんです。
そして、烏帽子小屋と野口五郎小屋の上條慶一郎さんは、昨年亡くなられた雅弘さんの息子さんで、葛温泉高瀬館にいらっしゃいます。
会合には、三俣山荘の伊藤正一さんや常念小屋の山田恒男さん、餓鬼岳小屋・伊東宗右ェ門さん、双六小屋・小池 潜さん…などなど、錚錚たるメンバーが並んでいらっしゃいます。
そして一方、前出の小池岳彦さんや上條慶一郎さん、小山義秀さんの他、立山・雷鳥沢ヒュッテの佐伯寿一郎さん、一の越山荘・佐伯光昭さん、大日平山荘・佐伯直樹さん…などの若いパワー溢れる二代目・三代目の皆さんが参加していらっしゃいました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/03/d20040307c.html