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またまた「ヤマケイ」に…
2002-04-25
昨年、小屋開け直後の朝日平の様子 01.6.16
(決して私は某出版社の回し者ではありませんが)
4月20日発売の「ヤマケイJOY・special(増刊)」は、『全国山小屋完全カタログ』と銘打って北ア・南アを中心とした全国の山小屋のいろいろを掲載しています。
ハガキでのアンケートにも答えていましたので、気にはなっていましたが、てらちゃんから「ゆかりさん、見ましたよ。写真がとってもゆかりさんらしくて良かったです。でもアンケートにはいろいろ答え過ぎ!?」と早速電話が入ったので、昨日書店で現物をチェックしました。
私の写真は、モノクロでしたがそれなり…顔の黒さがあまり目立たなかったので、○(!?)
アンケートにはバカ正直に答え過ぎたかしら?…初恋の時期や相手の印象についての質問にも、聞かれたので「とっても素直に」答えてしまいました(笑)。蝶ヶ岳ヒュッテの中村圭子さんみたいに「ひ・み・つ」と書いておけば、何やら雰囲気があって良かったかなぁ…。
ただし、朝日小屋自慢の手作りを中心としたお食事や、とても食べ易かったと評判のお弁当が、写真入りで掲載されていなかったのは少々残念でした。また、沢山のお客様が「自分の家の布団よりも立派だ」と褒めてくださるお布団も載せてありませんでした。多分、昨シーズン中に企画が出来ていなくて、全部の山小屋をきちんと取材しなかったのだと思います。片手落ちだなぁ。。。
まあいいか、写真よりも実物!!…夕食も朝食も、お弁当も、そして朝日小屋名物の真っ黒い顔をした女性管理人も、小屋にやって来た人だけが楽しめる(!?)ということで、今シーズンのお楽しみにしておいて下さいネ(笑)。
今回も気になる方は、立ち読みでもどうぞ。ちなみに、私の素顔写真はp40に載っています
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/04/d20020425b.html
今から出掛けます。暫く日記はお休み
2002-04-26
初雪山のブナの林 朝陽に輝いて 02.4.14
今から、犬ヶ岳の山行に行きます。
夜勤明けで参加の方もいらっしゃるので、今日はゆっくり白鳥山まで。坂田峠を正午頃に出発する予定です。
ワクワクよりも、荷物の大きさと重さに(大した事はないのですが)少々ドキドキ…。金時坂の登りを考えるとちょっと不安ですが、頑張ってきます。
暫く日記はお休みしますが、皆さんも連休を大いに楽しんで下さい。帰ってからの日記をお楽しみに。
では、行って来ます。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/04/d20020426a.html
行って来ました!! …犬ヶ岳・黒岩平、立山室堂山荘、そして剱御前小舎へ
2002-05-07
朝陽に輝く剱岳 剱御前小舎前から 02.05.06
ただいま〜!!
4月末から続いた連休、バタバタしましたがやっと帰って来ました。「管理人日記」も長い間お休みしてしまい、留守の間に「寂しいです。。。」というメールも頂きましたが、今日からまた再開します。
4月26日から29日まで、白鳥山〜栂海山荘〜犬ヶ岳〜黒岩平まで行って来ました。30日夜には「朝日岳方面遭難対策協議会」の総会があり、5月1日は亡父の法事の準備や雑用を片付け、連休後半の5月2日からは妹が嫁いでいる立山室堂山荘へ手伝いに行って来ました。そして、…念願かなって好天に誘われて、登って来ました剱御前へ。妹と二人で剱御前小舎にも泊って来ました!
そんなこんなで…、やっと今日から「下界の人」に戻りました(笑)。しかし日記の他にも、掲示板の書き込みは管理人からの返事が遅れています。本当にゴメンなさいね。まだまだ身体と心が「山の上モード」(笑)…パソコンのキーを打つ指もいつものように滑らかとはいかず、頭の中も「雲の上モード」…気合を入れなくっちゃ!
朝日小屋の小屋開けを6月中旬に控えて、これからいよいよ準備が本格的に始まります。あと1ヶ月と少し…、まだまだ他の山や山小屋へ行きたい気持ちもありますが(笑)、昨年の小屋閉いからのシーズンオフの間中の「充電」を大きな力に、今シーズンの幕開けに向けて頑張りたいと思います。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020507a.html
小野 健さんと、栂海新道を支える仲間の皆さん
2002-05-08
小野 健さん、伊藤さん、斎藤さん、小野シゲノブさん、相澤さん、ひとみさん。
そしてケンヤ君と私。
こうした皆さんの影の力、大きな力があるからこそ、栂海新道は「北アルプスから日本海まで」しっかり繋がっているのだと思います。
※写真が沢山あるので、「最新の朝日岳情報」に黒岩平の様子・初雪山の写真など載せておきます。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020508a.html
栂海山荘 02.4.28
2002-05-08
犬ヶ岳山頂から見下ろした、栂海山荘全景
周りがかなりきれいに出ていました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020508b.html
頼もしい若者、ケンヤ君
2002-05-08
小野 健さんから説明を聞くケンヤ君 黒岩山にて 02.4.28
4月27日の夕方、栂海山荘でワイワイと大宴会をしていたのですが、そこへひょっこり現れたのが単独行のケンヤ君。聞けば、親不知の駅に朝9時に着いて、天嶮の入り口まで歩き栂海新道に取り付いたのが午前10時。約8時間を歩き通して、午後6時に栂海山荘に到着しました。
とても礼儀正しく、きりりとした好青年のケンヤ君。「こっちへ来て、一緒にご飯を食べれば?」という小野さんの誘いで早速仲間入りしたのですが、よほどお腹が空いていたのでしょう、まだ大きなお鍋に半分はあったすき焼きの後の「うどん」を、ペロリと平らげました。スラリとしたその姿に似合わず、またその食べっぷりも豪快で気持ちが良いくらいでした。
小野さんに翌日の行程を相談し注意点などを詳しく聞いて、朝日岳を越えて、雪倉岳、三国境へと向かう事を決めたようで、翌日は黒岩平まで同行する事になりました。(足の遅い私は、彼の事を考えると心配でしたが)
一旦入った大学を中退し、今は松本のS大学医学部に通ってお医者様を目指していると言う、なかなか頼もしい好青年でした。「朝日小屋のアルバイトに来ない?」と誘ってみましたが、他の山も歩きたいのかOKは貰えませんでしたが、今度必ず遊びに来ますと約束してくれました。
小野 健さんも若い日の自分の姿に重ねていらっしゃったのか、単独行の若者をいつまでも目を細めて眺めておいででした。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020508c.html
栂海山荘から 02.4.29
2002-05-08
白鳥山方向を見る
このGW後半で、もっと雪融けが進んでいるはずです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020508d.html
お手伝いに行って来ました、立山室堂山荘
2002-05-09
雪の立山をバックに、立山室堂山荘 02.5.2
栂海新道から帰って、GW後半は立山室堂山荘へお手伝いに。
さすが春の立山、スキーヤーにボーダー、そしてスニーカーのアベックにスカート姿のオバサマまで、いろいろな方達が訪れていました。
室堂山荘も満員になるというので助っ人に借り出されたわけですが、久し振りの「仕事」は、楽しいながらも、朝日小屋のような本当の意味での山小屋ではないのでかなり勝手も違い結構ウロウロ(笑)…“てらちゃん状態”でした!!
宿泊されていたお客様も、もちろん観光目的の方をはじめ、ツアーのボーダー・スキーヤーの皆さんなど様々。お昼も、ひっきりなしに喫茶コーナーや昼食の注文があって大変です。
妹はというと、毎日「エンジン・パワー全開」(!?)…我が身内ながら、あれは体力と気力の勝負だなぁ、とつくづく感心しました。まだまだこの後も修学旅行や団体さんがあって、そのまま夏の最盛期に突入するというのですから、身体に気を付けて頑張って欲しいと思います。
立山室堂山荘は、今年お風呂を全面改築しています。夏からは使えるようになるそうですが、女性用は2階展望浴場になるとか。大きくきれいになって、山が見えるというので期待できそうです。またバスのターミナルから近く、雄山登頂にも便利です。そして隣接する『日本最古の山小屋・立山室堂』は、国の重要文化財に指定されています。立山へおいでの折には、ぜひお立ち寄り下さい。…PRでした。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020509a.html