日本海の夜明け
2003-05-30
静かに揺らぐ波が、刻々とその色を変えていく様がとてもステキでした。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030530b.html
2003-05-30
静かに揺らぐ波が、刻々とその色を変えていく様がとてもステキでした。
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2003-05-30
小屋開けまで20日足らずとなって何だかドタバタしています、と言いつつ、「せっかく海に出たのだから、釣りをしましょう!」という長野屋さんの公博さんの勧めで、森下さんと2人「イカ釣り」に初挑戦!!
公博さんには「昨日(28日)までは、イルカが沢山いて全然魚が寄って来なかった」と言われたのですが、素人の私たちのことを思ってくれたのか、イルカは現れず、初めてにしては調子よく結構釣れました。
「忙中閑あり」…見てください、この嬉しそうな顔!
でも、これでまた今日から頑張ろうという気になれました!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030530c.html
2003-05-30
正真正銘「獲れたて、日本海のスルメイカ」 03.5.29
船から上がった後、長野屋さんで獲れたてのイカを刺し身にしてもらい、食べさせて頂きました。
もう、その味といったら…言葉では到底表すことはできません。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030530d.html
2003-05-31
いよいよ明日から6月ですね。
2月、3月、そして4月初めと、あんなに鬱々としていた自分がウソのようです。
今日は朝から富山市内へ買出しに出掛けました。でも、気力も体力も充実!(笑)
一日中あちこち何軒もお店を廻っても、前回のように「疲れましたぁ。。」ということはありません。
「ホントにもう!早いうちから準備をしておけばいいのに!」
と、自分自身思いつつ反省しつつ(去年も一昨年もそうだった・苦笑)、あと2週間後に迫った小屋開けに向けて頑張っています!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030531a.html
2003-05-31
夕食を終え2階に上がって部屋から山を眺めてみると、夕焼けに染まった朝日岳、そして夕陽に反射してキラキラ銀色に輝いている朝日小屋を見つけて、慌ててデジカメを持って外に飛び出しました。
小さい写真なのでかなり分かり難いかもしれませんが、朝日岳と前朝日岳の鞍部にポツンと白く見える部分があります。ビックリするくらい、キラキラピカピカと光って見えましたョ。
今日で5月も終わり。
5月に入っても、そしてここ最近も、ずっと好天が続いていますので、山の雪融けはかなり急ピッチで進んでいるように思われます。
何だかヘンなのですが(笑)、ドキドキして来ました、私…。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030531b.html
2003-06-02
小川温泉元湯・薬師堂にて 03.6.1
1日(日)、朝日町湯ノ瀬の小川温泉元湯薬師堂において、関係者多数が参列して『町道湯ノ瀬〜北又線・安全祈願祭』が行われました。
安全祈願祭は、昭和55年当時林道だった同線でのトラック転落事故をきっかけにして、山開きを前にした毎年6月初めに、シーズン中の町道の安全と朝日岳方面の山岳遭難の無事故を願って、大蓮華山保勝会が開いているものです。
当日は、入善警察署、県警山岳警備隊、朝日町役場、その他関係機関からの来賓各位の他、大蓮華山保勝会の会員の皆さんが多数参列し、仏式で事故や遭難で亡くなった方々の冥福を祈るとともに、山開きを前に気持ちも新たに今シーズンの無事故を誓い合いました。
その町道湯ノ瀬〜北又線も、今年は雪の影響による道路の寸断や路肩の崩壊も少なく、1日現在順調に除雪及び整備が進んでいるとのことです。
この「安全祈願祭」を無事に終え、いよいよ15日には朝日小屋が「小屋開け」します。その後22日には大蓮華山保勝会会員の手による登山道の整備や草刈り、そして28〜29日の「山開き登山会」を経て、本格的な今シーズンの幕開けとなります。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/06/d20030602a.html
2003-06-02
昨日、昨年「週末従業員・見習い」と称していたひろみさん(多分今年は格上げになるのでは?)と、いろいろ話していたのですが…。
ここのところ、ナゼか、美枝さんや由起子さんそしてひろみさんと、シーズン中の毎週末に小屋にお手伝いに来てくださる皆さんが、小屋開けが近付いて、私以上に段々とソワソワしてきている様子がびんびんと伝わってきて、何だかとてもヘンなんです(笑)。
皆さん、私以上に小屋開けを心配してくれて、そして身体も使っていろいろお手伝いしてくださいます。
ヘリコプターの荷揚げを前に、仕事はそれこそ「山ほど」あります。買出しに行って来ても、それ等細かい商品を仕分したり割れないように包んだりダンボールに梱包したり…etc。
そんな仕事を私一人でやっていては、それはそれは大変!!…そこで皆さんが自分のことのように手伝いにやって来てくれます。
由起子さんなんか、一年中朝日小屋のために生活しているようなモノ!?(笑)…だって、シーズンオフには朝日岳に登る為に身体を鍛え、シーズンが近付けば物心両面からのサポート、そしてシーズンに入れば毎週末朝日小屋に通い続けてくれるのですから。
いつもいつも思うのですが、あの恵振山の急登を登るだけでも大変なことなのに、小屋に着いてすぐさまいろいろとお手伝いをしてくれる、そんな“助っ人”の皆さんの「あったかい気持ち」が小屋や私を支えてくれているんだなぁと思います。
もちろん、週末従業員の皆さんだけではありません。本当に沢山の皆さんの、いろいろな力や支えがあってこそガンバれるんだな、とつくづく感じています。
ひろみさん曰く、「何だか、ソワソワしてくるのよねぇ。オカシイのよねぇ。」…(爆笑)
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/06/d20030602b.html
2003-06-03
恵振山にて 03.5.20
掲示板に、あかねちゃんからの心のこもった書き込みがありました。
カナダにいる慎ちゃんから、近況を知らせる報告や朝日小屋に寄せる想いを綴った文章もありました。
「仁穂の涙」の高校生・ヒトホから、葉書きが送られて来ました。去年山小屋で学んだことを学校生活に生かしていることや、今年もアルバイトに来たいとの内容が綴られていて、「気合を入れ直して頑張りますので…」とのナントも健気な文面が。
ヒトホと一緒に来ていたミッチーは、今年の夏は自転車での日本一周を計画している為、アルバイトには来られないけれど富山を通ったら必ず登って来ますとのメッセージ。
さやかは、今週初めから只今教育実習の真っ最中で、地元の中学校で教壇に立って奮闘しているはず。自分の夢に向かって悔いのない毎日を送ってほしいものです。
少々頼りなくて(失礼!)、小屋のアルバイトは1年目で絶対に“リタイア”するだろうと誰もが思った祥慈は、2年目をそれなりにクリアして(笑)ビックリするほど成長し、今年は山開きにも登ってくるとのこと。大学が休みになる8月からは3年目のアルバイトに来ることが確実に。
そして、山を下りた後に就職して頑張っている優ちゃん。就職活動に向けて一生懸命の大学生・由衣ちゃん。最上級生として奮闘中の陽子ちゃんや鮎美ちゃん。
それから、“卒業組み”のヒーシーや裕子ちゃん、そして拓郎。“就職浪人”中のミッケちゃん。
元・蓮華温泉アルバイトの千晶ちゃんは、山開き登山会にお友達を誘って参加してくれます。いつも朝日小屋のホームページをチェック、書き込みもしてくれています。
そしてじっきー、先週の日曜日にはわざわざ上野の松坂屋へ出掛けて、白馬館の若林さんや阿曾原の佐々木さんに会い、「山開きに来る為の」パワーを蓄積しているらしい。
てらちゃん。時々ポツンと電話をかけて来てくれますが、就職して1年以上が経ち、社会人としての生活にもようやく慣れてきたようです。今年も夏の休暇は殆ど朝日小屋のために空けてあるとか。まるで私に怒られに来るようなものなのに、それでもいいのかしら?(笑)
ずっと“音信不通”だった哲也からは、去年のアルバイトのみんなや若者たちにメールが回り「山開きで会いましょう!」のメッセージが届いたそうです。本人も元気そうで、山開きにはどうやら顔が見られるらしい。
そして孝太。今年は彼を中心にして、朝日小屋はみんなのチームワークでガンバります。15日の入山を前に、12日には来富の予定の孝太。3年目の今年も、昨年以上に張り切ってくれることでしょう。
週末従業員の皆さんだけではなく、みんながドキドキワクワクし始めた小屋開けが近付いて来ました。
アルバイトをしている間は、精神的にも肉体的にもとてもハードな中で、私に怒られたり、叱られたり…。
去年もいろいろありました。私の「プチ家出」もあって、雨の中みんなに心配やら迷惑をかけたなんてバカなこともありました。
それでも、みんな元気で朝日小屋に顔を見せてくれる。とても不思議です。そして、そんな若い子たちに囲まれて、なんて私は幸せなのでしょうか。
今年もどんな出会いがあって、どんなシーンが待っていることやら。
若いみんなに助けられ支えられて、私もガンバロウと思います。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/06/d20030603a.html