秋も素敵です!!
2004-10-08
写真ではなかなか「ホンモノ」を再現できなくて残念なのですが、朝日岳の新潟県側から五輪山を見ると、紅葉・黄葉の素晴らしさに感激します。
蓮華温泉から朝日岳のルートは、夏のお花の季節はもちろん、今の時季も本当に楽しめるコースです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/10/d20041008b.html
2004-10-08
写真ではなかなか「ホンモノ」を再現できなくて残念なのですが、朝日岳の新潟県側から五輪山を見ると、紅葉・黄葉の素晴らしさに感激します。
蓮華温泉から朝日岳のルートは、夏のお花の季節はもちろん、今の時季も本当に楽しめるコースです。
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2004-10-08
黒岩平付近の、少し大きな池塘。
青い空、澄んだ池、池に映る色づく周りの景色。
池塘の中には、静かに草が浮かんでいます。
まさに、「桃源郷」…。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/10/d20041008c.html
2004-10-08
まさか、夏の名残の花に出逢えるとは…。
黒岩平の登山道の脇に、本当に一輪だけ、チングルマが咲き残っていました。
周りが赤く色付いているのに、たった一輪、でもなぜか淋しそうな姿には見えませんでした。
来年までもう絶対に逢えないと思っていた人に、最後にようやく逢えたようで、うれしかった…。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/10/d20041008d.html
2004-10-09
小屋閉め直前の連休、台風22号を影響を心配していましたが、少し進路が逸れたせいでしょう、雨は降りましたが風の影響はそれほどではありませんでした。
夕方には雨も上がり、綺麗な夕焼けと雲海を見ることが出来ました。
台風直撃の予報の為、白馬岳や蓮華温泉からおいでになったお客様はゼロでしたが、それでも富山県側の北又から入山し小屋閉めに集まってくださったみなさんで、朝日小屋は今シーズン最後の賑わいとなっています。
あまりに暖かすぎて、このまま下山するのはなんだか「…」と思いながらも、目前に迫った小屋閉めの準備と連休においでになるお客様の応対に追われています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/10/d20041010a.html
2004-10-13
朝日小屋の04年のシーズン営業は、本日で完全に終了します。
4ヶ月の期間中、いろいろお世話になりました。
わずか4ヶ月間の営業ですが、私にとっては、生活の全てが朝日小屋を中心に廻っている、そんな毎日です。
今シーズンは、過去3年間とはまた違ったいろいろな意味で忙しかった4ヶ月間となり、『もう、下山かぁ…』と複雑な想いで今日の日を迎えています。
「下界の人」となっても、多分またすぐに来年に向けての『充電』を含めて、山と山小屋のことを考える毎日となりそうです。
無事に営業を終了することが出来ましたこと、関係者の皆様をはじめ、応援してくださる皆様、そして朝日岳を訪れてくださるたくさんの登山者の皆様のお陰と感謝しております。
また来年も、ぜひお逢いしたいと願っています。
4ヶ月間、本当に有難うございました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/10/d20041013a.html
2004-10-13
お陰さまで、過去3年間と比べても順調に小屋閉めが進みました。
山ちゃん、あにき、みっけちゃんの他に、助っ人の板さん、渋谷さん、島ちゃん、そして三女のかなえなどが小屋閉めのために集まってくれました。
昨日まではお天気が良かったのですが、今朝は朝から冷たい雨が降っています。
午前中には、下山を始めます。
重たい荷物もありますので、慎重に無事に下山したいと思います。
朝日岳周辺では、今シーズンは最後まで雪が降りませんでした。
冷たい雨は、最後の最後に、晩秋の奥山を感じさせてくれています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/10/d20041013b.html
2004-10-20
小屋閉め・下山からちょうど1週間。
「皆さん心配していらっしゃるんだから、無事に“帰還”したことを早めに書いたほうが…」
そう思いつつも、例年の如く『放心状態』からなかなか抜けきれず、ご報告が遅くなりました。
13日の夕方、“小屋閉め部隊”全員無事に下山しました。
「今シーズンは、初雪も見られず、小屋前での初氷もなく、ちょっと淋しかったネ」などと、小屋番らしくない(!?)センチメンタルな話もしていたのですが…。
13日の下山時に降っていた冷たい雨は、その後14日午後から15日早朝にかけて雪に変わり、北アルプスの峰々は見事に雪化粧したのでした。
立山天狗平辺りで一時20センチ以上もの積雪になったということですから、一日遅ければ、私たち“下山部隊”ももしかしたら大変な目に遭っていたかもしれません。
朝日小屋周辺では、小屋が開いている間には例年のような「うっすら、雪化粧」がなく、いきなりの初雪・初冠雪となりました。
季節は廻り、すべてはたくさんの想い出とともに、そっと真っ白な雪の中に包まれていきます。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/10/d20041020a.html
2004-10-20
上の写真は、3合目で休憩中の“よっしー”と、荷下げの「逆ボッカ」荷物です。
アルバイト2年目の大学生・よっしーが、小屋閉めの応援に来てくれました。
管理人1年目のシーズンに、「小屋閉め・大失敗の巻」をやらかしてしまった私(!?)。
それから毎年、周囲からは無事に下山して来られるか疑いの目を向けられてしまっているので(!!)、シーズン最終盤になると、それはそれはいろいろと気を付けているのです(苦笑)。
特に、下山時の各自の荷物が多くならないように、小屋閉め直前になると、計画的に余分なものから荷下げするようにしています。
しかし、それでも小屋閉めの日でないと降ろせないものがあります。
『公衆電話・本体』もそのひとつ。
某公衆電話会社からの“借り物”である電話機本体は、シーズンが終わると会社へお返ししてきちんとメンテナンスをしてもらい、また翌年の小屋開けの時にへりで荷揚げしてくることになっています。
あの緑色の公衆電話は、小屋閉めの前日午後まで繋がるようになっていますから、本体は下山のその日に人力で荷下ろしします。
その重さ、16キロ。
ズシリと、足と腰に重い…。
今回その役目を買って出てくれたのが、よっしーでした。
そして…よせばいいのに、「ゆかりさん、余っているビールをひと箱担いで行ってもイイですか!?」
公衆電話、16キロ
缶ビール1ケース、8キロ強
自分の荷物少し
それでも、合計30キロ近くあったでしょう。
「そのビール、手分けして持とうか!?」
みんなの言葉にも、よく頑張って最後まで荷下げしました。
下宿に持ち帰ったビール、さぞ、美味しいビールでしょうネ!!。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/10/d20041020b.html