「朝日小屋ボッカーズ」と「朝日小屋エプロンズ」
2004-11-01
練習のあとで、一緒にお昼を食べる 04.10.30
なんで、こんなハメに…!?
そうなんです。11月7日に開かれる「朝日町民駅伝」に、ナント朝日小屋から2チームもエントリーすることになってしまい、連日私の周囲はかなり盛り上がっている様子。
「朝日小屋ボッカーズ」と「朝日小屋エプロンズ」
この駅伝に、2チームも出場するなんて絶対、前代未聞です!!
全区間は6区間。女子チームは5区間を走ります。
「ボッカーズ」は朝日小屋にご縁のある男子の皆さんが中心で、アンカーだけは女子。我が家の四女・結が走ります。
「エプロンズ」は、その名のとおり、朝日小屋週末従業員の皆さんが中心の女子チームで、5区間を走ります。アンカーは…私…。
2年前にも朝日小屋で1チームを出したのですが、昨年はメンバーが集まらず出場を諦め、もっぱら「遭対協チーム」の応援に廻りました。
今年は何だかかなり盛り上がっていて、各自連日の練習に励んでいます。
完走すら危うい、一番心配な私はといえば、ナンダカンダと言い訳をしては、2年前のように練習もせずにぶっつけ本番といこうかと思っていたのですが…。
わずか2.75キロの下り坂、アンカーとしてはカッコよく最終区を走り抜き、笑顔でゴールといきたいところですが、どうやらそんなにうまくいくはずもありません。
みんなが貯金してくれた分を、パーッと使い果たしてしまって、ヨレヨレになってのゴールとなりそうです。
どうなることやら、…ガンバリマス!!(苦笑)
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張り切る「エプロンズ」のメンバーに乗せられて
2004-11-01
上り坂の長いコース、3区3.6キロを走る“亀ちゃん”です 04.10.30
10月30日の土曜日には、メンバー5人で、コースの下見を兼ねて試走しました。
朝日町民駅伝に出よう!!
…これは、小屋閉めにみんなが集まった10月12日、朝日小屋の食堂で決まった話なんです。
ワイワイガヤガヤ盛り上がった中、なぜか亀ちゃんが「私、実はランナーなの」ということから、話は駅伝の話題に。
でも「社長」の私は、ぜんぜん知らなかったんです。そんな話になっているとは…。
2年前に、面白半分に出場して、「エライ目」に遭った私(苦笑)。中学時代に少し位長距離が走れたなんて、そんなものでは、どうにもならないなんて思ってもいなくて。
「身の程知らず」とは、このことでした。
でも、あれよあれよと話はまとまってしまい…。
10月中旬から、「エプロンズ」のメンバーは(私以外)連日走っているというから、本当に立派です。
nyamaさんの奥さん・直美さん、亀ちゃん、BANちゃんの奥さん・薫さん、ひろみちゃん、そして私。
女子は、1区間短い「5区間」です。
つまり、6区間を走り抜く体協チームや他のクラブチームと比べると15分位の貯金をもらっているはずなのですが、とにかく遅い遅い私がアンカーに控えているので、きっとその貯金を使い果たしてしまって、ビリになってしまうのではないかという懸念が大いにあるのですが、とにかくここまで来たら“ヤル”しかないですね!
と言いながら
ううう。。。どうしよう。。。
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季節
2004-11-02
真っ赤な実をつけた、ツルリンドウ 04.1013
今日、山を下りて来てから初めて本屋へ行った。
来年のカレンダーが、所狭しと並べられていて、かなり戸惑った。
山を下りて来てから20日、初めてお菓子屋さんに立ち寄った。
クリスマスケーキの見本と予約のポスターが貼られていた。
そういえば、年賀状の発売ももう始まっているらしい。
「浦島太郎」の身としては、何だか少し気ぜわしい…。
山の上にずっといると、周りの景色で季節の移り変わりを感じることはあっても、何か“物事”があって「今日から」という節目を実感することは無い。
ずっと小屋にだけ居ると、夏休みの始まりもなければ、贅沢なのだろうが「夏は暑い」という感覚もなくなってくる。
お盆も、お墓参りもない。
夏休みの終わりで、子ども達が宿題に追われる姿を目にすることもない。
そして秋。
山では、その秋も短くて、時には秋と冬が交互にごちゃ混ぜに感じられることも。
今年の11月は大きな行事が続いて何だか忙しく、どうやら山へは行けないかもしれない。
ずっと下界にいた時には少々鬱陶しかった節目節目の行事は、本当は大切なものなのだろう。
きっと、あっという間に“師走”。
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マッキンリー遠征隊の報告会
2004-11-03
遠征隊の皆さんと、挨拶する谷口和幸隊員 04.10.29
今年5月から6月にかけて、富山県山岳連盟創立55周年記念事業として実施されたマッキンリー登山の報告会が、10月29日富山市内であり、私も出席してきました。
県山岳連盟の木戸会長や、マッキンリー登山隊の永山隊長他、隊員の皆さんをはじめ、県山岳連盟の方々も大勢顔を見せておられました。
遠征隊の中では記録担当として立派に任務を遂行し活躍された、谷口和幸隊員。彼は、富山県警山岳警備隊員であり、入善署勤務で朝日岳方面を受け持ちとしています。
7名の隊員と2名の報道関係者、計9名でのマッキンリー遠征。
北米大陸最高峰のマッキンリーに挑んだ隊員たち。 日頃からレスキューを仕事とし鍛え上げているはずの隊員でさえ、高度障害に苦しみ、その中でチームワークと高い技術を持って、ようやく全員同時登頂を成し遂げたといいます。
その様子は、45分に及ぶ記録映像と報告書から垣間見ることが出来ました。
谷口和幸隊員にあっては、遠征隊員の中で一番高度障害が軽かったのも、彼だったそうです。
報告書の中には『初めての海外遠征なのに、一番元気で最後まで頑張ってくれた。彼の笑顔に皆幾度となく救われた』と書かれており、その体力、気力の漲る充実した遠征の様子がうかがえました。
谷口隊員をはじめ遠征隊の皆様には、この遠征を通して学んだことを存分に発揮され、今後の活動に生かされて、ますます活躍されますことを期待しております。
本当に、ご苦労様でした。
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何だか「力(りき!?)が入ってきて…
2004-11-04
長栂山 04.10.7
7日に行われる、朝日町民駅伝。
2年前の「悪夢の再現」とならないよう、“社長”なりに少し頑張ってみようかと…。
今日は、ひろみちゃんと二人で本番コースでの練習。
「ゆかりちゃん、この前の試走の時と比べたら、フォームも良くなってるヨ。ランナーみたい!」
「タイムも、2年前より1分も早いわ!」
な〜んか、かなりおだてられているとは分かっていても、ちっとも悪い気はせずに明日も走ってみようかとその気になってくるから、あら不思議…(苦笑)。
右足股関節の手術をしている私を気遣う声も聞きながら、でも少しは努力をしてもみようかと思っています。
BANちゃんの日記にもいろいろ書いてありましたが、周りの声に支えられている自分がうれしくもあり、勇気が湧いてきます。
2年前は「死んでもイヤ」「絶対できない」と思っていた練習も、走ってみれば少しぐらいやれることに気が付いただけでも大きな収穫です。
何より、流れ落ちる大粒の汗をかくことの爽快さ。
楽しんで、駅伝に挑戦してみたいと思っています。
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爽快な汗、『朝日町民駅伝』
2004-11-08
選手やサポート隊、全員で記念撮影 04.11.7
好天に恵まれた昨日、一大イベント(!?)である『朝日町民駅伝』が行われ、「朝日岳関係」の3チームが秋の深まる町内を駆け抜けました。
上の記念写真に納まっているのは、「朝日遭対協チーム」「朝日小屋ボッカーズ」「朝日小屋エプロンズ」の3チームと、サポート隊、そして応援に駆けつけてくれた皆さんです。
「遭対協チーム」は、一区から順に、警備隊谷口隊員・救助隊清水隊員・警備隊平野隊員・救助隊広田和隊員・救助隊藤岡隊員・救助隊大和隊員。
「朝日小屋ボッカーズ」は、朝日町教育委員会の前原先生・私の主治医の米澤先生・現役高校生バイトの竜士・私の同い年佐々木さん・アルバイトのよっしー・現役高校生四女の結。
「朝日小屋エプロンズ」は、女子チームでエントリー。nyamaさんの奥さん直美ちゃん・かめちゃん・BANちゃんの奥さん薫さん・ひろみちゃん・“社長”の私。
成績ですか??…(微笑)
みんな大会前の練習をこなし、それぞれの実力を出し切り「それなり」の結果を出すことができました。
もしかしたら3チームが、5区か6区でデットヒートをするのではないかという大方の予想に反し、1区間少ない約15分の“貯金”をもらってスタートした「エプロンズ」が、“社長”を除く4人の活躍で大健闘し、“貯金”を使い果たすことなくゴール。
「遭対協」と「ボッカーズ」の2チームも、それなりの成績で奮闘し、相次いでのゴールとなりました。
強い向かい風に悩まされ、ゴールした後はヘロヘロの放心状態…(苦笑)。
それでも、たっぷりの爽やかな汗を流した後は、みんなで「らくち〜の」で反省会。
山を眺めながら露天風呂に浸かって、飲んでお喋りして楽しい一日でした。
金沢羽咋市に研修に来ているじっきーや、山岳警備隊の古崎分隊長までがわざわざ応援に駆けつけてくれました。
今日の身体は、なぜか…ボロボロです。
それでも、「もしかしたら来年も出なくちゃいけないかもしれないから、もう少し鍛えようかなぁ」と思わせてくれた『朝日町民駅伝』でした!!
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「女子の部」では、10チーム中7位
2004-11-08
「女子の部」、スタートの瞬間 04.11.7
上は、「女子の部」スタートの写真です。
一番左端、スタートダッシュをねらう直美ちゃんの意気込みや雰囲気が出ていますね。
ちなみに、皆さんもうお分かりでしょうか。
実は、女子の部にエントリーしていたのは10チーム。しかし、9チームまではなんと中学生のチームだけで、それぞれ各運動部からの選抜チームでした。
おばさん(お姉さん!?)チームは、「朝日小屋エプロンズ」だけ。
それでも、最終区を終わってみれば、「エプロンズ」の後には3つもの中学生チームがいたというわけです。
現役の体育会系女子中学生のチームに負けずに頑張れたということは、やはり大きな自信にしてもいいかしら!?(微笑)
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