「負釣山」山頂から、白馬岳・旭岳・清水岳
2001-11-09

夕闇が迫る時間帯だったので、山の影が映ってちょっとわかりにくい写真になってしまいましたが、すでに真っ白い雪にすっぽり覆われた3,000M近い山々です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/11/d20011109b.html
2001-11-09
夕闇が迫る時間帯だったので、山の影が映ってちょっとわかりにくい写真になってしまいましたが、すでに真っ白い雪にすっぽり覆われた3,000M近い山々です。
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2001-11-09
photo by 自動シャッター
誰もいない山頂で、一人でデジカメに向かって「ニヤ…」と笑っているのは、何だか可笑しい
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/11/d20011109c.html
2001-11-11
健闘した駅伝の参加メンバーと関係者で、笑顔の記念撮影
雲ひとつ無い秋晴れの今日、朝日町民駅伝大会が開催されました。ヒスイ海岸のオートキャンプ場を出発し総合体育館まで、各町内を周る6区間のコースに町内「足自慢」の精鋭達が大集合です。
ナントその大会に、我が「朝日岳方面遭難対策協議会」のメンバーが今年も(4回目)出場することになり、今日の私は応援団で頑張りました。急遽駆けつけた応援団は、県警山岳警備隊古崎隊員のファミリー、写真家の増村征夫さん、週末従業員の由紀子さん、カズキ、他の皆さんです。
そして、朝日岳での勝負なら負けないが、下界での走力の実力は殆ど未知数という出場メンバーは、花の1区にはナント哲也(!)、2区は広田和徳、3区は古崎富裕、4区は坂本秀、5区は清水直樹、そしてアンカーは救助隊副隊長の広田隆夫、いつもお世話になっている救助隊の皆さんです。
ちなみに遭対協事務局の坂口弘文さんは役場チームの2区から出場し、救助隊員のnyamaさんは商工会青年部から、夏に短期アルバイトに来てくれたトシちゃんは境地区からエントリーし、それぞれ1区を走りました。
1区を任された哲也は、「山を歩く」のは本当に速い!!…あの驚くほど速足の梅さんに真剣に付いて歩けるのは、今年のアルバイトの中では多分哲也だけ。小屋閉め直前の遭難騒ぎの時でも、その2人だから白高地沢まで通常のコースタイムの半分以下で往復しています。その力が駅伝にも発揮できるか!?
午前11時スタート、それぞれ2〜4kの各コースに挑みました。
哲也はスタートが近付くにつれ、緊張の面持ち。昨夜は古崎さんのお宅に泊めてもらっていたのですが、「飲みすぎたらダメだよ」という忠告がちゃんと守られたかどうか、かなり心配…(笑)
勢い良く飛び出した哲也、後から車で追いかけましたが、かなり頑張っている様子。練習もしていないのに、実力者揃いの中で大健闘です。ところが…、タスキを渡すまであと100M程の地点で待っていたのですが、「哲也〜、頑張れ〜!!もう少しーー」と声を掛けたとたん、ナンダカ急に失速…、と心配している内にどうにか2区の広田和徳選手に繋ぐことが出来ました。
頑張りすぎたのかしら、大丈夫かしら…でも○○。やっぱり最後は昨夜のお酒の影響が出たかな?(笑)しかしそれでも、クラブチーム対抗の部(中学生の部活チームを含む)での哲也の成績は19人中5位。
その他のメンバーの奮闘・健闘ぶりは、哲也以上でした。
他の4人は30代、そしてアンカーの広田副隊長に至っては50代。昔はスリムだったであろう皆さんの身体も今はかなり重そうでしたが、それでも実力者の古崎隊員はじめ全員の頑張りで、完走はもちろん、順位もまあまあでした。
そして「駅伝・マラソン見るの大好き!」の由紀子さんや私をはじめ、他のメンバーも車で各町内を周り大きな声を掛けて応援しました。
町内の皆さんが大勢沿道で応援する中、「朝日岳方面遭難対策協議会」の実力を充分に発揮され、本当に楽しく素晴らしい大会でした。…シーズンオフも訓練を欠かさない救助隊の皆さん、来シーズンもどうぞ宜しくお願いしますネ。感動を有り難う!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/11/d20011111a.html
2001-11-11
2区の広田選手へ、中継所直前で奮闘する哲也(右)。
かなり苦しそうですが、頑張れ!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/11/d20011111b.html
2001-11-11
県警山岳警備隊隊員の古崎さん
「なないろKAM」前の中継所まであと50M、猛ダッシュ!!
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2001-11-11
長かった…感動のゴール!!
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2001-11-11
一番左端が「トシちゃん」、15番は髭の「nyamaさん」
そして左から5人目が「哲也」
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2001-11-12
スライドを使って写真教室で講演された増村さん
11月10日(土)の夜、小川温泉元湯で写真家・増村征夫さんの「身近な自然を撮影する」と題した写真教室が開かれました。
この日記の中でも何度か増村さんのことをご紹介しています。4月には「安曇野ちひろ美術館」を案内して頂きましたとか、8月には「照葉の池」までご一緒しましたとか、その後「増村流ゆっくり歩き」に目覚めましたとか(笑)。そして、今年の山開き登山会に参加された皆さんは、「夕べの集い」で上映された白馬連峰の花たちや安曇野の星空のことを良く覚えていらっしゃるでしょう。
増村征夫さんは、1944年大分県生まれ。71年に初めて訪れた安曇野に魅せられ、81年に移住。安曇野を中心に信州や北アルプスの自然を撮り続けておいでになります。82年に登った白馬岳で高山植物の素晴らしさに心惹かれ、以後ずっと白馬連峰に通い続けて20年近く、そして前管理人の下澤三郎と深く親交があり毎年朝日岳にも通っていらっしゃいます。
当日は、素敵なBGMが流れる中スライドを使いながら、身近な自然を見ること、そして写真に撮ることについて丁寧にお話して下さいました。何気ない身の周りの自然が、よくよく観察して写真に撮ると、見えたままに感動的に表現される時もあれば、レンズを通して全く違って映し出される時もあると教えて頂きました。
増村さんが撮影される安曇野は、どれも花や山や豊かな自然が本当に素晴らしく映っているのですが、「星が降る里」をテーマにした作品の数々は、上手く言葉に表現できないのがもどかしいくらい…、本当に素敵です。
「写真を撮ること」は、作品的技術的に完成に近付くことももちろんですが、わくわくドキドキするような「心が動く」瞬間があって、そんな自分の感性を大切に出来るから、奥が深く引き込まれる魅力があるのかもしれませんね。
がっしりした体格、髭をたくわえた風貌からはとても想像出来ないかもしれませんが(失礼!)、とても優しいそのお人柄が十分に出ている写真や著書など作品の数々を、ぜひ多くの皆さんに見ていただきたいし、また写真と同時に、そこに添えられたひと言ひと言の言葉をとても大切にされている点にも注目していただきたいと思います。
今回の企画は、3月の「下澤三郎を偲ぶ会」で増村さんと大蓮華山保勝会の役員の方々が話をされた事がきっかけで実現しました。…「人と人との出逢い、そして繋がり」。父が大切にしてきたそれが、またひとつ此処にもあったようです。
※ 「北アルプス自然写真展」が、小川温泉元湯・ホテルおがわ・ロビーにて開催されています。
ぜひご覧ください。 〜12月9日まで
※ 増村征夫さんの写真展・「星降る安曇野」が開催されています。よろしかったら、出掛けてみられませんか。。。
増村征夫写真展 『 星降る安曇野 』
ところ 「安曇野ちひろ美術館」 長野県北安曇郡松川村
展示期間 〜11月30日まで (休館日・水曜日)
「宇宙への息づかいを感じながら」
安曇野は街の灯が少ないので、星空がとても綺麗です。撮影しながら星空を眺めているのですが、日常とは違う体験をします。たとえば、青白い星や赤い星がまたたく様子を見ているうちに、かすかに広大な宇宙の息づかいを感じ、自分がその星空へ吸い込まれていくような感覚に陥ったことがあります。そのようなときに撮影した、安曇野の星空の写真を展示いたします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2001/11/d20011112a.html