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またひとつ、亡父が大好きだった地へ
2006-11-01
魚止滝にて 06.10.28 photo by taniyasu
亡くなった父は、本当に山が好きでしたし、また北又周辺の沢へも何度も通っていました。「魚止滝」や「長瀞」は、大好きな場所でした。
特に秋になると、仲間と一緒に、またアルバイトの若い衆を誘っては、よくきのこ採りに沢へも入っていたようです。
私は、亡父と一緒に北又周辺の沢は歩いたことはありませんでしたが、いつかは「魚止滝」や「長瀞」へも行ってみたいと思っていました。
残念ながら「魚止滝」は、平成7年の大水害の際に、それまで7〜8mはあったと言われる滝の高さが僅か30cm程にまでなってしまい、多くの山ヤ・沢ヤが嘆いたと聞いていました。
あれから10年の年月を経て、現在「魚止滝」は落差2m程にまで“復活”し、『魚止め』の名前の由来を辛うじて思わせるような姿を呈するほどになっていました。
今回亡父が大好きだった地を訪れることができ、その滝の奥深く北又谷へと想いを馳せる時、周囲の巨岩の自然の造形の美しさ、どこまでも澄んだ水、周りの樹々の色付く様とともに、「魚止滝」は私にとっても忘れられない大好きな場所となりました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/11/d20061101b.html
「歩けた」ことへの、少しの自信
2006-11-01
「長瀞」 秋の日、朝陽を浴びて 06.10.29
本当に、行けるかどうか不安がありました。
参加しようかどうか、かなり迷いました。
Y先生からは、「大丈夫でしょう!」という言葉は頂いたものの…。
9月中旬に、昼食と雨具だけ持って、朝日小屋から花園三角点まで往復。
小屋閉めの日、荷物無しで、小屋から北又まで下山。
今回は、一泊分の荷物を“それなりに”背負わなくてはいけません。
川に入ることはもちろん、藪漕ぎも覚悟の上です。
参加者は、力のある救助隊員の皆さんと県警山岳警備隊員の、男性ばかり。
とにかく、それより何より、骨折の後で、歩けるのかどうか。
行きたいという気持ちはあっても、甘えたってダメ、歩くのは自分…。
もう二度と、事故はあってはならないし。
今回は、『無事に、帰ってくること』が最重要の任務でした。
お陰様で、「歩けた」ことが、少し自信となりました。
「完全復活!」かどうかは分かりませんが、それに向けて頑張りたいと思います。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/11/d20061101c.html
『山の中』へ…
2006-11-02
朝の目覚めは、きのこ汁で 06.10.29
今年は、6月中旬の小屋開けから10月中旬の小屋閉めまで、4ヶ月間一度も下山しませんでした。(出来なかった)
その間、いつもの年だったら他の山へも出掛けて行ったりしましたが、それもままならず。また恒例となったお隣さんの「白馬岳詣で」や、蓮華温泉へのご挨拶も出来ずじまいでした。
山を下りて、また山へ。山の中へ。
やっぱり、「小屋の中」だけでなく、出来ればシーズン中にも行きたいデス、『山の中』へ…。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/11/d20061102c.html
とにかく、楽しくて!!
2006-11-02
キャーキャーと、はしゃぐ私 06.10.29 photo by nyama
訓練に行って、少々“厳しい”場所も通過して来ました。「落ちたら、死ぬかも。。。」そんな恐怖心とも隣り合わせでした。
でも今回の沢の中は、久々に水に浸かって楽しい思いもすることが出来ました。
上の写真は、「魚止滝」近く。
水量の割りに、案外流れはそれ程急ではなかったので、本当に「キャー!キャー!」言いながら、水の中を歩いています。
「ゆかりさん、タイツ姿で泳いだら!?」と言われましたが、さすがにタイツ姿には自信が無く、それを披露してしまったら山岳警備隊も腰を抜かすかもしれないと(苦笑!)、雨具で挑戦。
川水の冷たさも思ったほどでなく、ただただ楽しかったデス。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/11/d20061102d.html
何事も、経験!!
2006-11-02
本当は、カッコ良く平泳ぎをするつもりが… 06.10.29 photo by nyama
上の写真も、「魚止滝」近くで。
今回の訓練で、『一番楽しかった!!』瞬間デス。
この場所を泳いだのは、廣田和隊員と私。
他の皆さんは、対岸に渡ってから岩場を“へつって”川の中へ。でもどうせ濡れるのは一緒だからと、カズが泳いで見せてくれたら、流れが思ったより緩やかなので私も思い切り飛び込むことに。
カッコ良く平泳ぎを披露するつもりで飛び込んだのですが、うっかり腰ベルトと胸のバンドを締めたままだったので、ザックが身体にピッタリ装着したままで、何だか思うような体勢にならず…。
結局、平泳ぎにならずモゴモゴと「犬かき」になってしまいましたぁ(苦笑)。
水深はどの位だったでしょうか。でもあっという間に終わってしまいました。
何事も経験、貴重な経験でした!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/11/d20061102e.html
何やかやと、忙しく
2006-11-03
魚止滝のそば 野営の中での楽しいひと時 06.10.28
小屋閉めして下山して来てから、やっぱり忙しい毎日が続いています。
直近では、明後日に迫った「朝日町民駅伝」の連絡やら打ち合わせ等など。
何しろ、朝日岳関係(遭対協と朝日小屋)だけで4チームも出そうということになり、反省会の出席人数だけでも40人近くになりそう。賑やかなことデス。
また11月は、行事やらリクレーション、そして講師依頼等で、週末毎に予定が入っているという日程になっています。
12月の予定までそろそろ決まりそうな気配で、それなりバタバタしながら過ごす毎日です。
明日は、近くの山へ。お昼過ぎには戻ります。
明日午後からは、駅伝に出場するためまりちゃんと、応援団・ヒロちゃんが来宅する予定。
駅伝用の飲み物等の買出しもしなくっちゃ。
あら、忙しい!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/11/d20061103a.html
季節
2006-11-03
恵振山1合目にて 06.10.29
山から下りて来たのは、10月11日。
でもその日、「クリスマスケーキは、お早めにご予約を!」とか「年賀状は…」「おせち料理は…」などの宣伝文句をいきなり目にして、かなり困惑気味の私。
いつもながら、いいえいつも以上に、『もう、年末かヨ!?』という感じでした。
何でも、「先取り」すればいいってモンでも無いような気がしますが。
上の写真は、訓練の下山時に見た風景。
nyamaさんのブログにも載せてあったので、どうしようかなと思ったのですが、結構素敵な写真に仕上がっていたので、少し皆さんにも見て頂きたくて。
秋は、秋。
あとしばらく、もう少し寒くなるまで、『秋』を楽しみたいですね。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/11/d20061103b.html
負釣山へ
2006-11-04
負釣山9合目 06.11.4
一緒に遭対協の訓練に行ったTさん達と、今日は負釣山へ登って来ました。
標高1,000m足らず、2時間ほどで登れる里山です。
いつもだったら、お天気の良い休日には大勢の皆さんで賑わうのですが、連日の「熊騒動」で(負釣山の麓の舟見というところでは、先日熊に襲われて死者が出た)少人数のグループは敬遠しているのか、今日はそれ程の人出ではありませんでした。
石川県からの3人グループ、富山市内からの2人組、そして朝日町からのワイワイ賑やかな私達10名。
実はその「熊騒動」で、以前なら平日に一人で平気で負釣山に登ったこともある私でも、お天気が良くても単独行は躊躇していて、何処かへ行きたいと悶々としていたところだったので、Tさんのお誘いに二つ返事で同行をお願いしていたのでした。
お天気に恵まれ、賑やかに楽しく登った山。
約1年振りの、秋の負釣山でした。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/11/d20061104a.html