北アルプス 朝日小屋

朝日小屋 TEL 080-2962-4639(衛星電話)
北又小屋 TEL 0765-84-8809
開設期間外 朝日小屋連絡所
 〒939-0711 富山県下新川郡朝日町笹川 清水ゆかり
 TEL & FAX 0765-83-2318

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ちょっと、意地悪な雨でしたが・・・

2008-07-01

雨の日の翌日、見事な夕焼け   08.6.30の画像

雨の日の翌日、見事な夕焼け   08.6.30

 6月29日は、本当に登山者の皆さんには申し訳ないような悪天候になってしまいました。

 私が入山して来てから2週間、梅雨入りしてからも初めてというような、本格的な大雨の日。

 一日違いで、6月30日は、青空も見える最高のお天気となり、何だか申し訳ないような…。

 参加者の皆さんは雨の中、とても大変だったと思いますが、またぜひお出で下さいますよう、お待ちしております。

そして、今日の夕焼け

2008-07-01

そして、今日の夕焼け  初雪山と犬ヶ岳をシルエットにして の画像

そして、今日の夕焼け  初雪山と犬ヶ岳をシルエットにして 

 いつ見ても、同じ茜色のように見えても…。

 山で見る夕焼けの、素敵なこと…。

 明日も、ガンバロウッと…。

夏の初め

2008-07-02

今朝、5時前の朝日平   の画像

今朝、5時前の朝日平   

 朝一番の「日記」になりました。

 ただ今の時刻、午前5時20分。

 外は、ひんやりとした早朝の空気が満ちています。

 朝日平の池塘には雪融けの水が溜まっているのですが、今朝は薄氷が張りました。

 夏なのに、寒いわけです…。
 未だ、始まったばかりの、夏…。

チングルマが…

2008-07-02

本当に、可愛らしい花たちがの画像

本当に、可愛らしい花たちが

 雪融けの後から、ようやく花たちが次々と咲き始めました。

 ハクサンコザクラに続いては、チングルマが可愛らしい花を見せてくれます。

 夏の盛りには、朝日平を一面、彩ってくれるでしょう。

帰って来ました!!!

2008-07-15

ヘリコプターから見た朝日小屋   08.7.13の画像

ヘリコプターから見た朝日小屋   08.7.13

 3日に下山して、約10日ほど里にいました。
 荷揚げ物資の調達やその他所用に“奔走!”しておりました。

 12日に予定していた今シーズン2回目の荷揚げは、天候の関係で1日延びてしまいましたが、それでも13日の早朝からは、大量の荷物がヘリコプターによって無事に朝日小屋に運び込まれ、少しホッとしているところです。

 里にいる間は、買出しはもちろんのこと、用事その他いろいろ“大変!”でしたが、小屋に戻り「本来の姿」に戻りつつある私です。

 今週末の3連休を前に、小屋の中を片付けてお客様をお迎えする準備に当るのはもちろんのこと、登山道の点検と整備も重点に仕事を進めていかなくてはいけません。

 “超!忙しい!!”シーズン最盛期の毎日が、やって来ます。
 ガンバルゾぉ〜〜!!!

大量の荷物も…

2008-07-15

山小屋には欠かせない、ヘリコプターでの物資輸送   08.7.3   の画像

山小屋には欠かせない、ヘリコプターでの物資輸送   08.7.3   

 今回の荷揚げ。
 
 “小さな山小屋”である朝日小屋にとっては、シーズン中に2回か、あっても3回しかない荷揚げです。
 特に、シーズン最盛期を前にしたこの時期の荷揚げでは、大量の物資が一時に小屋に運ばれます。
 
 その量、約7トンから8トン…。

 「誰が、こんなに飲むの!?」と思うようなアルコール類(もちろん、お客様への売り物中心)や、大量の野菜類(ジャガイモは25箱ほど、その他諸々)、そして肉じゃがやから揚げに使う牛肉や豚肉など(肉だけで100キロを超える!)。

 『手作り』が“ウリ”の朝日小屋。
 山旅の疲れを取って頂くためには、ぜひ美味しいご飯を提供したい、快適に過ごして頂きたい、という思いが、たくさんの物資の中に籠められています。

 この8トン近くにもなる大量の物資も、今回は大勢の皆さんが協力して下さり、荷揚げ作業が全般にスムーズに、順調に仕事が進みました。

 ご協力頂いた、夏山事前パトロールの皆さんはじめ、「保勝会」「エプロン部隊」「ゆかり応援団」の皆さん、本当に有難うございました!!

12日の夕方には…

2008-07-15

大勢の皆さんの力で!!   08.7.12の画像

大勢の皆さんの力で!!   08.7.12

 11日は、朝から物資を北又へリポートに移動して、モッコの準備。

 フライト予定の12日は、早朝から大勢の関係者が北又に集合して準備をしていました。

 しかし、時折陽が射して青空が見えるものの、結構厚い雲が掛かっていました。夕方まで待ったものの、結局12日は飛べませんでした。

 そうなると、心配なのは「冷凍モノ」。特に、肉類や練り製品などは、気になります。

 そこで、夕方になり急遽、「ドライアイス」を『再投入』することに…。

 富山市内の業者さんが、ドライアイスを集めて黒部まで運んで下さいました。それを板さんが受け取って、北又まで運んでくれました。

 夕方になって、縛ってあるモッコを解き、発泡スチロールのガムテープを全部剥ぐって、ドライアイスを足しました。

 大勢の皆さんの協力のお陰、本当に有難いです。