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村全体が…
2005-02-26
まるで、墨絵の世界
この笹川の地に連絡所を設けてから、2ヶ月と少し。
まだあまり村の中を歩いていないのですが、車での行き来の際にも、その風景の素晴らしさに、時としてはっと息を呑むほどに驚かされることがあります。
12月に初雪が降った時には、まるで村全体がクリスマスツリーで着飾っているように思いました。
陽の当たり具合、光の加減によって『村』はいろいろな表情を見せてくれます。
今日は冬に逆戻りしてしまったようでした。朝起きたら、辺りは一面に雪。10センチ以上は降りましたね。
午前中は“税金”のことで出掛けていたのですが、ちょうど帰り道、笹川の集落に入ったとたん「あっ!」と思いました。
「墨絵」の世界が広がって、また雪が付いてキラキラ輝く樹々もあって。
…とっても、素敵でした。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/02/d20050226b.html
見上げれば…
2005-02-26
「雪の華」が咲く
村の中には、いたる所に、空に向かって大きく枝を伸ばした樹があります。
雪が降ったからといって、こんな「雪の華」がいつも見られるとは限りません。
雪の質や降った量、気温、風の様子、そして光の具合などによって、どんな「雪の華」を咲かせてくれるのでしょうか。
この樹は、本当は太い幹からの全体の様子を写したかったのですが、あいにく周りに小屋があって邪魔をしていたのが残念です。
見上げると、光にキラキラ輝いていました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/02/d20050226c.html
終わったとたん…忙しくなりました!!
2005-03-03
雲海に浮かぶ夕照の山々 白馬岳から 04.8.25
何とか2月中に提出したいと“頑張った”(あくまで自分なり、苦笑)税金の確定申告。どうにか間に合いました。
2月28日に、税務署の入り口に設置してあるポストに用紙の入った封筒を投函。「ストン!」というその音と一緒に、全身の力が抜けたようで、ホ〜ッッとしました。
月が替わって3月。
1日は朝から、予約していた美容院に駆け込みました。あぁ〜、スッキリ!!
夜は、笹川連絡所のご近所の皆さんが“ゆかりの歓迎会”と称して集まって下さいました。似たような年齢の奥様方ばかりで、通称「美女会」という会(!!)。ワイワイと夜遅くまで賑やかで楽しい時間でした。
実は、2日は午後から信州・松本の次女のところへ。
神奈川県藤沢市に居た三女が、長野県南箕輪村へ引っ越すことになったので、その用事で行って来ました。
昨日は午後から雪となり、途中糸魚川までは結構降っていて、除雪車も出動していましたが、大町以南は周りの田圃の雪も少なくて、道路はカラカラ。夜は、狭い次女のアパートで3人で寝ましたが、私は持参したシュラフでぐっすり休みました。
今日は、夕方無事帰りました。
まだまだ寒い日が続きますが、何とか“税金”も終わったし、そろそろ“冬眠”から目覚められるかなぁって。
上の写真は、去年の夏の終わりに、アルバイトのみんなが「研修」で白馬山荘へ行った時のものです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/03/d20050303a.html
“ひなまつり”
2005-03-03
“ほのぼの” 夏の終わりに
今日は“ひなまつり”。
どうしてもお雛様を写真にUPしなくてはと、いろいろやってみたのですが、どうも気に入ったショットが撮れず、そのうち「そうだ!あの写真…」
去年の、もうすぐ夏休みも終わる頃、知り合いの若い二人が突然小屋を訪ねてくれました。
他には3人のお客様だけの、静かな平日。
夕方、陽が沈む頃。
小屋の周りの散策に出掛けた二人の、ステキな後姿を見つけて、そお〜っと思わずカメラを向けてしまいました。
“ほのぼの”としていて、よかったなぁ。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/03/d20050303c.html
県職員の手による…「でるくい」
2005-03-04
大好きな、ダケカンバの道 04.10.7
昨日、久しぶりに役場へ行きました。
あいにく、用事があったHさんは神戸へ出張とかで会えなかったのですが、2階へ上がってSさんの部署へ。
ちょうど会議が終わったSさんに面会。
実は私の用は、「あさひふるさと歩道」に関する資料をもらうことでした。インターネットで探せばある程度見つかるのですが、地図など見ながら話がしたくて訪ねてみました。
さて、ひとしきり話が終わったところで、Sさんが私に何か渡してくれました。
県職員の手による富山県政策情報誌…「でるくい」というのがあるそうですね。初めて目にしました。
その中の「私も一言」というコーナーで、『朝日岳〜おらが山!〜』という長文をSさんが書いていらっしゃいます。
役場に奉職されてから多分かれこれ20年以上。その間にいろいろ部署が変わっても、何度となく朝日岳に関わってきた彼らしく、その魅力をあれこれと綴ってくれてあります。
山小屋の仕事は、実際に現場で働く私たちだけで全てが運営できているわけではなく、そんな関係各方面の皆さんのお力に普段から多いに支えられているのです。
Sさん、いつもいろいろと有難うございます。今年もよろしくお願いします。
なかなか一般の方が目にする機会の少ない情報誌なので残念ですが、ちなみに、茜パパとママも偶然写真で登場していますョ。
それから同じ3月号には、朝日町の善田さんが特集記事の中で文章を書いていらっしゃいます。山仲間ではちょっと知られた方ですね。
また同誌の中では、富山県警山岳警備隊の柳澤分隊長(室堂派出所常駐隊員)が「いのちの現場最前線から」というコーナーで、『富山県警山岳警備隊の一員として』という文章を載せていらっしゃいます。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/03/d20050305a.html
啓蟄
2005-03-05
石垣のある風景
今日は二十四節気のひとつ、『啓蟄』。
地中の虫も這い出す頃だというのですが、昨日からの列島は、3月とはいえ雪の舞うお天気となっていますね。
それでも、「3月」という声を聞くだけで、何だか心も晴れ晴れとしてくるようで不思議です。
実際、今日は午前中こそ雪もちらほら降っていましたが、それも積もるほどではなく、午後にはこの谷間の笹川の地にも明るい陽射しがあたり始めました。
何より、日が長くなったのが一番うれしいと感じているのは、私だけでしょうか。
午前中回覧板を届けに行って、ちょっと近所を散策しながらデジカメに収めたのが上の写真です。
この笹川は、「坂の村」。
いたるところで石垣が詰まれて、家が建っています。石垣があって、家の前には石段を登っていきます。
味わいある風景ですね。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/03/d20050305b.html
石垣に、よく似合う
2005-03-05
柑橘類の、名前は??
ご近所では、お庭に柑橘類が植えてあるお宅をよく見掛けます。
年末には“柚子”を戴いたり、新年会ではご自慢の“蜜柑”を配ってもらったり。
石垣には、橙(だいだい)色がとてもよく似合いますね。敢えて、オレンジ色とは言いません。
そこに雪が被っていれば、なおさらに…。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/03/d20050305c.html
尖山へ
2005-03-06
堰堤の向こうに、円錐形の姿
今日は、尖山(とがりやま・とんがりやま、559.4m)へ行って来ました。
私と、他に二人のSさん。
ゆっくり登って、お昼ご飯は登山口にあるドライブインで、それからお風呂というスペシャルコースで、里山を楽しもうという企画でした。
杉林をゆっくり歩きながら、ナチュラリストのSさんの「自然に関する」お話に耳を傾けながら山頂を目指しました。
好天に恵まれた日曜日とあって、尖山を訪れた皆さんは25人以上もいらっしゃったでしょうか。
賑やかな山頂からは富山湾が一望でき、心地よい汗を掻いた、爽やかな一日となりました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/03/d20050307a.html