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スギ花粉って。。。
2008-03-17
初雪山途中から見る、朝日岳と前朝日 08.3.9 photo by S
笹川連絡所の裏庭には、何本もの杉が植わっています。
その昔、川風から家を守る「防風林」の意味合いを持つ『屋敷林』として、家人が大事にしてきたものと思われます。
私自身は、花粉症などのアレルギーは持っていないので、全然気にならないのですが、先日来のこの「スギ花粉」の物凄いコト!!
一昨日も昨日も、ふと外を見た時、風が吹いた一瞬に、黄色い花粉が「ふぁーっ!!」と舞っているのがハッキリ肉眼で確認できるではありませんか。
そんな中、私はといえば、ポカポカ陽気に誘われてお布団干しに勤しみました。だって、太陽の匂いのするお布団が大好きなので、花粉は気にならないのです。
私の周りにも、花粉症に悩まされている方は大勢いらっしゃいます。里山を歩く時など本当に辛いみたいで、見ていても可哀想になってきますが、どうして上げることも出来ません。
未だしばらくは、この状態が続くのでしょう。
杉が悪いわけではないのでしょうけれど、頭の(目と鼻の)痛いことです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/03/d20080317a.html
『笹川』
2008-03-19
笹川の朝 春は、すぐそこまで 08.3.18
僕は山が好きだ
笹川の山と谷が好きだ
谷々の清水が集まると
笹川はさわやかな
瀬音で語る
谷間に歌う鶯
春をふもとに
呼んでくれる
緑深まる夏は
山々に生命を
みなぎらす
秋は遠い山から下る
黄金と紅は
緑をふちどって
北風は木々を振るわせ
運んだ雪で
谷間を白く埋める
僕はここがいい
ふるさと笹川の
山と谷
…ご近所の家に、さりげなく掛けられていた額にありました。
…雪深い笹川にも、待ち焦がれた春がもうすぐやって来ます。
…私も、この地・笹川が、大好きです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/03/d20080319a.html
今日は、妹の結婚式でした…
2008-03-23
末永く、幸せに・・・
今日は、末の妹・弥生の結婚式でした。
お陰様で、出席された大勢の皆様から祝福して戴いて、とても幸せそうな二人の顔を見ることが出来ました。
「いい披露宴だったね!」と、皆様から声を掛けて戴きました。
本当に、有難うございました。
四人姉妹の末娘、きっと亡き父も喜んでいることでしょう。
どうか、末永く幸せに…。
長姉の、思いです…。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/03/d20080323a.html
さくら三月…春、弥生の月
2008-03-23
新郎新婦と一緒に、私の四人の娘たち
三月末に生まれた、末妹の弥生。
桜が咲こうというこの季節に生まれた末娘に、父はどんな思いで、『弥生』という名を付けたのでしょう。
幸せに、本当に幸せに…。
亡き父の分まで、祈っています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/03/d20080324a.html
今日からは、北海道!!!
2008-03-24
夜明け前 大地山頂付近より、初雪山 08.3.9
末妹の結婚式で、昨夜は遅くに帰宅。
三番目の妹家族が、結婚式に出席の為東京から来て我が家に泊まっていました。2泊。
そんなこんなのドタバタの中、今朝の飛行機で北海道へ。
札幌での講演会に、行って来ます。
忙しいデス。。。
では、また帰ってから!!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/03/d20080324b.html
北海道での講演会、無事(…?)終了
2008-03-29
講演会にて 08.3.25 photo by Sanae.S
北海道から、27日に無事戻りました。
今回の北海道行きと講演会は、札幌に本社がある「りんゆう観光」さんから声を掛けて戴き実現したものです。
25日当日は、札幌にあるりんゆう観光本社ホールに、市内を中心に定員の100名を上回る大勢の方が集まって下さいました。
「北アルプス最北の山からのメッセージ」ということで、山小屋の暮らしから見た諸々をお話させて頂きました。また、朝日岳周辺のお花を紹介したDVDも見て頂きました。
北海道の方が、本州の北アルプスを訪れるチャンスはそんなにあるものではないと思います。旅費も日数も、相当掛かります。
朝日岳へも、1シーズンに北海道からいらっしゃる登山者の方は、個人で10人以下、ツアーでも1〜2グループもあるでしょうか。
それほど、北海道は遠いのですね。
そんな条件の中でも今回の聴衆の皆さんは、北アルプスの小さな山小屋管理人の私の拙い話に、とても熱心に耳を傾けて下さいました。本当に有難うございました。
上手く話せたかどうか、は…結構??ですが(苦笑)。
話したいことがいっぱいあって、話があっちに飛んだり、こっちに脱線したり。(…いつものことか…)
分かりやすく話せたかどうか、想いが伝わったかどうかは、かなり疑問ですが、でも『笑顔だけ』はいっぱいだったように思うので、それに免じてご容赦願うことに。
なかなか来れない北海道の皆さんにお会いできて、少しは北アルプスの風や空気を感じて頂くことが出来たならば、幸いです。
またいつの日か、朝日岳で朝日小屋でお会い出来ることをお待ちしております。
上の写真は、A新聞に載った写真。シモちゃんが、可愛く撮ってくれました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/03/d20080330a.html
何故、お誘いを受けたか、講演会を了承したか
2008-03-29
講演会の始まる前 りんゆうホールにて 08.3.25 photo by 自ら
「りんゆう観光」さんのツアーは、昨夏初めて白馬岳から朝日岳への縦走を計画されて、7月中旬に朝日小屋に宿泊されました。それほど人数は多くなく、10数人だったでしょうか。
今まで白馬岳までは何度となくいらっしゃったらしいのですが、とにかく朝日岳は初めてだったそうです。
当日は、雨が降る生憎のお天気でした。
それほど混雑した日ではありませんでしたが、雨具を着た登山者の皆さんで、玄関先などは少々バタバタしていたかもしれません。
ツアーに同行された専務さんの話では、その時の朝日小屋の対応が良くてとても印象に残ったということで、今回の私への講演依頼に繋がったという事でした。
でも、私や小屋の側にしてみれば、肌寒い気候の日に雨でびっしょり濡れてお客様がいらっしゃれば、玄関先に古毛布を敷いたりストーブを点けて衣服を乾かしたり暖を取ってもらったりというのは、小屋としては当たり前のことなのです。
逆に私の側からすれば、当日同行されたガイドさんがとても信頼のおける方だったので、「朝日岳にこのガイドを連れてくるようなツアーは、凄いんじゃない!」ということで、好印象を持ったというのが正直なところでしょうか。
誤解されては困るのですが、朝日小屋は、決して大手のツアーだからとか、個人のお客様だからとか、単独行だからとか、そのような様々な要件で、部屋割りだとか食事に差を付けるということはありません。
ただ、ツアー各社に関して言わせて頂ければ、添乗員さんやガイドさんの資質といいますか、いろいろな面で「えっ!?」というようなツアーも、時にはあるのかなぁと感じることもあります。
そんな中で、昨夏のそのツアーに同行されたガイドさんは、富山県内でも「ピカ一!」であろうと思われるガイドさんでした。
「このガイドが案内するんだったら…」という安心感や信頼感が、ツアー会社にも山小屋にも生まれて、それがツアー参加の登山者の皆さんにも伝わってくるような、そんな雰囲気の登山ツアーもあるのです。
そんな中りんゆう観光さんから講演のお話を受けたのですが、今思えば、私がどんな人間なのか、どんな話をするのかも分からないまま、よくぞ北海道まで経費を掛けて呼んで下さったと思うこと、しきりデス。
それにしても…、呼んで頂いて、本当に有難うございました!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/03/d20080330b.html
シモちゃん、北海道でも元気!!
2008-03-30
ホテルにお迎えに来てくれた、シモちゃん 08.3.24
全国紙・A新聞の記者、シモちゃん。
昨夏まで2年半を、富山支局に勤務しましたが、昨年9月に北海道札幌支局に転勤になったのです。
前泊の24日は、そのシモちゃんと夕食を一緒に。そして翌日は、私の講演会を取材に来てくれました。
富山県に勤務していた2年前、ホントに突然電話が掛かってきて「取材したいんですけど!」。
ちょうど小屋開け前日で“超”ドタバタの中(私は右足骨折で松葉杖だったし!)、ヘリコプターの荷揚げ準備の取材に来た彼女でしたが、その後、ナンダカンダと朝日小屋関係者との交流を深めつつ、朝日岳はじめ山の世界にもハマッていったのでした。
みんなとも山とも仲良くしたいと、まだまだ富山に未練を残しつつ“北海道の人”となった彼女でしたが、異動から半年経ってようやくエンジン全開となりつつある様子でした。
上の写真は、私の宿泊先の高級ホテルへ「お迎え」に来てくれたシモちゃん。
「今日は、ゆかりさんに会うからおしゃれして来たつもりデス」と言いつつ、いつもザックを背負っていると言うから、やっぱりシモちゃんだぁ〜!!!
北海道の皆さん、何処かで仕事している彼女を見つけたら、声を掛けてやってくださいね。宜しくお願いします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2008/03/d20080330c.html